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売上1位の商品が、いちばん稼いでいるとは限らない

    「うちでいちばん売れているのは、この商品です」

    そう言える商品、ありますよね。

    でも、売上が1位の商品が、会社にいちばん利益を残してくれているとは限りません。

    今日は、そんな話です。

    仮の数字で比べてみます

    ※あくまで説明用の仮の数字です。

    ある小さなお店に、商品が3つあるとします。

    商品A:売値1,000円、変動費800円、月200個

    商品B:売値3,000円、変動費1,800円、月60個

    商品C:売値500円、変動費150円、月150個

    売上は、Aが20万円、Bが18万円、Cが7万5,000円。

    売上1位はAです。

    MQで見ると、順位が入れ替わる

    MQは2段階で出します。

    まず、P(売値)−V(変動費)=M(1個あたりの利益)。

    次に、M×Q(個数)=MQ(利益の総額)。

    A:M=200円 → MQ=200円×200個=4万円

    B:M=1,200円 → MQ=1,200円×60個=7万2,000円

    C:M=350円 → MQ=350円×150個=5万2,500円

    MQの1位はBです。売上1位だったAは、なんと3つの中で最下位。

    忙しいのに残らない理由が、見える

    Aは、よく売れていて、いちばん忙しい商品かもしれません。

    でも、1個あたり200円しか残らないので、頑張った分だけ会社に残る金額は少ない。

    「売れている=稼いでいる」と思い込んでいると、手間のかかる商品に時間を使い続けてしまいます。

    やることは、シンプルです。

    ・売上ではなく、MQで商品を並べてみる

    ・Mが小さい商品は、売値や変動費を見直せないか考える

    ・MQが大きい商品には、もう少し時間を使えないか考える

    いきなり商品をやめる必要はありません。ただ、「どこに力を入れるか」の目が変わります^^

    手間も、いっしょに見てみる

    もうひとつ、おすすめがあります。MQの横に「かかった手間(時間)」を書いてみること。

    同じMQ4万円でも、10時間かかった商品と、2時間で済む商品では、意味が違いますよね。

    ここまで見えると、「どれを増やして、どれを見直すか」が、感覚ではなく数字で選べるようになります。

    売上の順位表を、一度MQの順位表に作り変えてみてください。たぶん、新しい発見があります。

    あなたのお店の売上1位の商品、1個あたりいくら残っていますか。


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    コワーキングスペース経営/経営をゲーム形式で学ぶ研修(MG研修)講師/3児の母🤱 数字のことを、考えるきっかけになる話を書いています。むずかしい話を、むずかしいまま書かないこと。決めているのはそれだけです。 執着しないこと、手放すこと。経営にも人生にも。

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