
次回NovelJam参加者へ あるいは NovelJam2024参戦記③
お世話になっております。
サラリーを頂くのとは別に小説を書いている湫川(くてがわ)という者です。
第一弾、第二弾に続き、NovelJam2024に著者参加した個人記録の第三弾。
前回から時間が経ってしまいました。本記事の作成日は2024年12月25日。
NovelJam2024の贈賞式(結果発表)は12月15日。
既に結果は出ています。
とはいえ本記事は未来の著者へ送るものとして書いていますので、ご容赦いただければと思います。
今回は「発刊から贈賞式までにしたこと」いわゆる販促活動について。
NovelJamは出版して終わりではなく売ることも活動内容に含まれますので、何をするか考えておくのはとても大事なことです。むしろここからがNovelJamならではの腕の見せ所と言えるでしょう。
以下、日付は順不同ですが実施したものを列記します。
1.各電子書籍ストアでの販売
これは運営さんが全作品に対して行ってくださったので特色ある販促とは異なりますが、どこで売っているのかくらいは把握しておきたいものです。↓bccksは当然のこととして、
・BOOK☆WALKER
https://bookwalker.jp/de16eb5c6f-5475-4089-a85a-06e58dae3290/…
・楽天Kobo電子書籍ストア https://books.rakuten.co.jp/rk/4ef831478b5037f3af225c79ffbb4afb/?scid=we_x_item_share…
・Kindleストア
https://amzn.asia/d/eQNnCPj
・セブンネットショッピング
https://7net.omni7.jp/detail/5111439660…
・Sony Reader Store
https://ebookstore.sony.jp/title/11081408/ K
・KDDI ブックパス
https://wowma.jp/item/715169341?aff_id=dsfrStwi
・DMMブックス https://book.dmm.com/product/6026252/k874anhnd00147/…
・dブック https://dbook.docomo.ne.jp/item/a5fe8756e31e9509e38422dab1084a046055af5962e5924903590839092ef680/2000/…
・ebook
https://ebookjapan.yahoo.co.jp/books/864438/A005553689/?vctrackinfo=088591381002711022241225145813%7Cvcptn%3DZ2wdhQAM98WFldmhCooFYQqKB0LkOA
・紀伊國屋書店
https://www.kinokuniya.co.jp/f/dsg-08-EK-1952781
たくさん。
労力をかけてこれだけの展開先を用意してくれるのですから、著者も、編集さんも、一丸となって作品を売ることを考えるべきでしょう。
作品制作・販売企画全体がNovelJamなのですから。
2.文学フリマ東京39での販売
こちらも全作品が対象ですが、NovelJamの母体であるNPO法人HON.jpさんのブースにて販売をしていただきました。
さらに、同じチームである谷 亜里砂さんの『流木シタラ、楽器になる』は、別ブース(NovelJam名物編集の白色黒蛇さんのブース)でも販売を行っておられました。好評につき完売だったとか。
3.くにたち0円ショップでの販売
「流木シタラ、楽器になる」「隣星の背中を見ていて」、くにたち0円ショップで販売始めました。早速売れました!#NovelJam2024 pic.twitter.com/DO01t8My7l
— M*A*S*H「NovelJam 2024 を終えて、くまに戻ります🐻」 (@kumakakiya) November 17, 2024
こちらは編集M☆A☆S☆Hさんの活動。
文字通り0円ではありますが、NovelJamとは全く関わりのない方々に読んでもらえたという事実は揺るぎません。
どこかの誰かの本棚の片隅にいてくれたらいいな、と思います。
4.宣伝動画の作成
こちらもM☆A☆S☆Hさんの施策。
レトロSFをイメージして、その雰囲気を違わず匂わせるPVを作成してくださいました。
『隣星の背中を見ていて』
— 湫川 仰角 (@gyokaku37do) November 16, 2024
本文と共に贈る、レトロSFを感じる紹介動画ができました。ぜひ音ありでご覧ください。
有難いことにbccksは多くの皆様にお読み頂いています。
各電書ストア配信も予定していますので、馴染みの場所があれば手に取ってみてください。#NovelJam2024https://t.co/ffOZh9Icay pic.twitter.com/jjWeO81hfg
動画が直接貼れなかったのでXの引用で。
動画を自分で作れる人ばかりではない(少なくとも僕は作れません)ことは承知していますが、良いものは良いです。
5.作品の書評
またしてもM☆A☆S☆Hさんの施策。
一つ目はbccks内でのコメント。
なんと全16作品すべてに一言どころではないコメントをされています。
コメント読むと買いたくなってくるから重要です。
二つ目はnoteでの個別書評。
かなりの熱量で書かれ、また湫川の過去作にも言及いただいています。
チーム編成時にお渡ししたポートフォリオに記載した過去作たちですので、やはりポートフォリオを作成しておいたのは正解だったかもしれませんね。
アイデア出しに始まり、プロット提出から最終稿まで、担当編集としてどのような視点を持って臨んでいたかが述べられています。
些か面映ゆくはありますが、著者としては大変ありがたく、立派な販促活動です。
また、谷さんの『流木シタラ、楽器になる』に関する書評も書いてくれています。NovelJam2024での活動内容や前述した文学フリマの話もあり、単純に参戦記としても面白いのでぜひ一読してみてください。
6.編集者による二次創作
M☆A☆S☆Hさん働きすぎでは? 寝てます? というくらいの剛腕ぶりですが、極めつけは編集者による著者二作品のマッシュアップ小説の執筆です。
編集者が担当作品に関連する小説を書くのはNovelJamの歴史の中でも稀有な例ではないかと思っていますが、どうでしょうか。
下記はNovelJam2024で発行された谷亜里砂『流木シタラ、楽器になる』、湫川仰角『隣星の背中を見ていて』の二作品をマッシュアップした二次創作小説になります。お楽しみください。
装丁に杉浦昭太郎さんといちじくさんをしっかり捕まえているのはずるい。装丁マジで良い。ずるい。面白い。
7.NovelJam2024全作品への一言感想
著者は何していたかというと、Xで全16作品に一言感想を書いていました。

気になった方はぜひ見に行ってください
本当に一言だけで恐縮ですが、内容だけではなく書影にも注目しました。
同じ場所、同じ制限時間内でこれだけの作品が生まれ、いずれの作品にも唯一の個性があります。
NovelJamでは毎回、販促活動にどのような施策を講じるのかがチームとしての個性が現れるところでしょう。
本記事に記載した活動はほんの一例であり、過去NovelJamに参加した多くの猛者たちが様々な施策を講じ、販売の裾野を広げ、成果を挙げています。
(湫川はかつて、施策として二次創作を募集したチームへ小説を寄稿したことがあります)
著者、編集、デザイナーいずれであろうとも、本を売るためのアイデアを自由に考え、それを試すことができ、良くも悪くも結果を他チームと比較される場というのは得難いものかと思います。
特に湫川のようなアマチュア物書きにとっては。
所属したチーム砂浜と湿原では、上述の通り編集M☆A☆S☆Hさんの強力な援護のもと活動を続けました。
連絡用のDiscordも絶えず動き続け、くじびきで決まったメンバーだったとはいえ、ひとつのチームに成っていたものと感じています。
少しとりとめがなくなってしまいましたが今回はここまで。
次の最終回、贈賞式については2024年内には上げます。
また次回。
2024年12月25日