
Bento と Packed Lunch は大違い
英国の生徒が持参する弁当。
packed lunch と呼ばれている。

これは老舗デパート(Fortnum and Mason)の広告なので、日本人からするとさびしく見えるが、これは、かなりましな方の弁当だ。もう一度書くが、これは、これでどうだ!という広告なのである。
ふつうは、画像と同じように、バナナ、チョコレート、サンドイッチ、ポテチなどが、ビニール袋やプラスティックの箱に入っている。

私もそういうのを25歳の時、ロンドン、たしか、エッジウエアあたりのホームステイ先、ウクライナ系主婦からもらって、貧弱さに少し驚いたことがある。
だから、日本の弁当が bento として英語になったのは当然である。
あんな手の込んだものは、元来外国に存在しないのだ。
きっと、テーブルで食べるようなまとも(?)なものを携帯するという発想が外国にはないのだと思う。
しかし、最近では、日本人以上に凝った bento も出てきていて面白い。
『オックスフォード英語辞典』には、すでに、この bento は記載されている。
英語としては、早くも1616年の記録がある。江戸時代が始まったばかりのころ。
しかし、語源欄は奇妙である:

bento < mentu 面桶、などと書いてあるが、面桶、メントゥーなんて聞いたことがない。
日本語としては、『日本国語大辞典』によると、1477年、便利なこと、便利なものという意味が初出である。
中期中国語、 面桶 miàntǒng からきているというが、根拠がない。
そもそも、「洗面器」が「弁当」へ意味変化するだろうか?
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