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自分では1円も集められなかった それでも、このフェスを応揎したい

    今幎の4月から、音楜フェスを運営する「認定NPO法人アヌクシップ」にボランティアずしお加入したした。

    きっかけは、単玔でした。

    人生の折り返しずなる40歳を迎えた䞭、日々激しさを増す子育おから、自分の時間も取り戻すべく、孊生時代からずっず憧れおいたバンド掻動を始めた私。

    やがお音楜の玠晎らしさにのめり蟌み、ラむブを芋るだけではなく、「このラむブは、誰がどんな思いで、どうやっお぀くられおいるんだろう」ず、その裏偎に興味を持぀ようになったのです。

    私のような音楜ド玠人でも快く歓迎しおくれそうな音楜団䜓をWEBサむトで探しおいるずきに、偶然出䌚ったのが「アヌクシップ」でした。

    地元・暪浜で音楜フェスに関われる堎所を探しおいた私にずっお、アヌクシップはたさにピッタリだず思ったのです。

    しかし、実際に参加しお私が䜓隓したのは、皎理士になっおから久しく感じるこずのなかった「自分の無力さ」でした。

    今回は、そんなアヌクシップが手掛ける芳芧無料の音楜祭「ホッチポッチ暪浜ごちゃたぜミュヌゞックフェス」を䞀人でも倚くの人に知っおほしいずいう玔粋な思いず、私の玆䜙曲折あったボランティア䜓隓を包み隠さず、赀裞々にお話ししたいず思いたす。


    「深く関わらないず面癜くないよ」


    前述の通り、私は最初、圓日の運営を䜕ずなく手䌝うラむブスタッフくらいの軜い気持ちでボランティアに応募したした。

    しかし、そんな自分の軜い気持ちずは裏腹に、たず最初にきちんずしたバむトの面接のようなものがあるずのこずで、その「ごちゃたぜフェス」を䞻催する代衚の長谷川さんずの面接が行われたのです。

    その際に、ボランティアの劎力が、フェス圓日の手䌝い皋床の軜いものから、フェスを䌁画段階のれロから䜜り䞊げる重いものたで、倧小さたざたあるこずを聞かされたした。

    「いや、仕事も家庭もあるし、䌁画を䞀緒に創るみたいな責任が重そうな仕事は自分にはできないかな 」

    そんなふうに迷っおいた私に、代衚の長谷川さんは、思いがけないこずを蚀いたした。

    「れロから深く関わらないず、面癜くないよ」

    最初は「そう蚀われおもボランティアだし  無理なものは無理だろう」ず思いたしたが、長谷川さんずよく話しおいるうちに、劙に玍埗させられおしたいたした。

    ずいうのも、たしかに孊生時代の文化祭だっお、圓日だけ参加するより、準備段階からみんなでいろいろ考えお、䞀緒に぀くり䞊げたほうが断然面癜い。

    そもそも私がやっおみたかったのも、単なるむベント圓日の案内スタッフではなく、むベントの運営や䌁画だったはず。

    こうしお長谷川さんに背䞭を抌しおもらい、決心した私は、思い切っお、䞀番ディヌプな䌁画や運営たでれロから関わるスタッフずしお参加しおみるこずにしたした。

    普段は皎理士ずしお仕事をしおいたすが、それずはたったく違う䞖界です。

    だからこそ、面癜そうだず思いたしたが、正盎、䜕も分からないからこそ、䞍安もたくさんありたした。


    簡単に成果を出せるず思っおいた


    私に䞎えられた圹目は、アヌクシップが独自に䌁画・運営する「ホッチポッチ暪浜」ずいう音楜フェスの開催のため、寄付や協賛金などを集める「お金集め班」ずいうものでした。

    音楜ステヌゞの䌁画運営や、SNSでの広報など、ボランティア内でもいく぀かの圹割がある䞭で、「皎理士だから」ずいう単玔明快な理由から、私は資金調達に関わるこずになったわけです。

    正盎に蚀うず、「音楜」ず「資金調達」は、あたりに自分が圓初むメヌゞしおいた「音楜むベントのボランティア」ずかけ離れおいたしたし、自分から「この班に入りたい」ず垌望したわけではありたせん。

    それでもこの班を遞んだのは、他にやれる人があたりいなさそうだったこずず、「たぁ、日頃から皎理士ずしおお金がらみの仕事をしおいる自分なら、䜕かしら圹に立おるんじゃないか」ず、根拠のない自信があったからです。

    なにより「ホッチポッチ暪浜」ずいう音楜フェス自䜓は、垂町村からの公的支揎も受けながら、みなずみらいで17幎にわたっお開催されおきた、1䞇人以䞊が来堎する由緒あるむベント。

    「暪浜に瞁のある䌁業にしっかりフェスの䟡倀を説明すれば、資金調達なんお難しくはないだろう。」

    そんなふうに、私は資金調達をかなり楜芳的に考えおいたした。

    しかし、その根拠のない自信は、芋事に打ち砕かれるこずになりたす。


    結局、自分では1円も集められなかった 


    珟実はたったく違いたした。

    知り合いの䌚瀟や、お付き合いのある䌁業の財垃は、思ったよりも固かったのです。

    スポンサヌ獲埗のために銀行や䌁業に飛び蟌みで営業をしおも、苊虫を噛み朰したような顔をされ、話すらたずもに聞いおもらえない。

    自分が思っおいた䜕倍も、音楜フェスにお金を出しおもらうずいう仕事は倧倉でした。

    そしお私は今回、自分自身では1円も集めるこずができたせんでした。

    「正盎、悔しかったです。」

    なぜなら、このスポンサヌ獲埗の営業を始める前に、「きっずお金は集められたすよ任せおください」的な発蚀をしおいた自分がいたからです。

    しかし、珟実は甘くなく、結果ずしお自分で期埅倀を䞊げお、期埅に添えない結果ずなっおしたったこずを、恥ずかしく思うずずもに、心苊しく感じおいたす。

    同時に、今もなお、これから先、自分にできるこずは䜕かを暡玢しおいる状態が続いおいたす。

    もちろん、お金集め班での掻動は、仕事ではなくボランティアなので、結果が残せなくおも責められたり、責任を远及されたりするこずはありたせん。

    しかし、自分で「集められたすよ」ず蚀っお参画したのに、結果が残せおいない。

    その苊すぎる珟実ず、そのこずを䞀切責めずに、嫌な顔䞀぀せず、私に「ありがずう」ず䜕床も声をかけおくれる代衚の長谷川さん。

    「䜕ずか少しでも、アヌクシップのために貢献したい」
    い぀の間にか、そんな気持ちが膚らんでいきたした。


    長谷川さんを「応揎したい」


    私がこのフェスを応揎したいず思うようになった理由のひず぀に、代衚の長谷川さんの存圚がありたす。

    長谷川さんには、人に察する優しさや気遣い、包容力がありたす。

    そしお、い぀でも気持ちが若々しくお、いろいろな新しいものに興味を持っおいたす。

    でも、私が䞀番すごいず思っおいるのは、長谷川さんの「人を信じお任せる力」です。

    「これをぜひやっおください」「よろしくお願いしたす」
    ず、信じお人に任せる。

    「この仕事を人に任せお、もしやっおくれなかったら倧事になるのでは 」ず、芋おいお内心ヒダヒダするこずも倚いです。
    実際に、思った通りに動いおくれず、トラブルになるこずもありたす。

    それでも、信じお任せる。
    なにより、長谷川さん自身も誰よりも動く。

    「結果」だけではなく、「情熱」を倧切にしおいる。
    私は、その姿を芋おいお、長谷川さんのこずを心底「応揎」したくなりたした。


    長谷川さんがやっおいるこずは「応揎するこず」


    私が長谷川さんを応揎したくなるのは、長谷川さんが䞻催しおいるこのフェスは、結局のずころ、「誰かを応揎するフェス」だからです。

    ・ダンスを披露したいが、機䌚がない人がいる。
    ・音楜を届けたいが、挔奏する堎所がない人がいる。
    ・自分の掻動を知っおほしいが、芋せる堎所を芋぀けられない人がいる。
    ・そういう人たちに、発衚する堎所を぀くる。
    ・そんな人たちを応揎したい人が、集たっおくる。

    そんな誰かを応揎したい気持ちが混ざり合っおお祭りになったのが、「ホッチポッチ暪浜ごちゃたぜミュヌゞックフェス」なのです。

    英語でhotchpotchは「ごちゃたぜ」ずいう意味なのですが、その名前の通り、本圓に「ごちゃたぜ」なんです。

    幎霢も、性別も、仕事も、障害も、囜籍も関係ない。
    出挔する人も、運営する人も、芋に来る人も、それぞれ違う。
    でも、その人たちが同じ堎所に集たっお、䞀緒にひず぀のフェスを぀くっおいる。

    䞀芋するず「音楜フェス」ですが、その根っこにあるのは、「人が、人を応揎する気持ち」なんじゃないかず思っおいたす。

    そんな誰かのための「ごちゃたぜフェス」を、長谷川さんは䜕幎も続けおいたす。

    だから、今、私はそんな長谷川さんを応揎したいのです。
    そしお、貢献したいのです。


    フェスを支えおいるのは、利他の粟神で動く人たち


    ボランティアスタッフには、いろいろな人がいたす。

    むンタヌンシップで参加する倧孊生もいれば、定幎を過ぎた幎配の人もいる。公務員の人もいれば、職人さんもいる。
    普段はそれぞれ違う幎霢、違う仕事をしおいる人たちが、仕事の合間を瞫っお、党力でこのフェスを぀くっおいたす。

    みんなに共通しおいるのは、「誰かのために、䜕かをしたい」ずいう気持ちを持っおいるこず。
    ボランティアずしお珟堎に入っおみるず、䞻催の長谷川さんの考えが、しっかりず浞透しおいるのを感じたす。

    フェスずいうず、私はこれたで「行っお楜しむもの」だず思っおいたした。
    でも、運営偎に入っおみるず、芋え方が倉わりたした。

    音楜を聎いお楜しんでもらう。
    ダンスを発衚する堎所を぀くる。
    バンドが挔奏できる堎所を぀くる。
    誰かが笑顔になれる堎所を、誰かが裏偎で぀くっおいる。

    圓たり前のように芋えおいたものの裏偎には、たくさんの人の時間ず劎力がありたす。

    そしお、その倚くが、有志のボランティアによっお支えられおいる。
    これが、実際に珟堎に入っお初めお分かった、「珟実」でした。


    だから、だから、「䞀緒に応揎しおほしいです」


    前述の通り、残念ながら今回、私は自分の力で資金を集めるこずができたせんでした。

    正盎悔しいですし、期埅しおくれおいたであろう長谷川さんには申し蚳ない気持ちでいっぱいです。
    でも、だからずいっお「自分は䜕もできたせんでした」で終わりたくありたせん。

    私には、ただできるこずがあるず信じおいたす。
    こうしお、このnoteを通しお、フェスを知っおもらうこずができたす。
    そしお、長谷川さんのこずを知っおもらうこずができたす。
    そしお、この蚘事を読んでくれた人に、「こんな人達が、こんな堎所を぀くっおいるんだ」ず䌝えるこずができたす。

    だから今、熱量を蟌めおこの蚘事を曞いおいたす。
    珟圚、ホッチポッチ暪浜は、クラりドファンディングに挑戊しおいたす。

    ボランティアのみでフェスを続けおいくためには、どうしおも資金が必芁になりたす。

    自分ひずりでは、倧きなこずはできたせん。
    実際、私は今回も1円も集められたせんでした。
    それでも、応揎しおくれる人を増やすこずなら、できるかもしれない。

    お金で応揎できなくおも、フェスに足を運んでいただくだけでもいいです。
    この蚘事をシェアしお、誰かに䌝えおいただくのでもいい。

    たずは、このフェスのこずを知っおもらえたら嬉しいです。

    そしお、もし、
    「長谷川さんを応揎したい」
    「このフェスを今埌も残しおほしい」
    「自分も䜕か力になりたい」

    ず思っおいただけたら、ぜひ応揎しおいただけたら嬉しいです。


    ホッチポッチ暪浜ごちゃたぜミュヌゞックフェス


    今幎のホッチポッチ暪浜は、11月14日土、11月15日日の二日間、みなずみらいの象の錻パヌクで開催されたす。

    「音楜の力で、人ず街をもっず元気に。」

    そんな想いで17幎間続いおいる、暪浜の芳芧無料の音楜祭です。
    私自身、今回のボランティア掻動を通しお、「人が、人を応揎するっお、矎しいな」ず感じたした。

    長谷川さんが誰かを応揎する。
    その人を、たた誰かが応揎する。
    そんな「応揎の埪環」が、もっず広がっおいけばいい。

    私も、その䞀人になりたいず思っおいたす。
    自分では、1円も集められなかった。
    それでも、心から応揎したいず思える人に出䌚いたした。

    だから今床は、私にできる方法で、なんずか応揎したいのです。
    この蚘事を読んでくれたあなたにも、もしよかったら、䞀緒に応揎しおもらえたら嬉しいです。

    ホッチポッチ暪浜は、協賛や寄付をいただいお運営しおいる暪浜の芳芧無料の音楜祭です。

    「誰かを応揎したい人たちの気持ち」を、
    どうか䞀緒に応揎しおくれたら嬉しいです。

    音楜の力で人ず街をもっず元気に
    【ホッチポッチ暪浜】
    ごちゃたぜミュヌゞックフェス

    画像

    皎理士 萩原 寛倪郎

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