
IT未経験の文系公務員が、合格して手に入れた「最初の成功体験」【Python3エンジニア認定基礎試験_本番・感想編】
前回の記事では、ゴールデンウィークの1週間、YouTubeと問題集を使い倒して挑んだ私の「最短ルート勉強法」をお話ししました。
今回はこのシリーズの締めくくりとして、試験当日の感想、合格後についてお伝えします。
1. 10年以上ぶりの「テスト」という緊張感
試験会場は近所のPC教室。自分で都合の良い日時と場所を選べるのは、勤め人にとってありがたいシステムです。
「もし落ちても、1週間経てばまた受けられるし、お試し感覚でいこう」
そう自分に言い聞かせてはいたものの、テストを受けること自体が大学時代や就職活動以来。会場に入ると、忘れていた独特の緊張感が蘇ってきました。
(今思えば、この時「テストの感覚」を思い出したことが、その後の資格取得の原点になりました)
実際の試験部屋は個人ブースに仕切られており、PC画面で回答を選択していくスタイル。(操作画面のUIはシンプル迷うことはないので身構える必要はないです)

2. 手応えは十分。念には念を入れた見直し
制限時間は60分ですが、ゆっくり解いても時間はかなり余裕がありました。
事前にやり込んだ「黒本(問題集)」と同じ問題、または類似問題が半々くらいという印象。
レベル感は直前に解いていたオンライン模試よりも簡単に感じました。
周りでは、時間が余って次々と「早上がり」して退出していく人たちがいます。
焦る気持ちを抑え、私は「とにかくケアレスミスだけは防ごう」と、何度も見直しを重ねました。
そして、試験終了の10分前。十分に納得した上で、終了ボタンをクリックしました。

3. 受付のペーパーで知る、合格のカタルシス
ボタンを押した後、PC画面にはすぐ結果が表示されず、「スタッフに声をかけてください」との指示があったので、出口の受付スタッフの方に声をかけました。
その場ですぐにスタッフの方から「おめでとう」の一言と共に結果レポートが手渡されます。印刷されます。
部屋を出て、印刷された紙を二度見しました。
自分の努力がクリアな結果として出てきた感覚を久しぶりに感じました。
これが社会人のリスキリングの醍醐味だろうか•••

4. 合格して分かった「小さな成功体験」の破壊力
今だから強く思うのは、
「最初に、短期間で取れる小さな成功体験を選んで大正解だった」ということです。
いきなり最高難度の資格に挑むのも格好いいですが、結果が出るまで何ヶ月もモチベーションを維持するのは至難の業です。
まずは確実に手が届く山を一つ登り、「自分でもできるんだ!」という自信を育てること。この積み重ねこそが、継続の最大のコツだと思います。
また、この合格は単なる「自己満足」以上のメリットを私にもたらしてくれました。
コードが「読める」ようになった:
自分でバリバリ書けなくても、プログラムの基礎文法が理解できたことで、ITへの心理的抵抗が消えました。
他の資格への強烈なブースターになった:
プログラミングの基礎はどの言語も共通点が多いため、のちに挑戦した「基本情報技術者試験」の科目B(アルゴリズム問題)で大いに貯金が活きることになりました。
🎁 嬉しいおまけ
合格後、主催団体の公式サイトに合格体験記を投稿したところ、公式ノベルティとして「Python」のロゴが入った特製水筒を無料でいただきました(ヘビのキャラのぬいぐるみと選べました)。この水筒は、今でも職場のデスクで愛用しています。

結びに:そして、ここから「資格沼」へ
もともとは「これ一つ取れたらかっこいいな」くらいの気持ちで始めた挑戦でした。
しかし、試験のためにネットやYouTube、SNSで情報収集を続けるうちに、自然とIT業界のトレンドや他の試験の情報が目に入るようになっていきます。
「あれ? Pythonの強みって、今流行りの機械学習やAIなんだ」
「……ディープラーニングの資格(G検定)っていうのがあるのか」
人間、一度成功体験を味わうと、不思議ともっと上の景色が見たくなるものです。Python試験の終盤には、私の心はすでに次のターゲットへと向いていました。
こうして私は、いい意味での「資格沼」へと引きずり込まれていくことになります。
ということで、次回からは【G検定(ジェネラリスト)編】がスタートします。
AIの知識ゼロの文系職員が、どうやってディープラーニングを紐解いていったのか。またお付き合いいただければ幸いです!