
他社の成功例より、自社の数字を灯りにする
SNSを開くと、流れてくる成功例。
「この方法で売上3倍」
「インスタを始めて半年で予約が埋まった」
「値上げしたら、むしろお客さんが増えた」
見ているうちに、なんだか焦ってきませんか。
うちも何かやらなきゃ。あれもこれも試さなきゃ。
私もあります。
夜、スマホを見ながら「よし、明日からこれやろう」と思って、翌朝にはすっかり忘れている。笑
■ 自らを灯りとする
仏教に「自灯明(じとうみょう)・法灯明(ほうとうみょう)」という言葉があります。
お釈迦さまが亡くなる前、弟子たちは「これから何を頼りにすればいいのか」と不安になりました。
そのときお釈迦さまは、「自らを灯りとし、法(教え)を灯りとしなさい。ほかのものを頼りにしてはいけない」と答えたと伝えられています。
誰かに頼るのではなく、自分と、正しい教えを頼りに歩きなさい、ということです。
■ 他社の成功例は、他社の灯り
他社の成功例が役に立たない、という話ではありません。
ただ、その会社の成功には、その会社の商品、お客さん、値段、タイミングがあります。
たとえば「値上げしてもお客さんが減らなかった」会社は、もともとMに余裕がなかったのかもしれない。
お客さんとの関係が深かったのかもしれない。
同じことをしても、自分の会社で同じ結果になるとは限りません。
他社の灯りで歩こうとすると、自分の足もとは暗いままです。
■ 自社の数字という灯り
では、自分の会社の灯りは何か。
私は、数字だと思っています。
・うちのM(1個あたりの利益)はいくらか
・うちのQ(売れた数)は、増えているか減っているか
・うちの固定費は、MQの何割か
この3つが分かっていれば、他社の成功例を見たときも、
「これはうちのMを増やす話だ」「これはQを増やす話だけど、うちの課題はMだから今じゃない」
と、自分で選べるようになります。
流れてくる情報に振り回されるか、自分の数字で選ぶか。
その違いは、けっこう大きいと思います。
あなたの会社のM、今パッと言えますか?
MQの基本は、こちらに書いています。
「MQってなに?儲けの仕組みの話」
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