
公務員。成長しない人・場には魅力がない。成長しないものが嫌い。
成長が大事っす。
ぼくが勤め先の役所組織に関して批判的なことばかり書く理由が今わかった。
職員が成長していないからだ。
どの業者なら仕様書が無くても見積書を出してくれるとか
どの書類は何月ごろに起案したほうがいいだとか
あの住民は難しい人だからあの人と話すときは特別にこういう配慮が必要だとか
そういう水平方向の知識ばかりをみんなが身につけている。
そんなの成長じゃないからね。
コンビニ店員のレジ打ちの速度が上がるようなものだからね。
職員を「集合体」として見た場合も、10年以上観察してきたが、ほとんどそれは成長してないと思う。
人事部の課長が、私が通院する病院の精神科医あてに、私に無断で電話をかけて、私のことについて聞き出そうとするような役所だからね。
人事部の課長の言い訳は
「電話した理由については、□□さん(ぼく)に対して今後どういう対応がいいのか、医学的にアドバイスがもらえるのであれば、それを参考に組織として対応したいという思いから、連絡をしたものです。」
医者の守秘義務を知らない時点で呆れる。
医者が患者に関して「あの人はこういうパーソナリティでこんな症状があって・・・」とか、本人の承諾もなく、ベラベラと話すわけないじゃんか。相手が役所の管理職だとしても。バカなのか?
職員が完全な私生活上で通院する病院の医師(産業医ではない)が、その職員の勤め先の人事部の課長に医学的なアドバイスなんてするわけないだろ。
役所の常識は世間の非常識。
これが成長しなかった公務員の末路。
うちの組織が10年の間に成長した点と言えば、怒鳴って机を蹴る人がいなくなった程度だ。
進歩だね、拍手。
そんなのは−50が−30になったような話で、成長というよりは速やかに是正するべきことを10年も費やして是正したに過ぎない。
夏のセミよりもうるさく「DX❗️DX❗️AI❗️」といろんな人が言っているが、ぼくがいる部署は100%紙の起案。
紙と判子と朱肉。
「部屋とYシャツと私」みたいだね。
紙と判子と朱肉がないと仕事にならないからテレワークが実現しない。
リモートワークができるように、ということでモバイルパソコンに変わったがぼくは一度もリモートワークをしたことがない。
周りの人でもリモートワークをした人を見たことがない。
あらゆる点で成長がない。
なぜそうなるかというと、
諸悪の根源は
再任用職員制度と会計年度任用職員制度。
60〜70代のお爺ちゃん公務員に電子決裁なんて無理だって。
だから結局は紙と判子で仕事をしないといけない。
職員の意識が変わっていない。
成長していない。
Z世代だとか最近の若い人は利口だと思う。スマート。
でも彼らも組織の体質に染められて結局は「成長が止まった歯車の一つ」になる。
「これは明らかに間違っているけど、黙っておいたほうがいいな。」とか。
「この案件Aは問題だけど、上司が期待してるのはこっちの案件Bの処理だと思うからこっちを優先しよう。」とか。
そんなことを考えてスマートに仕事をしているけど、2年前の書類は放置したまま。
変な仕事のやり方を覚えてしまって書類の整理もめちゃくちゃ。
硬い紙のフォルダの見出し部分に手書きで「定期監査」とか書いてあるからね。汚い字で。
若者には「マニュアルを整備しましょうよ。」と声を上げる度胸もない。
賢さ×度胸=価値創造
今の20代は小利口だけど度胸が全然ないから、成長や価値を生み出さない。いや、これは主語が大きいか。訂正する。ぼくの周りではそうだ、と言っておく。
「無難に生きよう」「損したくない」「目立ちたくない」
こればかり意識してる人たちに度胸なんてあるか?
そんな小粒に何ができる?
思い出した。彼らにも一つだけできることがある。
被害者・弱者のフリをして他人をワルモノに仕立て上げて引きずりおろすことだ。
今の20代は10年後にはほとんどの人が若年性老害になって、そのころの若者から「クソ世代」と呼ばれることになると思う。
「歯車として優秀なら十分だろ」という意見もあると思う。
でも違うと思う。
制度疲弊が起きている中で歯車が優秀になっても、合成の誤謬みたいなメカニズムで組織は腐り、成長しなくなる。
お爺さんの古時計の中にある歯車が精密でも、その時計はだんだん動きが鈍くなり、メンテナンスの頻度が多くなる。電波時計には進化しない。
自発性に見える受動性のレールに乗って停滞していく。
若い人はお利口さんだからこそ、すぐに組織の体質に順応してしまう。
だから若いくせに年寄り臭い。
落ち着いて見えるだけ。
退職者が多くて、そのぶん若い人がたくさん入ってきているけど、職員の集合体は成長しないだろう。
箱の中に腐ったミカンがたくさん入っているとする。
そこにフレッシュなミカンをたくさん追加してもすぐにそれらも腐ってしまう。
よく役人は「政策を前に進める」と言うけど、役人自身は前進してないんだよ。
20代の職員を見ていると「憐れだな」と思う。
その年頃の人たちは今ごろ民間企業でどんどん成長してると思うよ。
ぼくには20代の従兄弟がいて、たまに話すけど、その子はうちの組織の同い年の職員とは比べようもないほど世の中のことをよくわかってるし賢いし強い。
知識の量ではない。真面目さの問題ではない。
「要するにこうやってスキルを身につけて、キャリアアップしていけばいいわけでしょ。だから私はいまここでこんな力を身につけてる。」みたいなことをサラッと言う。
でも公務員はどうか。
「9月議会で議員からこんな一般質問が出るから、あれとあれの件数をペライチでまとめて頂戴」と言われて、エクセルをポチポチするだけだ。
エクセルのショートカットキーを覚える程度だ。
それだけで「仕事が速い」とか褒められたりする。
たしかに民間企業でも「ホチキスを留める位置が違うから、印刷したこの資料を作り直せ!」みたいなブルシットジョブはたくさんあると思う。
でも役所は倒産しない。公務員はよほど悪いことをした人じゃないとクビにできない。
やはりこの部分はかなり大きな違いを生む。
倒産しないから
公務員にはある種の危機感がまったく無い。
これについては「まったく無い」と言える。
売上が落ちたからリストラ、とかもないからね。
貧乏な自治体は国から交付金だの補助金だのをもらえるから。
政府からの補助金で生き残る企業を「ゾンビ企業」と呼んだりするけど、日本のほとんどの自治体は東京が稼いだ金を分配してもらって生き延びてるだけだからね。
「ゾンビ市」の「ゾンビ市役所」みたいなのが多い。
シャッター商店街やシカばかりなのに、やたらと綺麗でデカいハコモノがあったりする。
あれは自治体が国からうまいこと金を引っ張ってきた結果建てられたものだ。
危機感が無いから、組織としても職員個人としても、考え方の変化が促されない。
「まぁ、前例踏襲でいいでしょ。」ばかり。
だから成長しない。
事務「作業」の効率化ぐらいはしてるけど。
古臭い考え方で仕事をしていたせいで大きなミスが起きて住民に迷惑をかけても、公務員が受ける処罰なんて、せいぜい戒告や減給(10分の1)2か月、とかだからね。
だから危機感がない。
そりゃ、意識を抜本的に変えようというインセンティブは生まれないよ。
県庁や市役所の職員で自殺者が出ると、しばらくの間は「パワハラはダメー」みたいな感じになるけど、数年後には元通り。
「後退しない不可逆的な成長」というものがほぼない。
だから面白くない。
再任用制度もダメだね。
70歳のお爺さん職員がその部署で一番よく仕事を理解してるけど、それゆえに無敵で、必死に働く気はあまりないから、「あ、これは面倒だから関わらないでおこう」みたいな老獪な判断をして沈黙する。
人間は50歳を超えたらめったに成長なんてしないよ。
今までやってきたことの延長戦をやるだけ。
むしろ退化する。
結晶性知能は高まるかもしれないけど99.999%の高齢者は古い価値観に囚われて頑迷になるだけ。
ちなみにぼくは50歳以上は「高齢者」と呼ぶべきだと思う。
「今までやってきたことの延長戦」でブレークスルーを遂げる人も稀にいるとは思う。
でも公務員の中にはほぼいないと思う。
構造的な理由で。
理由は上述のとおり。
高齢者は成長の障害物だから家にいてもらったほうがいい。
ぼくはやっぱり50歳定年制が良いと思う。
「子供がちょうど大学生で最もお金が必要な時期だからそれは困る」とかいう問題があるなら大学を減らして大学の授業料を減額したほうがいいかもね。