
なぜnoteを書くのか。誰にも読まれない200件の育児記録。
noteの前に、誰にも読まれない場所に、2ヶ月強で約200件の育児記録をつけてきました。
毎日を平穏に暮らすのが一番難しかった
39歳、二児の父。
保育園の送り迎え担当です。
朝。こっちの支度は終わっても、こどもの支度は終わらない。
「早くして」
夜。声をかけると、返事は「うん」。でも動かない。二度、三度。
「早くして」
こういう場面が毎日いくつも来て、夜にはたいてい、言わなくていいことまで言ってました。
しばらくして気づいたことがあります。
原因は子どもの側だけじゃない。自分の反応の仕方のにも問題がある。
じゃあ記録しよう、と思いました。
メモアプリ。カレンダー。手書きの日記。
全部続きませんでした。
誰かに見てもらうために作ったわけじゃないんです
AIの使い方をとあるスクールで習い、その最終課題の中身を考えてました。
スクールの過程で育児ツールをいくつか作りました。でも、どれもしっくりこなかった。何が足りないのか分からないまま、ずっと悩んでました。
PCを開けない日中もたびたびGeminiと壁打ち、夜になったら壁打ち結果をアプリに反映。こんなに時間かけて、本当に意味あるのか?と自問自答も度々。
そんなことを繰り返しながら、ようやく自分専用アプリとして形になりました。最初に書いた一行がこれです。
「いつもの時間に出発できそうにない。準備が遅かった」
読み返すと、何の面白みもない一行です。でも、その日のうちに書いてます。それまでは、次の日になると前日に何があったかもう思い出せなくなってました。
思い出そうともしていなかった、というのが正しいかもしれません。
アプリを作ってからも何度も直し、淡々と記録を続けました。
誰かに読んでもらう気はゼロでした。今の状況から抜け出したい、今の生活を変えたい。そのためにAIに頼ってツールを作り上げた。それだけです。
なぜnoteを書くのか
読んでもらう気は無かったのですが、noteにもこのアプリで得られた経験を書いてみることにしました。
記事が読まれたら嬉しいです。スキが付いた日は人の役に立っている感覚も得られます。
前提として、誰にも読まれなくても、自分のために記録を続けたおかげで、これまでは忘れてしまっていた育児の出来事を思い出しやすくなってます。
それでもnoteを書いてみて分かったことがあります。
自分にとっても、過去の出来事がより見えやすくなる、ということです。この記事を書いている今も、記録の背景を思い出すことができていて、自分の糧になっている感覚があります。
例えば、ある日の朝の記録にこうあります。
「出発時間まで口を出さずに待っても、結局準備は進まない」
その日は「気にならなかった」で記録してます。でも同じ場面がその後の別の日にもあり、その時の自分は大きな声を出してしまっている記録が残っています。
アプリを使っても悪くなっているように見えますよね。ただ、アプリの修正を重ねたおかげて、なぜ同じ場面でも気にならない日とストレスを感じる日に別れるのか?ということが思い出せるようになっています。
見えるようになると、しんどいです。
自分が何回同じことを言ってるかも分かるし、何を守ろうとして口を出してるかも出てくる。
守りたいものが子どもの何かじゃなくて、自分の段取りだった日もある。
それでも、見えないものは直しようがないんですよね。見えるようにするのは、自分の傾向を変えるための前段として必要なものでした。
しんどい話ばかりでもないです。
記録をつけ始めてから数日後、同じアプリ内に「その日家族からもらったもの」を書く欄を作りました。
いちばん古い記録にこうあります。
長女「パパとママが優しくて良かった」
これ、書いてなかったら忘れてます。断言できます。その頃は毎晩、言いすぎてしまった言葉ばかり数えてたので。
見えるようにするとまずいところが目につきますが、嬉しい出来事も一緒に思い出せるようになりました。
それをnoteに書くことで、より明確に、より子どものことを深く考えることができています。
明日も書きます
誰かに読まれても、読まれなくても。
そのうち子どもに「何書いてるの」と聞かれる日が来るとして、そのときに見せて恥ずかしくないものにしておきたい。それくらいです。
誰にも読まれない200件のほうが、たぶん僕の本体です。良い父親になろうと固く決意をしても、何を直せばいいか分からない。でも、今は過去の記録が自分の道筋を示してくれています。
AIでバンバン稼いで裕福な生活!というような人のことも正直羨ましいですが、まずはAIとnoteを活用して自分の生活を整える。
そのために、これからも記録をつけながらnoteを書いていきます。
(追記)
続きはこちらです。
記録を続けたら、うまくいった数字だけでなく、我慢が増えた週も見えてきました。
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