
税理士さんの話がわからなかった頃
税理士さんとの面談で、うんうんと頷きながら、実は半分も分かっていなかった時期があります。
「減価償却」「繰越欠損金」……専門用語が並ぶたびに、頭の中で「はい、はい」しか言えなくなる自分がいました。笑
分からないと言ったら、経営者失格だと思われる気がして、聞き返せませんでした。
もともと私、整理整頓が苦手です。料理も得意じゃありません。細かく手順を組み立てたり、じっくり整理したりするのが、正直あまり得意なタイプじゃないんです。数字も、その延長で「苦手なものリスト」の上位に入っていました。
でもあるとき気づいたんです。数字が苦手なんじゃなくて、「数字の何を見ればいいか」を教わっていなかっただけなんだ、と。
税理士さんの話は、会社の"過去"を正確に記録するための言葉です。でも経営者に本当に必要なのは、"これから"をどう判断するかのための、もっとシンプルな数字。粗利はいくらか。固定費はいくらか。今月あといくら残るのか。この3つだけでも、経営はだいぶ判断しやすくなります。
苦手なことは、無理に得意にならなくていい。ただ「何を見ればいいか」だけ知っていれば、それで十分だったんだと、今なら思えます。
あなたにも、「分かったふり」をしてしまう場面、ありませんか。
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