
1割値引きしたら、何割多く売れば元に戻る?
「ちょっとだけ値引すれば、たくさん売れるかも」
そう思って、1割引きにしたことはありませんか。
さて、そと1割引きで、どれだけ多く売れれば元が取れるのでしょう。
仮の数字で計算します
※あくまで説明用の仮の数字です。
売値1,000円、変動費600円、月に100個売れている商品があります。
M(1個あたりの利益)=1,000円−600円=400円。
MQ(M×Q)=400円×100個=4万円。
ここで1割値引きして、売値を900円にします。変動費は600円のままです。
M=900円−600円=300円。
さて、MQを4万円に保つには、何個売ればいいでしょう。
4万円÷300円=約134個。
つまり、3割強多く売らないと、同じMQに戻りません。
値引きは1割なのに、必要な増加は3割以上
値引きは1割。でも、必要な販売数の増加は、3割強。
これは、値引きした分が、そのままMから削られるからです。
Mが400円から300円へ、4分の1減る。だから、Qを増やして取り戻すのは、思ったより大変です。
もし2割引きにしたら、Mは200円。4万円÷200円=200個。2倍売らないといけません。
値引きするなら、先に計算しておく
値引きをするな、という話ではありません。
新しいお客さんに来てもらうための値引きには、大きな意味があります。
大事なのは、始める前に「何個売れれば元に戻るか」を見ておくこと。
・値引き後のMを出す
・今のMQ÷値引き後のM=必要な個数
これだけで、値引きを判断しやすくなります。
値引き以外の方法も、並べてみる
Qを増やしたいとき、値引きだけが方法ではありません。
・セットにして、客単価を上げる
・「初回だけ」と期間や対象を絞る
・値引きではなく、おまけやサービスをつける
おまけにも変動費はかかりますが、Mを大きく削らずに済むこともあります。
いくつか並べて、それぞれのMとQを計算してから決める。それだけで、選び方がずっと冷静になります。
最近した値引きは、何個売れれば元が取れていましたか。
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