
月の目標を、1日の「個数」に割ると、動きやすくなる
「今月は、もっと頑張ろう」。気持ちはあっても、具体的に何をすればいいのかが見えないと、行動に移しにくいものです。
そこで、月の目標を、1日の「個数」にまで割ってみます。
ステップ1:必要なMQを出す
たとえば、固定費が月60万円、残したい利益が20万円なら、必要なMQ(M×Qの総額)は、60万+20万=80万円です(※あくまで説明用の仮の数字です)。
ステップ2:必要な個数Qを出す
1個あたりのM(P-V)が4,000円なら、80万円 ÷ 4,000円 = 200個。月に200個売れば、固定費を払って、20万円が残る計算です。
ステップ3:1日あたりに割る
営業日が20日なら、200個 ÷ 20日 = 1日10個。
「今月は、もっと頑張ろう」から、「今日は10個」に変わりました。これなら、今日の行動を決めやすくなります。
数字は、行動の大きさに直してくれる
10個が難しいなら、どうすれば10個に近づけるか。Mを上げられないか、単価の見直しはできないか。次に考えることも、自然と出てきます。
目標は、大きいままだと遠く感じます。でも、1日の数字に割れば、近くなります。
計算が難しいときは、仮でもいい
正確な固定費やMがわからなくても、まずは「だいたい」で大丈夫です。仮の数字で一度計算してみると、「思ったより多い」「意外といけそう」という感覚がつかめます。その感覚をもとに、あとで正確な数字に直していけば十分です。最初から完璧な計算をしようとして、手が止まってしまうほうがもったいないと思います。
数字を1日の単位まで下げておくと、うまくいかなかった日も「今日は8個だった。明日は12個を目指そう」と、冷静に振り返れます。
あなたの会社の「1日あたりの個数」は、いくつでしょうか。
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