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【魔王軍ノベルス2】魔王様、音楽革命隊は、異世界を征服できるの?第2話

    魔王軍AIラノベ版です。
    ( ※この記事はフィクションです。)
    トトさんの「一行から始まる物語プロンプト」
    を利用させていただいてます。
    この記事の挿絵および、TOPサムネイルも
    同じプロンプトにより
    作成されたものを改変して使用しています。

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    第二話 魔王軍、初めての営業ライブです。

     翌朝。

     魔王城の作戦会議室に、一枚の地図が広げられていた。

     その中央には、昨日の街が赤い丸で囲まれている。

     ミキは地図を覗き込みながら、腕を組んだ。

    「ここ、昨日のライブ会場ね」

    「そうだ」

     ノアは椅子に座り、地図の端を指で押さえている。

    「そして、その隣にあるのが次の目的地だ」

    「おお!」

     ミキの目が輝いた。

    「もう次の街に行くの?」

    「違う」

    「え?」

    「向こうから来た」

    「……誰が?」

     ノアは机の上に置かれた手紙を指差した。

    「昨日の街の商人だ」

     ミキが手紙を開く。

     そこには、少し乱れた文字でこう書かれていた。

    ――魔王軍音楽革命隊殿。

    ――昨日の演奏、大変楽しませてもらいました。

    ――ぜひ我が街でも演奏をお願いしたく、正式に依頼いたします。

     ミキは読み終えると、顔を上げた。

    「……営業ライブだ」

    「そうなるな」

    「魔王軍に営業依頼が来た!」

    「だから声が大きい」

     ミーノ参謀は別の書類を取り出した。

    「さらに、依頼条件があります」

    「条件?」

    「演奏時間は二時間。会場は街の中央広場。終了後、物販も可能」

    「物販!」

     ミキが立ち上がった。

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    「音楽革命隊のグッズを作ろう!」

    「まだ何も作っていません」

    「じゃあ作ろう!」

    「何を?」

    「……魔王軍の旗とか?」

     ノアが眉をひそめた。

    「それを物販にするのか?」

    「売れるかもしれない」

    「魔王軍の旗を一般人に売るな」

    「じゃあ、Tシャツ」

    「もっと普通になったな」

    「ベースピック」

    「それなら分かる」

    「魔王様の顔入り」

    「やめろ」

    「売れるよ」

    「やめろ」

    「絶対売れる」

    「絶対にやめるのだ」

     会議室に笑い声が起こった。

     ノアは深く息を吐いた。

    「……ともかく」

     地図へ視線を戻す。

    「今回は、こちらから攻め込むわけではない」

    「うん」

    「招かれているのだ」

    「うん」

    「つまり、失敗すれば恥をかく…」

    「うん」

    「分かっているのか?」

     ミキはベースケースを叩いた。

    「だから面白いんじゃん」

     数時間後。

     音楽革命隊は街へ向かっていた。

     今回は前回と違う。

     街の入口には、すでに人が集まっている。

    「来たぞ!」

    「魔王軍だ!」

    「音楽革命隊!」

    「本当に来た!」

     ミキは歩きながら手を振った。

    「こんにちはー!」

    「こんにちは!」

     住民たちが手を振り返す。

     ノアは、その様子を少し離れた場所から見ていた。

    「……変だな」

     ミーノ参謀が隣に立つ。

    「何がでしょう」

    「昨日まで、魔王軍が来れば人は逃げた」

    「はい」

    「今日は、向こうから近づいてくる」

    「はい」

    「たった一回のライブで?」

    「音楽の力、ということでしょう」

     ノアは黙った。

     やがて、小さく呟く。

    「……厄介な武器だな」

    「武器、ですか?」

    「人の心に残るなら、十分に武器だ」

     広場には、すでにステージが組まれていた。

     昨日より大きい。

     客席も広い。

     そして何より、人が多い。

     ミキがステージに上がった瞬間、歓声が上がった。

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    「ミキ!」

    「音楽革命隊!」

    「昨日の曲やって!」

     ミキは驚いた。

    「覚えてるの?」

     観客から声が返ってくる。

    「覚えてる!」

    「ベースの音、すごかった!」

    「今日も頼むぞ!」

     ミキは一瞬だけ黙った。

     それから、嬉しそうに笑った。

    「……よし」

     ベースを構える。

    「じゃあ今日は、昨日より大きな音を出そう!」

     演奏が始まった。

     広場が揺れた。

     人々が手を叩く。

     子どもたちは飛び跳ねる。

     大人たちも笑っている。

     魔王軍の兵士たちは、最初こそ緊張していたが、やがて演奏に合わせて足でリズムを取り始めた。

     ノアはステージの後方で腕を組んでいた。

    「……」

     楽しそうだった。

     だが本人は、決してそうとは認めない。

     曲が終わる。

     歓声が上がる。

    「もう一曲!」

    「アンコール!」

    「魔王軍、最高!」

     ノアが眉を動かした。

    「……最高?」

     ミーノ参謀が頷く。

    「はい」

    「魔王軍が?」

    「はい」

    「そうか」

     ノアは少しだけ胸を張った。

    「当然だ」

    「魔王様」

    「なんだ」

    「今、嬉しそうでしたよ」

    「気のせいだ」

     アンコールが始まった。

     今度はミキが客席へ向かって叫ぶ。

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    「みんな!」

    「おお!」

    「一緒に歌えるかぁ?」

    「歌える!」

    「じゃあ行くぞ〜!」

    「そして、心から魔王様と共にあるのだあ!」

     声が重なる。

     人間も。

     魔族も。

     魔王軍の兵士も。

     街の子どもも。

     酒場の主人も。

     昨日まで互いを警戒していた者たちが、同じリズムに合わせて手を叩いている。

     ノアはそれを黙って見ていた。

     戦場なら、ありえない光景だった。

     敵と味方は分かれる。

     勝つ者と負ける者がいる。

     だが今は違う。

     音楽の前では、誰も勝とうとしていない。

     ただ、一緒に楽しんでいる。

     演奏が終わる。

     大きな拍手が起こった。

     そして、ステージの脇では物販が始まった。

    「ベースピック、一個ください!」

    「はい!」

    「Tシャツも!」

    「ありがとう!」

    「魔王軍の旗は?」

    「それは売ってません!」

     ミキが即答した。

     ところが。

    「えー!」

     客から不満の声が上がる。

    「欲しい!」

    「部屋に飾りたい!」

    「魔王軍の旗、かっこいい!」

     ミキはノアを見る。

     ノアもミキを見る。

    「……」

    「……」

    「魔王様」

    「なんだ」

    「旗、売ろうか」

    「……」

     ノアは空を見上げた。

    「……小さい旗なら許可する」

    「やった!」

     その日の夕方。

     音楽革命隊は、初めての営業ライブを終えた。

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     売上金を数えたミーノ参謀が、目を丸くする。

    「……想定以上です」

    「いくら?」

    「演奏依頼料、物販売上を合わせて――」

     ミーノ参謀が金額を告げた。

     ミキは両手を上げた。

    「大成功!」

     兵士たちから歓声が上がる。

     ノアは売上表を受け取った。

     そこには、数字だけではない。

     最後の欄に、次回出演依頼が並んでいた。

     一件。

     二件。

     三件。

     さらに、その下にも。

    「……これは」

    「次のライブの依頼です」

     ミーノ参謀が答えた。

    「今日の演奏を見た別の街から届いています」

     ノアは紙をめくった。

     次の街。

     その次の街。

     さらに遠くの街。

     まだ行ったことのない場所からも、演奏を求める声が届いている。

     ミキが隣から覗き込んだ。

    「魔王様」

    「なんだ」

    「これってさ」

    「……」

    「征服じゃない?」

     ノアはしばらく黙っていた。

     そして、地図を広げる。

     赤い丸が、ひとつ。

     ふたつ。

     その周囲に、新しい丸が増え始めていた。

    「……まだだ」

    「え?」

    「まだ征服ではない」

    「なんで?」

     ノアは地図を見つめた。

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    「この街も、その街も、自分たちからライブを呼んでいるだけだ」

    「うん」

    「つまり」

     ノアは小さく笑った。

    「まだ、こちらから征服していない」

     ミキの目が輝く。

    「じゃあ――」

    「次は」

     ノアが地図の一番遠い場所を指した。

    「こちらから行く」

    「おお!」

    「音楽革命隊」

    「はい!」

    「次の遠征だ」

     ミキはベースケースを背負った。

    「了解!」

     魔王軍の地図に、新しい目的地が書き込まれた。

     まだ知らない街。

     まだ知らない人々。

     そして、まだ誰も聴いたことのない音楽。

     異世界征服への道は、どうやら軍靴の音ではなく――ベースの低音から始まったらしい。

    ――第二話・完

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    ( 摩貨でのみ購入できます。)

    《続きを読みますか?》

    次回、第3話はこちら‼️

    #魔王軍万歳 🙌


    今回使用した小説作成プロンプトを配布している、トトさんの記事です。⬇️

    トトさんの楽しいプロンプト集です。⬇️


    挿入歌、「魑魅魍魎の世界だ!音楽革命隊 Live ver.6」の歌詞です

    「魑魅魍魎の世界だ!音楽革命隊 Live ver.6」
    作詞/作曲:ミキ・ウェイブ 編曲:魔王軍音楽革命隊


    渦巻いてる 蠢いてる
    魑魅魍魎たちが 奈落へ落ちていく
    ゲロを吐け さらけ出せ
    奥底に溜まった 心の叫び
    脳天爆裂 全天爆裂
    この世界には もう居られない

    ちみちみもーりょう 魑魅魍魎
    ゲロゲロ・ゲーゲー・ゲロ pappa
    ちみちみもーりょう 魑魅魍魎
    爆裂 爆裂 ば・く・は・つ・Bomb

    渦巻いてる うごめいてる
    魑魅魍魎はびこる この世界
    ゲロを吐け さらけ出せ 心の奥から この叫び
    脳天爆裂 全天爆裂 この世界は もうおしまいさ

    ちみちみもーりょう 魑魅魍魎
    ゲロゲロ・ゲーゲー・ゲロ pappa
    ちみちみもーりょう 魑魅魍魎
    爆裂 爆裂 ば・く・は・つ・Bomb

    這いずり回り 食い荒らしてく 偽善のケダモノ
    ブチ撒けろ ブチ撒けろ メッキを剥ぎ取り さらしてやれ
    理性崩壊 お前アホーかい この世界は もう終わってる

    ちみちみもーりょう 魑魅魍魎
    ゲロゲロ・ゲーゲー・ゲロ pappa
    ちみちみもーりょう 魑魅魍魎
    爆裂 爆裂 ば・く・は・つ・Bomb

    右も左も 妖怪変化
    本音を隠した 百鬼夜行
    喰うか喰われるか 絶叫の宴
    狂うなら 突き破れ!

    ちみちみもーりょう 魑魅魍魎
    ゲロゲロ・ゲーゲー・ゲロ pappa
    ちみちみもーりょう 魑魅魍魎
    爆裂 爆裂 ば・く・は・つ・Bomb

    ぶっ壊せ! 魑魅魍魎の世界を!

    歌:ミキ・ウェイブ 演奏:魔王軍音楽革命隊

    「あとがき」

    今回の挿入歌は、ミキ・ウェイブが現世で演奏していた曲ですが、このラノベの前身である、わかモンさんの企画 "秋ラノベ祭り" に参加した記事でもミキ・ウェイブが歌っています。MCを差し替えて新たなライブ仕様にしました。いろいろなライブバージョンを作るのも楽しかったです。

    わかモンさん、小説作品を作るきっかけを頂き、ありがとうがざいました。

    わかモンさんの "秋ラノベ祭り" 参加記事の紹介記事⬇️

    わかモンさんの クリエイターページ⬇️

    今回の【新版:魔王軍音楽革命隊シリーズ】/「魔王様、音楽革命隊は、異世界を征服できるの?」は、秋ラノベ祭りの続きを考えていたところ、トトさんのプロンプトを試してみたら、展開を膨らませて一気に17話まで作成できてしまい、改めて新シリーズとして1話から掲載することにしました。第1〜3話までは微妙に変化してはいますが内容が重なっている感じです。
    挿入歌の準備が出来次第、なるべく続けて記事を上げていきます。
    通りがかりのみなさま、魔王軍のみなさま、どうぞよろしくお願いします。
    魔王ノア様もよろしくお願いします。(度々ご登場いただきます。)

    #魔王軍万歳 ‼️


    第1話はこちら⬇️

    第0話プロローグはこちら⬇️

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    高齢者バンドのBass 担当。 AIバンド"BOOGIE LUNCH"名義で自作曲のAIカヴァーや "WOOGIE LUNCH"名義でAI楽曲などを演奏させてます。 ミキジュリマリの「AI 四コマ付楽曲」、 魔王軍音楽革命隊 AIラノベも始めました。

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