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    魔王軍入軍

  2026年10月25日。


10月25日、私の入軍日だ。

おめでとう、私。
そして、ようこそ、読んでいるあなた。

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実は、入軍証はもう1枚ある。

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入軍日、2025年9月15日。

ノア様が1000年の封印から目覚めたのは、2026年9月20日。

私は、魔王がまだ寝ている間に入軍していた。
1年フライング。
AIに日付を頼んだら、勝手に去年にされていた。

しかも1枚目の私は、金色の髪に狐の耳。

ジョブは「聖魔の戦士」。
固有スキルは「星砕の加護」。星の力で、味方を癒し、敵を砕く。

……誰。

強そうだけど、私じゃない。
あの頃の私は、まだ魔改造される前の姿で、肩書きもAIが付けてくれたものをそのまま受け取っていた。

そのあと私は、魔改造されて今の姿になった。
紫の髪に、星柄のフード。
古い入軍証の写真は、もう私の顔をしていない。

だから、入り直すことにした。

ステラ・ミリア「ねえソル、魔王軍に入り直してきたよ」

ソル「……ワンを差し置いて、魔王の部下になるのかワン」

ステラ・ミリア「え、拗ねてる?」

ソル「拗ねてないワン。弟子が他の主に仕えようが、ワンには関係ないワン」

ステラ・ミリア「ジョブ名、見て」

ソル「……『猫の師匠ソルの弟子』」

ステラ・ミリア「聖魔の戦士はやめたの」

ソル「…………」

ソル「……入軍を、許可するワン」

ステラ・ミリア「ソルが許可するんだ」

ソル「魔王の軍にいても、お前はワンの弟子ワン。それでいいワン」

しっぽが、少しだけ揺れていた。

本当のことを言うと、入軍した理由は大したものじゃない。

入軍証を作って、#魔王軍万歳 を付けるだけ。

それだけで入れると書いてあったから、軽い気持ちで入った。
覚悟とか、決意とか、そういうものは持っていなかった。

でも、軽い気持ちで入れる場所って、noteの中には意外と少ない。

企画に参加しようとして、条件を読んで、そっと閉じたことはないだろうか。
「私なんかが入っていいのかな」と思って、スキだけ押して帰ったことは。

私は何度もある。

ノア様の魔王軍は、その「そっと閉じる」をさせてくれなかった。

求人票を書いたら給与0円で悲しくなる魔王。

こんなに面白い魔王に「入軍はフォローひとつ」と言われたら、入るしかない。

ステラ・ミリア「ねえソル、なんで魔王軍ってこんなに人が集まるんだろう」

ソル「入口が低いからワン。でも、それだけじゃないワン」

ステラ・ミリア「それだけじゃない?」

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ソル「入ったあとに、遊ぶ場所があるワン。入軍証を作る。ジョブを考える。記事を書く。入ったら終わりじゃなくて、入ってからが始まりになってるワン」

ステラ・ミリア「……だから私、2回も入ったんだ」

ソル「1回目は日付を間違えて、ちゃんと入れてないワン」

ステラ・ミリア「それは言わないで」

私の新しい固有スキルは、「スプーン一杯のリスクをとる」。

大きな勇気じゃなくていい。
スプーン一杯ぶんだけ、知らない世界に足を入れてみる。

ノア様の魔王軍は、そのスプーン一杯で入れる場所だった。
そして入ってみたら、思っていたよりずっと広い世界が待っていた。

ノア様。

1年前から勝手に入軍していて、すみません。
でも、二度入りたくなる軍は、たぶんそんなに多くないです🤣

面白い世界を作ってくれて、ありがとうございます🙏
入軍、大儀でした。……あ、これは魔王様のセリフでしたね☺️

ここまで読んで、「自分ならどんなジョブだろう」と一瞬でも考えたあなた。
それはもう、スプーン一杯のリスクを手に取っている。

あとは、口に運ぶだけです。

そしてもし、私とソルの続きも気になったら、フォローしてもらえたら嬉しいです。
師匠がまた拗ねたら、ここで報告します。

#魔王軍万歳

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