
8月がくるたびに
来週
何事もなければ
粛々と
淡々と
誕生日を迎える。
世情を踏まえると
気持ちは塞ぐけど
年に1度のことだから
祝おう。
「スイカ食べ過ぎた」と
正露丸を多めに飲んで
チクチクするお腹をさすり
のんきに眠り込んだ母は
未明に産気づく。
父が走って
近所のお産婆さんを
引きずるようにして
連れて来た。
父の同級生のお母さん
町内の子を
全員取り上げた道子さん。
「あらよっと」と
引っ張りだされて
わたしは第一声を上げた。
ニワトリと一緒に。
8月は
いつも以上に
「いのち」と向き合う月だ。
小学校の図書室で
『八月がくるたびに』を
何度も借りたわたしがいる。
Not nuclear weapons, but peace.
と小さく書かれたトレーナーで
モスクワからマラケシュまで
旅をしたわたしがいる。
「もっと穏やかで
もっと豊かな家が良かった」と
呪文のように思っていた
低空飛行反抗期のわたしがいる。
11年前に逝った父
毎日わたしに叱咤激励(叱咤多め)
されている92歳の母に
噛みごたえのある人生を
ありがとう💓

北の国の味で涼をいただく。
(できればズブロッカ希望)
※noteを始めたばかりの頃
父と母について少し書きました。
※こちらも宜しければ