
請求書を出すのが遅れると、会社のお金はどうなるか
仕事を終えたのに、請求書を出すのをつい後回しにしてしまう。忙しい経営者ほど、ありがちなことだと思います。
でも、請求書が遅れることは、お金の流れに思った以上に響きます。
請求が遅れると、入金も同じだけ遅れる
請求書を出したあと、入金までには支払い期日があります。請求書が1週間遅れれば、入金もたいてい1週間遅れます。
そのあいだ、外注費や仕入れ、家賃や給与などの支払いは待ってくれません。
たとえば、仕事に外注費20万円がかかっていて、先に支払ったとします。請求書を翌月まで出し忘れると、入金はさらに先になり、その間は会社のお金で立て替えている状態が続きます(※あくまで説明用の仮の数字です)。
利益が出ていても、お金が足りなくなる
売上も利益もあるのに、手元のお金が足りなくなる。これがいわゆる「黒字なのにお金が残らない」状態につながります。請求の遅れは、その小さな入口のひとつです。
今日からできる小さな工夫
・納品したその日に、請求書を作る
・週に1回、「請求書を出していない仕事」がないか見る
・請求の期日を、見積もりや契約のときに決めておく
どれも特別なことではありません。ただ、続けると、お金の流れが整ってきます。
請求は、お金を催促することではなく、仕事の最後の仕上げだと私は考えています。
請求書は、相手のためでもある
もうひとつ、見落としやすいことがあります。請求が遅れると、相手の経理側にも負担がかかる、ということです。相手の締め日に間に合わなければ、支払いが翌月に回ることもあります。期日どおりに、わかりやすい形で請求書を出すことは、相手の仕事を楽にすることでもあります。お金の話であると同時に、信頼の話でもあると感じています。
請求の仕組みを整えることは、新しいお客さんを増やすことよりも、すぐに効果が出ることがあります。すでにある売上を、きちんとお金にする作業だからです。
最後に出した請求書は、いつの仕事のものでしたか。まず、そこから見てみてください。
▼この記事とあわせて読みたい
▼ほかの記事は、テーマ別にまとめています
▼はじめての方へ