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値上げをお願いして、断られた日の考え方

    値上げをお願いして、「それなら、ちょっと…」と言われた。そんな日は、心がざわざわします。

    「やっぱり上げなければよかったかな」。そう思ってしまうのも、自然なことだと思います。

    まず、気持ちを受け止める

    お客さんに断られるのは、誰でもつらいです。断られたことを、自分が否定されたように感じてしまうこともあります。まずは、その気持ちを「そう感じるのは自然だ」と受け止めてみます。

    数字に戻ってみる

    そのうえで、感情だけで判断せず、数字を確認してみます。

    たとえば、単価2,000円、変動費1,200円、月50個売っている商品。M=800円、MQ=800×50=40,000円です。
    これを300円値上げして2,300円にすると、M=1,100円。MQや40,000円に保つなら、40,000 ÷ 1,100 = 約37個。50個が37個になっても、MQは同じ水準です(※あくまで説明用の仮の数字です)。

    つまり、値上げすると、全員が続けなくても、残る利益は守れる場合があります。

    「全員に好かれる」を目指さなくていい

    断られたお客さんは、残念です。でも、続けてくれるお客さんに、いいサービスを届け続けるために、価格を見直したのだと思います。

    もちろん、これは仮の数字です。実際は、自分の商品のMとQで計算してみる必要があります。

    数字は、「値上げした自分は間違っていない」と、背中を押してくれる道具になることがあります。

    断られたあとにできること

    お客さんに断られたとき、「なぜ断られたのか」を責めるのではなく、「どんな伝え方だったか」を振り返るのは役に立ちます。値上げの理由を、きちんと伝えられていたか。いつから変わるのか、わかりやすかったか。伝え方は、次から変えられます。うまくいかなかった日も、次に活かせる材料になる。そう思うと、少し気持ちが楽になります。

    値上げは、一度決めたら終わりではありません。お客さんの反応を見ながら、数字と気持ちの両方を確かめて、調整していけばいいと思います。

    あなたの商品は、何個まで減っても、同じMQを保てますか。


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    コワーキングスペース経営/経営をゲーム形式で学ぶ研修(MG研修)講師/3児の母🤱 数字のことを、考えるきっかけになる話を書いています。むずかしい話を、むずかしいまま書かないこと。決めているのはそれだけです。 執着しないこと、手放すこと。経営にも人生にも。

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