
勤め先から出禁をくらった地方公務員の引きこもり日記8(復帰編)
私はワケあって職場に行くことを禁じられていた地方公務員だ。停職ではない。
私の出禁公務員シリーズも終わるはずだった。
まさかこのシリーズが8回目まで続くとは思わなかったが、今後さらに発展する可能性がある。
飛び火の可能性だ。
Netflixでドラマ化してほしい。
役所の上層部は香川照之さんとピエール瀧さんに演じてもらいたい。
出禁が解除されて私は職場に復帰した。
しかし、やることがない。
当たり前だ。年度途中でいきなり別の部署に飛ばされて、できる仕事なんてあるわけない。
眠気との戦いだ。
今は書類の整理をしている。
これで手取り27万円ってのがすごいよなぁ。
金は人が稼ぐのではなく、椅子が稼ぐ。
毎月27万円が降ってくる椅子がまずあって、たまたまそこに私が座っただけだ。
だから年収1,000万円の人も大した仕事をしてないと思うよ。きっと大企業なんて私みたいな人がたくさんいるでしょ。
いろんな意味でイカれてる。
エネルギーに満ち溢れていて、働き盛りの私を無力化して、過去の書類の整理をさせて、20代の若者をめちゃくちゃ働かせている。
そして「人員不足だ!」と叫ぶ。
茶番だ。
特に役所なんてのはプーチンのロシアみたいな世界だからなぁ。
データが壊れていた!
私は勤め先の役所の問題点や不祥事の証拠や、中途退職者の10年以上の名簿を作成してパソコンのデスクトップに保存していた。
しかし、職場に復帰してそのデータを開こうとしたら「ファイルが壊れています」という表示が出た。
他のデータは普通に開けるのに、よりによって、そういうデータだけが壊れていた。
ここから先は読者の想像に任せる。
出禁について、ざっくり説明すると「みんながあなたに気を遣ってしまうから、一緒に仕事をしづらいと言っている」「感情的な言動があった」みたいな曖昧なことを言われて、突然、私は「今日から君はしばらく職場に来ないで、給与は満額払うから」と言われたのだ。
病気休暇からの復帰の日にそれを命じられたので、病気休暇期間と出禁期間はシームレスに繋がっている。
[病気休暇→出禁期間→1日復帰→病気休暇]
こんな感じで3ヶ月以上も私は職場に来ていなかった。
システムの使い方もパスワードも忘れた。
初日は朱肉もカッターもマウスパッドも無かった。
今はとにかく眠い。
仕事が無い。