
療育探し。同じ「児童発達支援」でも、中身はかなり違った
これは、いま年中の次男・マメの話です。
事業所の一覧を見ても、どこがどう違うのか分からなかったこと、ないだろうか。今日は、通う先を探していくうちに、同じ「児童発達支援」でも中身がかなり違うと分かってきた話である。
一覧には、中身が書いていない
区の一覧を開いて、家から近い順に並べ直した。
並べてみて、気づいた。
この一覧、中身が何も書いていない。
送迎があるのかどうか。空きがあるのかどうか。保育のようにのびのび過ごす場所なのか、机に向かう場所なのか。
どれも載っていない。
名前も、ほとんど手がかりにならなかった。
名前を見て、そこで何をしているか分かる人がいるだろうか。私には分からなかった。
手引きにも、書いていない
健診のあとにもらったのは、児童発達支援の制度と、利用するまでの手順が書かれたパンフレットだった。
申請の流れ。必要な書類。どこに出すか。
そこにも、中身のことは書いていない。
分類を見たのは、事業所の紙だった
種類らしいものを初めて見たのは、1か所目の見学でもらったパンフレットだった。全国に教室を出している事業所のものだ。
「ここと他の施設とのちがい」という表が載っていて、列が4つ並んでいた。
運動療育。身体の使い方全般への支援。
知育療育。言語面や認知面の発達支援。
預かり型療育。身辺自立と、異年齢との関わり。
そして4つ目が、その事業所自身だった。一人ひとりに合わせた支援、と書いてあった。
自分たちを、3つのどれにも入れていない。
表の下半分は「併用事例」になっていた。どちらかを選べ、ではなく、両方使うとこうなる、という書き方だった。
療育にも種類があると、そこで初めて知った。
ただし、これは事業所が自分たちを説明するために作った表だ。制度が決めた分類ではない。
行政の紙には手続きが書いてあって、中身のことは書いていない。
中身のことが書いてあったのは、事業所が作った紙だった。
行ってみたら、過ごし方が違った
実際に今のところ足を運んだのは2か所だ。
一方は、個別と小集団を組み合わせる形で記載があったけれど、カリキュラムを見たら、個別1時間か集団3時間で分かれていて、本部が出しているパンフレットに対し事業所ごとに若干の違いやズレもあると感じた。
そして、見学した事業所にはなかったのだが、プラスでその系列は全額有料のレッスンもある事業所もあるようだった。
もう一方は、保育に近い預かり方をするところで、1日滞在することもできるそうだ。アットホームだと感じた。個別の時間もあるけれど、15分程度で、どちらかと言えば集団でクッキングや課外のイベント活動を多く取り入れているようだった。
同じ「児童発達支援」の看板で、過ごし方がこれだけ違う。
決めきれずに昨日追加で見学や体験を他の事業所にも入れる事にした。
お受験対策と、書いてあった
調べただけで行っていないところも入れると、幅はもっと広かった。
1コマ75分の入れ替え制で、習い事に近い形のところ。運動に特化しているところ。知育に力を入れているところ。
その後、近隣の児童発達支援を確認していたら、お受験対策という文言を書いてあるホームページまで見られて唖然とした。
そんなところまであるのか…。
本当に、私の知らない世界だなと驚いた。
勉強が好きでIQが高いが故に小学校に行く目的が見えないお子さんもいると聞くので、発達障害といえど、診断名だけじゃなく、検査の結果だけでもなく、好きや得意でも本当に変わってくるのかもしれない。
本当に幅広いんだなと、改めて思った。
決まりでは、同じことをやっている
いちばん意外だったのは、ここだ。
制度の上では、どの事業所も同じ5つの領域を全部やることになっている。
健康・生活。運動・感覚。認知・行動。言語・コミュニケーション。人間関係・社会性。
令和6年度から、この5つすべてを網羅することが運営の基準に書かれた。
決まりでは、同じ。
でも、行ってみると力を入れているところが全く違う。
近くても、外したところがある
マメについては、心理士さんから、運動療法が中心のところではなく、得意を伸ばせるところを選ぶといいと言われている。
これは、運動療法がダメというのでは全くなく、検査をする中でマメの特性や性格を見て、運動特化じゃないほうがいいかもという、マメ個人への回答だったので、全体の話ではないことをご承知おきいただきたい。
また、それについては長くなるのでいつか別記事にしたい。
▼その話を書きました
近くに運動に特化しているらしい教室があることは、街を歩いていて前から知っていた。
だから、そこは近くても外した。いちばん近い教室が、それで対象から外れた。
法律で決められた種類がある、という意味ではない。私がいろいろな事業所を調べる中で、分かってきたことだ。
凸凹の違い、結局は目の前にいる我が子の凸凹に対して何がマッチするか見極めると、療育の効果が発揮され、より良く生きていくことにもつながるのかなと感じた。
どこでもいいから療育に通えばいい、というわけではない。
マメに合うところを探したい。
もし今、事業所を探しているなら、一覧の名前を上から見ていくだけでは決められない、ということだけ先に知っておいてほしい。私も、それに気づくまでに時間がかかった。
▼そのあと、見学で何を確認するかをまとめました
次は、次男のために調べていたら、まさか高2の長男の相談先になり得る場所が見つかった話を書きたいと思う。
※事業所の種類や名称は、私が調べた範囲のものです。制度上の正式な分類ではありません。お住まいの自治体や事業所によって内容は違いますので、必ず直接ご確認ください。
▼迷っていることを、そのまま相談した話はこちら。マメの場合は小学校6年生までこちらで相談できるようです。
あなたと、あなたの大切な人の明日が、少しだけ軽くなりますように。
この記事が「うちだけじゃないんだ」と思えるきっかけになれたら嬉しいです。
フォローすると、凸凹兄弟のリアルな日常がタイムラインに届きます。ADHD・ASDの特性がある高2の長男と、発達検査を受けたばかりの年中の次男を育てています。これからも、同じように悩む誰かのそばにいられるような記事を書いていきます。
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