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泣きみそ校長( •̥ࡇ•̥ )のコラム㊺ 春祝魚(はるいお)弁当

    この記事は、子どもが作る「弁当の日」の提唱者である竹下和男が書きました。


    春祝魚(はるいお)弁当


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     地元の旬の食材(自然の恵み)を調理して食べる喜びを次世代にはしっかり伝えたいと思います。瀬戸内海では田植え前の農閑期に、姑が鰆(サワラ)を一匹買い求め、若嫁に持たせて里帰りをさせる習慣がありました。若嫁は実家で皆と祝いの鰆料理を楽しみ、鰆の「押しぬき寿司」を手土産に嫁ぎ先に持ち帰ります。実家と嫁ぎ先の両家の仲を取り持つ役目を若嫁にさせるのです。


     四角や扇の木型にすし飯を入れて、鰆・山椒・ソラマメ・きぬさや・卵焼き・海老などの具材をのせ型で押し抜くのです。今ではその季節になるとスーパーの総菜コーナーに並ぶので作る人はめずらしくなりました。写真は、「郷土料理弁当」の課題を生徒に与えた家庭科の先生が「初めて挑戦しました」と持参した春祝魚弁当です。幼い頃、母親が押しぬき寿司を作っている横で、山椒の葉っぱを手の上でパンパンと叩いて香りを立てていたことを、この季節が来ると私は必ず思い出します。瀬戸内海のサワラの水揚げ量は一時期、壊滅的な状況にまで落ち込みましたが、漁民たちと研究者の努力で回復傾向にあります。地元の食文化はしっかり伝承していきましょう。



     ㊻ 私の弁当 へつづく

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    100年先の日本を見据えた、食育活動のドキュメンタリー。

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