
産後の妻が夫に本当にしてほしかったこと
何をしても怒られる
産後の妻に、何をしても怒られる。
手伝おうとしたら「やり方が違う」。何もしなかったら「なんで気づかない?」。話しかけたら「今無理」。黙ってたら「何考えてるかわからない」。
……正解がない。
検索してみる。「産後 妻 怒る」「産後 夫 何をすれば」。出てくるのは「家事を手伝いましょう」「育児に参加しましょう」。
やってる。やってるんだよ。やってるのに怒られるから検索してるんだよ。
……もしあなたが今その状態にいるなら。
帰ってきて「ただいま」って言ったとき、妻の表情を見て一瞬で空気を読んでないですか。「今日はどっちだろう」って。
ご飯の支度を手伝おうとして「いい」って言われたとき、手の置き場がなくなってないですか。リビングで座ってても落ち着かない。かといって動くと「うろうろしないで」。
……あの頃の夫が、そうだったんだと思う。
本人は何も言わなかった。でも後から聞いたら、「毎日、何が正解かわからなくて頭がずっと回ってた」って。
あなたは悪くない。 妻も悪くない。誰も悪くない。
まず、謝らせてほしい
……先に言っておきたいことがある。
あの頃の私は、理不尽だった。
自分でもわかってた。わかってたのに止められなかった。夫が何をしてくれても「違う」。何も言わなくても「なんで気づかない」。どっちに転んでも怒る。……自分でも「おかしい」と思ってたの。思ってたのに、コントロールできなかった。
夫がどれだけ傷ついてたか。あの頃は見えなかった。自分のことで精一杯で、夫の顔すらちゃんと見てなかった。
……これは言い訳じゃない。言い訳にするつもりもない。
ただ、仕組みがあった。産後の身体と脳で何が起きていたか。それを知ったとき、「ああ、だからああなってたのか」って、自分でやっと理解できた。
産後の妻の身体で何が起きているかは、別の記事に全部書いた。
今日書きたいのは、そっちじゃなくて。
あの頃の私が「本当にしてほしかったこと」。
当時は言えなかった。自分でもわかってなかった。2年経って、やっと言葉にできるようになった。
ここから先は有料にしました。
……正直、書くかどうか迷った。夫の不器用さも、私の理不尽さも、全部さらけ出すことになるから。
でも、あの頃の夫と同じように「何をすればいいかわからない」まま深夜に検索している人がいるなら。
なぜ妻は「してほしい」を言えなかったのか。本当はしてほしかったこと。善意なのに全部ナイフに聞こえてた4つの言葉。やっても何も変わらなかった2ヶ月間のこと。そして、1年半後の夜に起きたこと。
全部書きました。