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株式投資でポジションサイズに悩み疲れた人へ。おすすめ4択

    投資家は、自分のトレードを振り返り、自分だけの最適なポジションサイズを見つける必要があります。

    …でも。本音では「正直めんどくさいな」となりますよね。「3つくらい選択肢があって、そこからポンと選べたら楽なのに」って。
    分かります。

    だからこそ、あえて、ポジションサイズの“出発点”を、4つに絞って提示してしまいます。迷って足が止まるくらいなら、まずは始めて、最適解を探す旅に出たほうが、話が早い。

    最初の出発点

    結論から言います。

    全資金の12.5%を、1銘柄に投資する。

    これが、おすすめする基本のポジションサイズです。

    この12.5%という数字。中途半端に聞こえるかもしれません。しかし、ここには理由があります。

    なぜ12.5%なのか?

    実は、この数字には、なんかちょっとかっこいい「オプティマルF」や「ケリーの公式」といった考え方が背景にあります。

    これらの数式を突き詰めると、「勝率50%で、損切りラインの2倍の利益を目指す」というトレードをする場合、数学的には全資金の25%を投じるのが最適だと計算で結論が出せるのです。

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    エドワード・ソープ
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    マーク・ミネルヴィニ

    ここで登場するのが、確率論を武器にカジノを打ち破り、金融工学の先駆者となったエドワード・ソープ、そして、史上最高の投資記録を持つトレードの天才、マーク・ミネルヴィニです。

    この二人の伝説のトレーダーが、口を揃えて「25%がいいよ」とお墨付きを与えてくれています。

    さらに、「実践的にはケリーの公式の半分にしたほうが良い」とも言っています。

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    エドワード・ソープ
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    マーク・ミネルヴィニ

    ケリーの公式通りのサイズで賭けると、確かにリターンは最大化される可能性があります。しかし、ケリーの公式の半分にすることで、リターンは少し下がりますが、ボラティリティは、さらに下げることができるのです。つまり、「お得」ってことです。
    だから、数学的に導かれる25%の、さらに半分。それが12.5%という数字なのです。

    私自身も、「損切ラインを10%に設定し、目標の利益はざっくり20%以上」をイメージして投資しています。まさに、この12.5%というサイズがぴったりくるのです。

    「え、数学?計算苦手なんだけど…」

    そう思ったあなた、安心してください。難しい計算は不要です。ケリーの公式自体、「勝率」という、「それが分かってりゃ苦労しないよ!」という未来の数値が前提にあるものです。だから、厳密に考える必要はありません。

    この12.5%は、伝説のトレーダー2人が、口をそろえて具体的に言ってくれた、理にかなったサイズだということです。もう色々考えて疲れ果てた人は、まずはこの12.5%というサイズから始めてしまいましょう。

    試してみて、自分の「こころ」に問う

    1銘柄に対して全資金の12.5%のポジションサイズで投資することを始めてみたら、次はこう自問自答します。

    「このポジションサイズ、大きすぎて不安かな? それとも、心地よいかな?」

    実際に資金を投じてみないとわからない、あなたの心の声を聞くのです。

    もし12.5%というサイズを「ちょうどいいな」と感じるなら、あなたの基本ポジションサイズはこれで決まりです。1銘柄12.5%ということは、最大で8銘柄に投資できるイメージです。

    もし、「12.5%って、なんだか中途半端だな…」と感じるなら、キリの良い数字の「1銘柄あたり10%、最大10銘柄」でも、ほぼ同じです。
    偉大な投資家の格言に従いたいか?分かりやすい数字を使いたいか?大きな違いはありませんから、あなたの好みで、選べば良いです。

    違和感があるなら、ポジションサイズを変えてみる

    実際に12.5%で始めてみたけれど、「え、こんな大金を1銘柄に入れるなんて無理! まったく落ち着かないよ…」と感じた人もいるでしょう。

    違和感は、行動を起こすシグナルです。

    はい、もし12.5%があなたにとって大きすぎるなら、ポジションサイズを小さくしましょう。

    ポジションサイズ 5%:分散型スタイル

    もし、12.5%では不安を感じるなら、全資金の5%を、1銘柄に投資します。

    このサイズなら、最大で20銘柄に投資できます。これは分散投資と判断するレベルです。1銘柄あたりの影響が小さくなることはメリットでもありデメリットでもあります。(私は勧めませんが)ナンピンも選択肢に活用できるサイズです。

    ポジションサイズ 1~2%:超分散型スタイル

    もし、5%でもまだ落ち着かないなら、全資金の1~2%を、1銘柄に投資します。要するに、たくさんの銘柄を、それぞれ100株ずつくらいの少額で「ちびちびっと」買うイメージです。

    このスタイルでは、「損切ライン」といった概念に、あまり縛られる必要はありません。最悪、1銘柄が紙くずになっても、資産全体への影響は数%と小さいからです。

    これは決して弱い戦略ではありません。むしろ、このタイプに強者が多い印象すらあります。

    • 「サイズよりも、とにかくたくさんの銘柄を見ている方が落ち着く」という人

    • 個別の当たり外れよりも、ポートフォリオ全体の平均・総合力で勝負したい人

    • 特定のテーマの銘柄を広く買っていく「テーマ型戦略」(連続増配株投資やグロース株投資など)

    • みんな大好き、優待株投資(100株ずつ買うスタイルとの相性は最高)

    • 「損切ラインを作りたくない、買ったら放置!」を信条とする超長期投資家

    • (基本は1%でも、最大10%程度までサイズを増やすこともあり)ナンピンを前提とした逆張り型の投資スタイル

    こうした投資家にとっては、超分散型スタイルが理にかなっています。

    ポジションサイズ 25%:集中型スタイル

    逆に、集中投資に自信があって、もっと1銘柄に資金を集中させて大きなリターンを狙いたい、という人もいるでしょう。

    もし、12.5%では物足りないなら、全資金の25%を、1銘柄に投資します。

    このサイズだと、最大で4銘柄への集中投資スタイルになります。1銘柄あたりの金額が大きいからこそ、「絶対に失敗できないぞ」という気持ちになり、銘柄調査にも気合が入ります。そして、いざという時の撤退判断も、より真剣に行えるという人もいます。

    「1億円レベルまでは、3~4銘柄で十分」という意見も、根強いものがあります。

    銘柄を増やすことで得られるリスク分散の効果は、4銘柄で72%、8銘柄で81%、16銘柄で93%です。逆に言えば、4銘柄以上からは効果の上昇は乏しいです。20銘柄以上は、銘柄を増やしても効果の影響は極小と言われています。

    あなたが十分に調査し、確信を持てる銘柄を見つけられるなら、検討する価値のあるサイズです。

    まとめ。基本ポジションサイズは、この4択!

    基本ポジションサイズは、たったの4択に絞り込まれました。もう迷うことなし!

    • 12.5% (基本) <8銘柄まで>

    • 5% (分散型) <20銘柄まで>

    • 1% (超分散型) <銘柄たくさん!>

    • 25% (集中型) <4銘柄まで>

    これは、自分だけの最適解を探す旅の出発点

    ただし!!!何度も繰り返します。

    ポジションサイズに、絶対の正解はありません。

    今日示したのは、あくまで多くの人が納得しやすい、偉大な投資家の知見やキリのいい数字で作った「出発点」です。

    ここから先は、あなた自身の旅です。

    投資を続けながら、自分のトレードを何度も振り返ってください。勝ったトレード、負けたトレード。その時、ポジションサイズは適切だったか?改善の余地はあるか?

    さあ、自分だけの最適解を探す旅に、今すぐ出発しましょう。



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