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⭐︎痺れる大寒 1386


    ※ヘッダー画像は、大橋ちよさんに描いていただいたれれ子と岩崎さん(小説れれこいシリーズに時々登場する人物)

    「れれこい」はこちら


    この疼きは一体いつまで続くの?
    せめて夜中は寝させて……
    と絶望していたのにあら不思議、薬が効いてきた。
    院長は処方してくれない薬。
    ドラッグストアでも売ってない薬。
    その名は日にち薬、別名、時薬。
    「なぁんだ」ということなかれ、効果は絶大。

    1/2(金)夜、左下の歯茎に違和感を持って以来、腫れ上がって熱を持ち、痛みにのたうち回っていた。
    予約外で歯科に2度診てもらうも、炎症が治まらないことには治療を進められず、抗生剤•鎮痛消炎剤(と胃薬)を追加処方され現在に至る。



    未だ腫れてるし痺れてるけど、鎮痛消炎剤を職場に持って行くのも、就寝時に枕元に置くのも忘れるようになった。
    元々痛みには強い方だから、この程度の痛みなら気合いで我慢できる。

    舌を動かしやすくなり、口を開けやすくなってきた。
    そうなって初めて、舌を動かしにくかったこと、口を開けにくかったことに気づいた。
    痛すぎてそれどころではなかったから、気づいていなかった、ということに今頃気づいた。
    紛らわしいな。

    患部に触れないように食べたり、触れないように歯磨きするのが、上手くなってきた。
    患部を舌で触って、舌の先が切れたり荒れたりしてピリピリ痛むこともなくなってきた。
    ついつい触っちゃうよね。

    食事が苦行でなくなり、起床時に空腹を感じるようになった。
    普段は昼夜2食なのに、調子に乗って朝からミックスナッツと賞味期限切れの心太を食べた。
    期限切れにも程がある。
    お腹、大丈夫でした。



    歯茎痛さえなければ、噛むのが好き。
    ザクザク、カリカリ、パリパリ、サクサク、ツブツブ、プチプチ、歯触りが楽しい。
    麺はすすらずに噛むし、ご飯粒どころか胡麻や芥子の実まで粒がなくなるまで噛む。
    早く思いきりカミカミしたい。

    何を食べていたんだったかな?
    無意識に左側で噛んだら、よりによって患部(膿の通り道を作るため歯冠を削り、噴火口のようになってる)を直撃。
    オマケに患部にはまり込んだものを上の歯でぎゅうぅっとプレスしてしまった。

    あうっ。
    脳天を突き抜ける鋭い痛みに声を呑む。
    鼻の奥と目の奥と耳の奥がツーンとして、下顎全体が痺れて、涙が湧いてくる。
    ビリビリジンジン。
    治まりかけほど油断大敵。

    膿は排出されてるんだろうか?
    炎症は治まってきてるんだろうか?
    そろそろ治療を開始してもらえないだろうか?
    歯科予約の日、早く来い。

    ところで治療って何をするんだろう?
    切開?抜歯?それとも何?
    痛いなりに、痺れるなりに、何とか耐えてきた約3週間。
    切ったり縫ったりしたら、また一からあの痛みを我慢しなきゃならないのかと思うとウンザリする。

    自然消滅してくれないか?
    自然治癒してくれないか?
    新しい歯が生えてきてくれないか?

    正月に始まった歯茎痛は、痺れが治まらないまま、早や大寒。
    明日からは更に痺れるような寒さの予報。
    まったくもって難儀なことよのう。
                    2026.1.20.火

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    本編とはなんの関わりもないオマケ
    90円で購入したどデカい大根(ヴィジュはもひとつ)
    半分近く使っても未だ30cmある
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    長いだけじゃなくて太くて重い
    切る前に測ったら2.3kgあった
    断面からじゅわーっと水分が滲み出す
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    ひとり暮らしのくせについ買っちゃう
    炊いて食べたらとっても甘くてとっても軟らかだった
    歯にも歯茎にも優しい







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