
実は文系有利!?IT未経験の公務員が基本情報「科目B」に合格した裏ワザ攻略法【基本情報技術者試験・勉強編(科目B)】
前回の記事では、スマホの無料サイトを使った「科目A」の攻略法をお話ししました。
次は「科目B(擬似言語•セキュリティ)」です。
もちろん科目Bも、文系でも、IT未経験でも、公務員でも、誰でも合格できる必勝パターンがあります‼️
まず大前提として、科目Bは暗記ベースの科目Aと全く異なり、膨大なインプットや丸暗記は一切不要です💡
ゴールはただ一つ、
「解き方の手順を知って、早く手を動かせるようになること」
そして、どんな解き方で攻略しても、試験後にはプログラミングが実務である程度読めるようになっているのが、この基本情報技術者試験の良いところですので、楽な方法でも「受かったもの勝ち」です(笑)
センスや閃きに頼ることなく、プログラミング未経験でも1ヶ月でクリアできる裏ワザ的必勝パターンをお伝えします!
1. そもそも「科目B」ってどんな試験?
「科目Aは知識量を問う試験だったけれど、科目Bは何が違うの?」と思われるかもしれません。
一言でいうと、科目Bは「基礎知識をもって、実際に手を動かす試験」です。
試験時間は100分で、全20問。科目Aと同じくすべてパソコン上で選択肢を選んで答える形式です。中身は大きく以下の2つの問題に分かれています。
アルゴリズムとプログラミング(全体の8割):
試験専用の架空のプログラミング言語(擬似言語)で書かれたコードを読み、「プログラミングを実行したらどのような出力結果になるか?」などを選択肢から選ぶ問題です。
情報セキュリティ(全体の2割):
「会社のパソコンがウイルスに狙われた!どう守る?」という、実践的なトラブル解決のストーリーを読み解き、正しい対応などを選択肢から選ぶ問題です。
試験専用の擬似言語のルールに従って進めるだけなので、特定のプログラミング言語(JavaやPythonなど)の実務経験は無くても大丈夫です。

2. 「擬似言語」はプログラミング未経験には難しい!?
多くのテキストでは、プログラムの処理の流れを「図(フローチャート)」として頭の中でイメージして理解する解き方が紹介されています。
もちろんその方法でスッと解ける人もいますが、プログラミング未経験者にとっては難しく感じるかもしれません。
調子が良いときは閃いても、少し複雑になると時間がかかってしまう。これでは、本番で少しハラハラしてしまいますよね。
そこで、プログラミング未経験の方、文系の方にもとっておきの【裏ワザ】があります。
それは、「トレース(手書きで値を追いかける)」です。

3. 『トレース』は閃き不要!手書きで数字を並べる「自動答え出力装置」
トレースとは、問題文に書かれている数字が、プログラムが進むにつれてどう変わっていくかを、ノートの余白に順を追って手書きでメモしていくだけの作業ゲーです💡
「今、1回目の繰り返しだから、この箱の中身は1になって……、次は2になって……」と、機械的にペンを動かして数字を追っかけていきます。
この方法の何が素晴らしいかというと、
「センスや閃きが1ミリもいらない」という再現性の高さです。
アルゴリズムを読み解く必要はありません。
書かれている手順通りに、ただ淡々とノートに数字を書き出していけば、まるで自動答え出力装置のように、最後にちゃんと正解が出てきます。
多少の時間はかかりますが、
確実に、そして100%の自信を持って正解をもぎ取ることができる、【文系プログラミング未経験者が確実に得点できる必勝パターン】です。

4.暗記は一切不要。 『トレース』の勉強は体で覚える!
この「手書きトレース」の具体的なやり方を身につけるために、私が最初にお世話になったのがこの本です。
使用教材①: 『情報処理教科書 出るとこだけ!基本情報技術者[科目B]』
この本では、「トレース」のやり方、パターン別の手書きの型を、簡潔に教えてくれます。
📌ここで大切なポイント
参考書をただ「読む」だけでなく、途中にある練習問題を自分の手を動かしてノートに書いてみてください。
最初は少し時間がかかるかもしれませんが、いくつかの問題を実際に手で解いていくうちに、頭で考えなくても、手が勝手にトレース表を作れるくらい自然に体が覚えてくれます。
感覚としては以下の通りです。
● 楽器をやっている人:「楽譜を読まなくても自然と手が動く感覚」のイメージ
● それ以外の人:「会社や学校から家への帰り道をへ何も考えなくても自然と体が動く感覚」をイメージ

5. 『トレース』の総仕上げは手を動かすスピードを鍛える筋トレ
解き方のパターンが分かってきたら、最後の仕上げは「制限時間内にトレースを書き終えるスピード」を上げることです。
実は、ここに現代の社会人ならではの見落としがちなポイントがあります💡
日頃のデスクワークがパソコン中心になっている令和時代の社会人は、、
「手で字を書くスピード」が想像以上にゆっくりになっているのです。。。
擬似言語の攻略は、高度な思考力を競う「頭の体操」というよりも、素早く正確にメモを取り、表を完成させる「手の体操(スポーツ)」に近い感覚です。
そこで、手のスピードと正確性をさらに高めるために、テキストと同じシリーズの問題集を追加しました。
使用教材②: 『情報処理教科書 出るとこだけ!基本情報技術者[科目B]予想+過去問題集』
この問題集を使い、とにかく数多くの問題に触れて「手書きのスピード」を本番レベルまで引き上げました。
勉強というよりはもはや筋トレです(笑)

6. 文系や公務員のホームグラウンド!後半の「情報セキュリティ」は確実な得点源
科目Bの残り2割を占める「情報セキュリティ」。
IT未経験、プログラミング未経験だからといって怖がる必要はまったくありません。
なぜならセキュリティ問題は、単なる「国語の読解問題」だからです。
セキュリティに関する問題文を読んで、文中のヒントを頼りに正しい選択肢を選ぶ形式です。
高度な知識も不要です。文系的な読解力が問われます。
勉強法は、先ほど紹介した 『情報処理教科書 出るとこだけ!基本情報技術者[科目B]』の第2部のセキュリティ問題対策をざっと読みして、載っている問題を解くだけです。
📌特別な暗記は不要
事前知識ではなく、問題文に書いてあるヒントを頼りに、正解の選択肢を選ぶだけです。
📌社会人の経験則でカバー可能
社会人としてこれまでの仕事の経験で、「業務的、コンプライアンス的にこうした方が良い」という感覚を頼りにするだけでも正解できます。
📌公務員にも有利な点がある
役所での普段の業務や、行政的なコンプライアンスの感覚は非常に役に立ちますので、むしろ【圧倒的に有利なホームグラウンド】だと思っています。(民間の方も企業文化によってはかなり有利かと思われます)
科目B合格へのポイント💡
科目Bの配点構成では、セキュリティが満点なら、前半の「擬似言語」は半分間違えても、科目Bの合格点をクリアできます。

7. ラストスパート1ヶ月。科目A・Bを両立する社会人のための勉強スケジュール
残り1ヶ月弱の期間、私の勉強スケジュールは以下の通りです。

平日昼(隙間時間): 昼休みのカフェや移動中に、スマホで科目Aの過去問をポチポチ(記憶のキープ)。
平日夜(1時間程度): 仕事終わりに図書館へ直行。机の上に紙とテキスト、シャーペンを広げて、科目B(擬似言語・セキュリティ)を集中して解く。
土日: 土日だからといって「1日中猛勉強!」といった無理な計画は立てませんでした。日中はいつも通り過ごし、夜に1〜2時間だけ集中してペンを動かすスタイルを維持しました。
勉強のために普段の生活は犠牲にせずとも大丈夫です👌
「昼はスマホで手軽に科目A、夜は机でじっくり科目B」というメリハリをつけたことで、仕事と両立しながらも最後までモチベーションを保ち続けることができました。
【残業で疲れた。。。今日は1時間も勉強無理…そんな日は❓】
👉割り切って一問だけやって終わりにしましょう。
少なくても継続することで、明日以降も頑張れます!
資格勉強は今日燃え尽きるより、明日以降も継続できることが最優先です!
📌 参考: 昼休みのカフェ勉強はオススメです! その効果はこちらの記事でご紹介。
📌 参考: 仕事終わりの勉強場所についてはこちらの記事でご紹介。
結びに
プログラミングの知識がゼロでも、数学のセンスに自信がなくても、全く問題ありません。
難しいと言われている「擬似言語」も、「基礎の型を学ぶ」→「実際に手を動かしてスピードを上げる」というステップさえ踏めば、誰でも確実に攻略できます。
そして裏技みたいな解き方で攻略しても、試験後にはプログラミングが実務である程度読めるようになっているのが、この基本情報技術者試験の良いところです💡
こうして1ヶ月弱を終え、ノートに書き並べたトレースの跡こそが、自分の自信になり本番での最強のお守りになりました。
次回、基本情報技術者試験の【試験当日・試験後】についてお話します。