
九月歳時記 二十三日 「秋分」 彼岸そばとおはぎ
春分
秋分
共に昼夜の時間が同じになるころ
春分は寒さが終わり、日が伸び、暖かい日の訪れを告げ、
秋分は日が短くなり、涼しい日々が訪れることを告げる。
自然をたたえ、生物をいつくしむのが春分なら、
秋分は、先祖を敬い、彼方へ旅立ったひとを偲ぶ日
九月二十三日 二十四節気 16 秋分
陰陽の中分なれば也
昼夜の時間が
同じになるころ
(現代では秋分は太陽の黄経が180度となる瞬間と定義され、定時法が採用されているもとでは、昼夜がちょうど12時間ずつにはならないそうです)〜Wikipediaより

秋分 彼岸そば
春分と秋分
季節の変わり目である彼岸に、 体を慈しんでいただくのが彼岸そばです。
彼方のひとを偲ぶ彼岸そばは、もちろん、鴨せいろ!

蕎麦は国産十割そば
(特選そば―山本食品)
薬味に自家製ニ年熟成唐辛子醤油麹
古伊万里色絵八寸皿に丸竹スダレを敷いてそばを盛りつけています
彼岸そば
鴨せいろ
板わさ
菊、霜降りひらたけ、春菊の辛子和え
ポテトサラダ
だし巻き玉子

肴四品
好物を供えてから、いただきます

ヘブロンはヨルダン川西岸地方の南部に位置するパレスチナの町
古くから作られているガラス工芸品はヘブロンガラスと呼ばれています
カイロ駐在中、夫が何度も取材で訪れ、買ってきたお気に入り
二つのうち一つは毎朝、お水を入れて供えています


この組み合わせ、おすすめですよ

手で裂いて乾煎りした霜降りひらたけ、ゆでた春菊、生の食用菊を辛子醤油+煮切り酒で和えた一品
秋らしい彩り

シンプルだからこそ飽きない
何十年も作ってきたうちのポテトサラダ
いくつか工夫がこらしてあるんです

昆布と鰹削り節の出汁、醤油、塩、本味醂の王道だし巻き玉子
器は江戸中期から後期?
古伊万里染付雷文なます皿


鴨肉と鴨の脂でじっくり焼いた長葱を
昆布、混合削り節、純米酒、醤油、本味醂、塩ほんの少々で作ったそばつゆでさっと煮ます

鴨せいろがとにかく好きだったから、
何よりの供物になりました
おはぎ
春はぼたもち、秋はおはぎ
この言葉のセンス、粋ですよね JAPAN

古伊万里色絵七寸皿 江戸後期~幕末
奈良の骨董屋で半世紀前に買った器


甘糀を漉したのが糀みつ
米糀の甘みを凝縮した甘味料です
しか~しお高いのですよね
よく洗った小豆を一回ゆでこぼして、三倍の水を入れてアクを取りながら、やわらかくなるまで煮ます
まず素精糖を加えて煮詰めていき、次に糀みつを加え、出来上がったら塩一つまみを加えれば粒あんの出来上がり
火を止めてから、もう一度糀みつを少し加えて、コクと艶を出します
小豆糀の味わいを上品にすっきりさせたといえばいいかな?
米糀の旨みを感じます
す~っと消える後味のいい甘さ
そのままシロップとしてわらび餅やお団子、ヨーグルトなどにかけていただくのが◎

粒あんで包みました
お茶はルイボスティー
蕎麦猪口は九月らしく 葡萄文
古伊万里 染付 葡萄文 蕎麦猪口 江戸後期

うちは春も秋もどちらもおはぎと呼んでいました
祖母のおはぎを思い出したら、ぽっちゃり大ぶりな、まん丸おはぎにしたくなりました
(祖母のおはぎは王道の楕円形でしたけどね)

糀みつ入り粒あんは糯米を包み込むやさしさに満ちた、ほどよい甘さのスッキリ味で、秋分にふさわしいおはぎになりました
ねっ、おいしいでしょ?と話しかけながらいただいたのでした
春分から
もう半年が過ぎ
でも
やっぱり
静かに想いはつのるばかりの
秋分のころ

彼岸花

二十五日は中秋の名月

中秋の名月は旧暦8月15日の月のこと
部屋中に灯りをつけましょ
レシピです ↯
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