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短歌日記という愉しみ

    こんにちは! 心がふわっと軽くなる「心のお守り」をお届けする歌詠み、つくだとしおです。

    歌集を読むのが大好きで、日々うたを詠んでいるわけですが、読む方も大好きで、書店さんや図書館さんで短歌のコーナーにいくと、なかなか離れることができません。

    最近の個人的ヒットはふらんす堂さんの『短歌日記』シリーズです。365日の日々の淡いを短歌で綴るシリーズで、東直子さんの『十階』から、吉川宏志さんの『叡電のほとり』にいたるまでもう18年も続いています。

    その魅力は、パッケージのかわいさにありますね。文庫本よりちょっと大きな大きさでフランス装(たぶん)、手触り感の良さそうな紙に箔が押してあって、ずっと持っていたいという気にさせてくれるパッケージなんですね。382ページもあるんですが、それでいてお値段が2200円。

    そしてそのもちろんながら、その歌人さんの一年が一冊でわかるというのは、楽しいじゃないですか。

    自分の大切な日を探して読んでみる。そんなのもいいですが、お勧めの楽しみ方は、書店さんで大人買いして(または図書館さんで大人借りして)、お目当ての日を歌人ごとに比べてみることです。

    たとえばお正月。

    初めての母なき元旦(あした)迎えたり暇(いとま)ある日は寂しきものを
    /永田淳さん 『湖をさがす 短歌日記2011』

    椀汁の上にて鰹ぶし踊り雑煮は尾張のふるさとの味/栗木京子さん 『南の窓から 短歌日記2016』

    新年のなかに二つの「ん」の音の朝の陽のさす道を踏みゆく
    /吉川宏志さん 『叡山のほとりで 短歌日記2023』

    ちょっと切ないお正月があり、お腹がぐぅとなりそうなお正月があり、さわやかなお正月があり、さまざまなお正月を愉しむことができます。

    これはもうやってらっしゃる方がいsらっしゃるかも知れませんが、自分で短歌日記をやってみるというのも素敵なアイデアですね。手触りのいい紙に書いて、一年分たまったら和綴じで世界に一冊だけの私家版歌集の誕生です。

    短歌は読むだけでなく詠むのも心地よいものです。基本はそのときどきの気持ちや記憶に残った風景を31文字に収めるだけ。上手下手よりも、自分が詠んで楽しいかがポイントです。デジカメとはまた違った楽しさがありますよ。

    あなたはどんなふうに短歌をたのしまれてますか? よかったらあなたなりの楽しみ方を、コメントで教えてくださったらとてもうれしいです♪

    最後まで読んでくださりありがとうございました!

    もし、よかったら明日も読みに来てくださいね。

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    #33日ライラン

     
     
    第69回「短歌研究新人賞」予選通過。 こころの深海にもぐっては、あかりになる「言葉の毛布」を届けています。 編集者・歌人。猫と生きながら、短歌・古典・読書の力で、こころに安全基地を。 ※Amazonのアソシエイトとして、つくだとしおは適格販売により収入を得ています。

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