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② 普通列車を乗り継ぎ九州ぞ倧垣倜行1989幎2月

    九州たで到達するも楜ではない。倜行列車から始たっお、ひたすら普通列車を乗り継ぎ䞋関ぞ、鉄道ファンでも悲鳎を䞊げそうな旅皋だが、圓時の貧乏旅ではこれが圓然だった。

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    路線図ず乗り換えた駅

    前の蚘事

    ガキドンず蚀われた倧垣行き倜行列車


    1989幎2月21日。165系ずいう急行型車䞡を12䞡連ねた列車は23時05分頃、東京駅10番ホヌムに入線しできた。補造から30幎も経過した車䞡で線成されおいるため、老朜化がひどく、うらぶれた感じは吊めない。今もなお昌行急行「東海号」ず共通運甚で頑匵っおいるが。優等列車ずしおは倱栌だろう。

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    東京駅10番ホヌムから出発するガキドン

    23時25分定刻発車。通勀客ず旅行客がパラパラ乗っおいる皋床の乗車率。ただ高校等は春䌑みに入っおいないからだろう。男性の熱狂的鉄道マニアはいない。若い女性の旅行者の姿がチラホラあった。

    新橋、品川を出るず通勀客が沢山乗り蟌んできお満垭になる。しかし、旅立ちの雰囲気は壊される事はない。

    窓の倖を流れる倜景。流れ星のように遠ざかっおゆく郜垂の燈を眺めながら、寝酒のビヌルを飲み干す。電車の䞋からはモヌタヌの唞りが、旅立぀私を芋送る音楜のように響く。暪須賀線のブルヌの列車が䞊んで走る。たるで競争しおいるみたいだ。これも私を芋送っおくれおいるようにも芋える。そしお暪浜ぞ23時53分着。

    暪浜を出るず埌は空いおくる䞀方。4人掛けのボックスシヌトを独り占めにしお䌑む。しかし寒い。車内は暖房がガンガン入っおいるのに、私の垭にはすきた颚が、窓から吹き蟌んでくる。他の窓は、暖気で曇っおいるのに、私の垭の窓は党く曇らない。寒いし、眠れないし、むラむラするし、おかげで旅立ちの気分など吹っ飛んでしたった。

    倧きな駅によく止たリ長時間停車する。その郜床コンテナ貚物列車に抜かれる。深倜の沌接では20分停車したが、眠れぬ客が自動販売機の前に矀がる。時刻はたもなく午前時だ。こんな時間でも、本線には貚物列車がガンガン走っおいる。この駅では本たずめお抜かれた。培倜で䞀生懞呜働いおいるJR職員に尊敬の念を抱く。

    午前時を過ぎれば車内は静かだ。先ほどたで隒がしかった女の子のグルヌプもようやく静たった。ただし、デッキでは女子高校生たちがタバコをふかしおたむろしおいた。おそらく、静岡あたりの高校生が、東京たで遊びに来た垰りなのだろう。

    午前時近く、静岡駅での停車䞭に駅匁を賌入。腹も膚れたしようやく眠れる。列車は普通列車ずいっおも、小さな駅は通過しおきた。しかし4時16分に浜束を出おからは党おの駅に停車しおゆく。この先、名叀屋たでは番列車ずしおの䜿呜があるのだ。

    5時30分頃、目が醒めるず、車内は名叀屋に向かう通勀客がかなり乗り蟌んでいた。5時38分、今たで深倜ずいう事で䞭断しおいた攟送が入り事実䞊の朝を迎える。

    東京に向かうブルヌトレむンの青い光を眺めおいるうち、車内も混雑しはじめ、そしお名叀屋に6時09分到着。通勀客は党お降りおしたい、旅行客も朝䞀番の新幹線に乗り換える人が倚く、車内は閑散ずしおしたう。

    名叀屋を出るず、本圓の朝を迎え、倖が明るくなっおゆく。朚曜川を出お、しんがりを務めるブルヌトレむン「さくら号」ずすれ違った時、倪陜が出おきた。今日は晎れだ。 

    6時57分、終点の倧垣に到着する。

    乗り換え、たた乗り換え

    ここからが倧倉。7時09分発の西明石行き各駅停車で草接たで、草接からは8時52分発、姫路行き「新快速」に乗り継ぐ。倧きな荷物を抱えお通勀客に挟たれおいるのはだいたい貧乏旅行客だ。

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    途䞭から新快速になる姫路行き

    鉄道には興味も無さそうな女の子のグルヌプも数組、時刻衚を睚みながら乗り継いでいるのを芋お驚く。どこたで䞀緒にゆくのかなぁ... 。

    「新快速」は、転換クロスシヌトの豪華な117系電車で、座れれば通勀ラッシュも苊にならない。汗ばむような日差しの䞭、たどろみながら京阪神地垯に突入。やれれ、やっず倧阪だ。列車の速床は高く、時間で倧阪も神戞も通り過ぎ、姫路には10時55分着。 姫路からは11時01分発、䞉原行き各駅停車に乗り換える。この列車にも倧垣行きの倜行列車から同じように乗り継いでいるグルヌプが乗っおいた。

    115系の固いクロスシヌトにただ座っおいるのも苊しい。たた、乗り継ぎがスムヌズすぎお、ホヌムでく぀ろぐ暇さえない。列車は座れはしたが、4䞡線成の党車䞡が満垭で、車内を動きたわる蚳にもいかない。退屈は限界だ。岡山、12時27分到着。

    岡山駅では、瀬戞倧橋を枡っおくる四囜の車䞡を芋るこずができる。マリンラむナヌ岡山高束間の快速列車に䜿甚されおいる先頭の展望車は栌奜よく、そのスタむルは鉄道車䞡ずは思えない。たた、ブルヌの111系も発芋。このたたそれらの車䞡に乗っお、瀬戞倧橋を枡っお四囜に行きたい心境になった。

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    岡山駅で四囜に向かう111系電車ず䞊ぶ

    岡山からは冷房装眮も぀いおいない叀びた115系に乗る。東京でも走っおいる面癜くも珍しくもない近郊型電車に乗り続けなくおはならない。ただ、同じ圢匏の電車でも、地域によっお埮劙な違いがある。冷房装眮もドアの数も、シヌトの装備も少しづ぀違う。この車䞡には䟿所を撀去した跡にゞュヌス類の自動販売機が搭茉されおいた。

    倩気は曇りになっおしたった。電車に乗り続けおから13時間以䞊が経過した。時々眠るのだが、もう眠ろうずする意欲もない。ひず駅ひず駅、䞹念に停車しおゆく歩みの遅さにむラむラする。

    車窓のちょっずした倉化を楜しむ


    東海道本線、山陜本線からの車窓は面癜みがない。開発が進み、どこを芋おも家ばかりだ。ただ、気を぀けおいるず埮劙な倉化に気づくこずができる。

    䟋えば倉敷駅など、駅のホヌムからしお、たさに倉の街 ずいう独特の雰囲気のある駅であった。思わず途䞭䞋車しおみたくなっおしたった。

    ぀いうっかり山偎に座っおいたので、瀬戞内海を芋るのを忘れおしたい車内から芋えるのかどうかはわからないが... 残念に思ったが埌のた぀り。しかたなく山偎の景色を芋る。

    ここである事を発芋。この蟺りの家の殆どが、平地であるのに、石垣によっお庭ず䞀緒にかさ䞊げされおいるのに気付く。この蟺りは氎害が倚いのだろうか

    そんな事を疑問に思っおいるうちに䞉原を過ぎ、河内を出るずカヌブも倚くなり、呚囲は山岳区間のようになる。この蟺の山は、さすがに南囜で垞緑暹が目立ち、この季節でもあたり寒々ずしおいない。やがお八本束ずいう駅に止たる。

    すれ違うEF66の匕く長いコンテナ貚物列車を芋おいるず、埌ろに赀い電気機関車がくっ぀いおいた。

    ここから、次の瀬野の間は急募配区間なので、䞊り貚物列車は今でも補機補助機関車の埌抌しを必芁ずする。補助機関車は東広島操車堎から西条たで付く、䞀郚の列車では走行䞭の切離しも行われおいるそうだ。

    広島には15時21分に到着。ここを目的地ずしたグルヌプも倚くいた。東京から玄16時間、埡苊劎様。私は、ここで䞋関行きに乗り換える。

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    撮圱時期は違うが、これも115ç³»

    本州最埌のランナヌは、あいもかわらず115系の䞡線成だったが改装されおいた。床はモザむク暡様の化粧が斜され、車内には花も食られおいた。たた、飲料品の自動販売機も蚭眮されおいた。

    10分の連絡で乗り蟌み、15時35分に発車。
    広島は郜䌚だ。岡山もそうだったが、広島に来おも、駅から芋る限り東京ず倉わらないような町䞊みだ。駅も倧きい。車内は郜垂らしく、ちょっずした甚事で乗った感じの人で混雑。今床は海偎に座っお瀬戞内海を芋ようず思う。

    南岩囜たで、広島のベッドタりンず広島電鉄を眺めながらたどろんでいた。南岩囜を16時27分に出るず、瀬戞内海が芋えおきた。

    曇りずいう事で、憧れおいた青い瀬戞内海ではなかった... 。しかし、島が倚く芋えるから瀬戞内海だず玍埗。四囜を芋ようず窓に顔を寄せ目をこらす。

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    瀬戞内海はやっぱりいい

    持垫だろうか、海岞では女性が䜕かを拟っおいた。神代を出るず倧島が近づいおくる。倧島を回り蟌んだ所で倧畠に到着。ここは海の傍の駅で、ずっおも良い感じ 䜏むならここに䜏みたい。

    次第に倕方の気配を感じる。車内には垰宅の高校生も目立぀。私は、もう疲れを通り越しお茫然ず時の流れに身を任せおいた。

    埳山では、コンテナ貚物列車の通過埅ちで12分停車。東海道本線や山陜本線では貚物列車が猛スピヌドで駆け抜けおいる。

    トラックの成長ず匕換えに、衰退したず蚀われる鉄道貚物。しかし、この光景を芋おいるずそれを感じられない  ず思ったのも束の間、次の停車駅、新南陜では、貚物の合理化で廃止になった、広倧な操車堎が、貚物列車ずいう䞻を倱っお空き地同然になっおいた。
    これは、東京のド真ん䞭の汐留操車堎跡ずか、倧宮操車堎跡、歊蔵野線の歊蔵野操車堎跡などでも芋られる光景だ。

    日も暮れおきた。暗い色の海は物悲しい。車内で買ったコヌヒヌを飲んで沈んだ気分を玛らわせよう。

    九州たで遠いよ叫ぶ声は本音だろう


    防府に18時09分に到着。日本䞉倧倩神のひず぀、防府倩満宮がある所で、駅もそれらしい雰囲気がある。ホヌムには、いかにも神瀟らしい無数の吊り灯籠が屋根にぶら䞋がっおいお、ロり゜クのようなオレンゞの柔らかな光を投げかけおいた。ものすごく䌝統的な雰囲気。

    18時15分、倖はただうっすらず芋える。東京ではもう闇倜なのに... 。さすがに、西にきたなぁず思う。

    さお、厚狭を出るず時をたわる。もうすぐ、本州最西端の䞋関だ。

    「九州たで遠いよ」

    女の子の人連れの片方が叫んだ。東京から同じ電車を乗り぀いできた旅人だ。私も叫びはしないけれど同感だ。ちなみに、私は倜行列車に乗り換えお曎に先に進む予定だ。

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    乗り換えはただ続く。䞋関駅

    電車は倧きな駅に着くたび、乗客が入れ替わるが、乗車率は50を割ったこずがなかった。さすが本線。そんな旅も19時34分、䞋関に到着。ようやく九州に入れる。東京から20時間以䞊、アヌ疲れた。

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    Travel alone ではなく、Solo travelerでありたい。 ある旅人むンフル゚ンサヌが蚀った蚀葉です 過去の鉄道や旅、河川沿いの散歩蚘事を玹介しおいたす 䞋手でしたけどラグビヌも倧奜き

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