
⭐︎滅多に会わないけど 1633
Eさんという、歳上の友がいる。
知り合ったのは2013年8月(多分)。
「1万人の第九」のレッスンで、たまたま隣りに座ったのが始まり。
当初は、Eさんより更に年長の方と私より若い方も加えた4人で仲良くしていたのだけれど、若い方とはその年のうちに、年長の方とは翌々年に疎遠になった。
今年はEさんも私も「1万人の第九」の抽選に漏れた。
私が参加でEさんが不参加という年も、ふたりとも当選したけどクラスが別(日程も場所も違う)という年もあった。
そもそも私に友達はいないし、友達がいなくても構わない。
そんな私にEさんは「生涯の友でいて」と言う。
こんな私でいいんですか?と思いながら、気がつけば出会いから13年。
たまにランチしましょうと誘われれば、二つ返事で乗っかる。
予めお店を予約しておくこともあれば、会ってから、どこ行く?何食べる?ということもある。
年々少食になり、「ランチしたら晩ご飯は食べられない」と言うEさんと、せっかく外で食事するなら美味しいものをお腹いっぱい食べたい私。
いいよ、Eさんに合わせるから。

昨年12月と同じ席で同じメニュー
蛤と蛤のお出汁たっぷりの出汁巻き玉子、小鉢2種、
蛤の炊き込みご飯、蛤の清汁

Eさんは毎朝、4時半や5時に起きて、ご家族(歳下の事実婚夫、Eさんのふたりの娘様)のお弁当を作る。
もし私がEさんの年齢なら、もう勘弁と思うけど、Eさんが続けていられるのは、ご家族が「ママのお弁当は美味しい」「ありがとう」「いつも感謝してる」と言ってくれるから。
ボーナス時期には、ご家族からボーナスをもらう。
Eさんが担っている家事に対して、ご家族は言葉とボーナスで感謝を伝える。
Eさんは益々ご家族を喜ばせようと思う。
そりゃあ、早起きだってお弁当作りだって頑張れるよね。
好循環。
今は仕事をしていないEさんは、趣味に学びに遊びに旅行にと、しょっちゅう出かけている。
何歳になっても好きなときに好きな所へ行けるよう、日頃から歩き回って脚力を維持。
但し、階段だけは手すりを持ってそろりそろり。
ご家族はEさんがいつ誰と何処へ行こうと、泊まりがけで出かけようと詮索しない。
ただ「外で転ばないように気をつけて」とだけ言って送り出す。
仲良し家族にも危機はあった。
Eさんの頼み事に対して、それぞれお仕事のあるご家族は「急がなくてもいいだろう」「やらなくても大したことないだろう」「そのうち誰かがやるだろう」とのらりくらりとスルー。
頼み事自体は些細なことだったらしい(何年も前に聞いたので具体的なことは忘れた)けれど、
家族ならスルーしても構わないの?
やりたくなければやらなくていいの?
それなら無理して一緒に暮らす必要はないんじゃないの?
そう思ったEさんは家族会議を招集。
お互いが納得するまで徹底的に話し合い、家族を継続していこうと4人で決めた。
私の元夫は「ケンカは嫌い」「言葉では負ける」と、話し合いには一切応じなかった。
話し合いってケンカでも勝負でもないのに。
そのくせ暴言や無視など、平気で不機嫌を撒き散らす人だった。
いいなあ、家族会議ができるって。
近年Eさんのご親族やご友人が、ご病気になったり亡くなったりすることが続いている。
Eさんは以前よりも一層、やりたいことはやれるうちにやる、行きたい所には行けるうちに行く、会いたい人には会えるうちに会う、いつかそのうちは来ないかもしれない、と思うようになった。
今はエジプト旅行に誘われて迷ってるらしいけど、きっと行くでしょ。
お土産話を待ってます。
健診で唯一引っかかるコレステロール値には、毎日胡桃を食べて対応中。
健康増進の力があると信じて、みかん(郷里の和歌山はみかんの産地)も毎日食べている。
翌日はお父様(画家)の命日。
「父も毎日みかんを食べる人だったから、死ぬまで元気だったのよ。
父のことは好きじゃなかったから、母の写真には毎朝話しかけても、父の写真は見ないようにしてるの」だって。
とか言いながら、お供えを買って帰るのがEさんらしい。

滅多に会わないくせに、Eさんのことは何度も書いている。
「1万人の第九」の記事にも書いてる(7本?)けど、長年別姓婚の実現を待ち続けているEさんのこと、どうしても姓の話が多くなる。
結婚によって姓を変えたくないと言ってるのに、旧姓使用を法制化しようだなんて、すり替えもいいところ。
テーマを提供してくれたEさんにギャラを払わなきゃね。
ラ王の醤油味が好きという新情報を得たから、それでいいかしら?
安上がりで助かるわ。
2026.9.16.水
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