メインコンテンツへスキップ

第4話 整理したい。でも、閉じられない。|Arrows開発日記


    画像

    Chrome拡張「Arrows Lite」が100万ユーザーになるまでの開発記録です。

    第4話 整理したい。でも、閉じられない。

    第3話では、ブックマークでは仕事は保存できなかったという話を書きました。

    その頃の私は、「じゃあ、仕事をもっと整理しやすくできないかな」と考え始めていました。

    最初に作ったArrowsは、とてもシンプルでした。

    作業するタブだけを一か所に集めて、その仕事だけに集中する。
    今でいう「作業エリア」のようなものです。

    余計なタブを見なくて済むので、思った以上に快適でした。

    これで仕事が進めやすくなる。
    そんな手応えもありました。

    ところが、毎日使い始めると、また新しい問題が見えてきました。

    仕事が終わったタブを見るたびに、
    「そろそろ閉じたい。」
    と思うようになったんです。

    Chromeが重いので整理したい。

    でも、そのタブを閉じると、仕事が途中で終わってしまう。

    これが想像以上に困りました。

    例えば、
    商品ページを作っている途中。

    比較している仕入れ先。
    参考にしている楽天市場の店舗。
    調べていたCSS。

    ページだけなら、また開けばいい。

    でも、
    「何を比較していたのか。」
    「次に何をやる予定だったのか。」

    そこまでは戻ってきません。

    閉じた瞬間に、
    仕事の続きが消えてしまう。

    整理したい。
    でも閉じられない。

    閉じなければ、
    Chromeはどんどん散らかっていく。

    この矛盾を毎日繰り返していました。

    最初は、自分だけの問題だと思っていました。

    でも、よく考えると違いました。

    タブを閉じられない人は、
    整理が苦手だからではありません。

    仕事が途中だから閉じられないんです。

    ここで初めて、
    Arrowsの最初の考え方だけでは足りないことに気付きました。

    作業エリアを作るだけでは、
    仕事は整理できても、
    仕事を終わらせることはできませんでした。

    このジレンマに気付いた日が、
    Arrowsにとって最初の大きな転機だったと思います。

    そして私は、
    「閉じても仕事が消えない方法はないだろうか。」
    と考え始めました。

    この時点では、まだSAVE機能はありません。

    ただ、このジレンマを見つけたことが、
    次の機能につながる一番大きなきっかけになりました。


    Arrows開発日記

    Chrome拡張「Arrows Lite」が100万ユーザーになるまでの開発、失敗、改善、気付きを記録しています。

    今回は、「最初の機能」ではなく、「最初にぶつかった壁」の話でした。

    次回は、このジレンマをどう解決しようとしたのか。

    SAVE機能が生まれるまでを書こうと思います。

    Arrows Liteは、Chrome Web Storeで公開しています。

    ▶︎ Arrows LiteをChromeに追加する

    ※PC版のGoogle Chromeからインストールできます。


    📖 Arrows開発日記

    ▶ 次の話

    ◀ 前の話

    📚 全話一覧



     
     
    AIサービス、個人開発、ECの運営を有機的につなげる経済圏を開発中! 100万インストール目指す、Chrome拡張「Arrows Lite」をはじめ、アプリやAIツールなど開発中。 ジュエリーサンフラワーを楽天で運営 2026年10月3日現在:494人 あと999,506人

    あなたへのおすすめ