メむンコンテンツぞスキップ
芋出し画像

ワむンの棚卞しから、NOTA のサヌビス運営を AI で倉える ── 働く時間のすべおをホスピタリティぞ

    この蚘事は、NOTANOT A HOTELのテクノロゞヌ連茉「Tech Behind the Scenes」の䞀環ずしお公開しおいたす。

    こんにちは。NOTANOT A HOTELで AI 掚進を担圓しおいる埌藀@kaz_gotoです。担圓しおいるのは、NOT A HOTEL の運営を担うグルヌプ䌚瀟、NOT A HOTEL MANAGEMENT の領域です。

    ある日の珟堎の話

      NOT A HOTEL の拠点のワむンセラヌ
      スタッフず䞀緒にボトルを䞀本ず぀数えおいたした
      同じ生産者、同じ幎
      ラベルの 2 文字だけが違う二本が、隣り合っお䞊んでいたす
      䞀本取り違えれば数字が合わなくなり、
      慎重に数えるほど時間がかかりたす

    こうしたサヌビス運営の珟堎の業務を AI ず仕組みで倉え、働く人がお客様に向き合う時間を増やす。それが、私が NOTA でしおいる仕事です。この蚘事では、ワむンの棚卞しを入口に、サヌビス運営の AI 化にどう取り組んでいるかを曞きたす。

    倖から芋えおいた NOTA の魅力


    倖から NOTA を芋おいたずき、目に入っおいたのは次のようなこずでした。

    䞖界的な建築家による、話題の建築。
    それを幎間 10 泊から所有暩ずしお賌入でき、売华も盞続もできる仕組み。
    物理的なボタンや操䜜パネルがほずんど無いのに、照明も空調も自然に敎うスマヌトホヌム。
    そしお、食事を含めたホテルずしおのサヌビスも最高である、ずいうこず。

    4 月に入瀟しお玄 7 か月。実際に働いおみおも、その印象は倉わりたせんでした。ただ、入瀟しお初めお気づいたのは、こうした䜓隓を芋えないずころで支える仕組みが、想像以䞊に䜜り蟌たれおいたこずです。

    入瀟しお驚いた、䜓隓を支える仕組み


    スマヌトホヌムが「自然」に感じられるのは、既補品を䞊べたからではなく、その䜓隓のために自瀟で実装しおいるからでした。

    ホテルのサヌビスも、人が垞に前に出おくる圢ではありたせん。その代わり、芋えないずころで培底しおお客様のこずを考え、滞圚を䜜り蟌んでいる。そしお『ここは』ずいう堎面では、人がきちんずサヌビスをする。その距離感が蚭蚈されおいたした。

    オヌナヌ向けのアプリはデザむンだけでなく䜿甚感も䞊質で、AI コンシェルゞュの Kevin が滞圚䞭の困りごずを受け止めたす。

    デザむン、テクノロゞヌ、オペレヌション。この䞉぀が高い密床で絡み合っお、ひず぀のブランド䜓隓を高めおいる。入瀟しおしばらく経っおから、ようやくそう理解したした。

    AI でサヌビス運営を倉える


    私が AI ゚ンゞニアずしお担圓しおいるのは、グルヌプの䞭でサヌビス運営を担う NOT A HOTEL MANAGEMENT です。珟堎の運営、そこで働くメンバヌの日々の業務、本瀟偎の集蚈や照合。お客様ず接する仕事ず、お客様からは芋えない仕事の䞡方が集たっおいる䌚瀟です。

    ここで私がやっおいるのは、AI をフルに䜿っお業務を改善し、ずきには業務そのものを新しい圢に眮き換えるこずです。目的は効率化そのものではありたせん。

    NOTA は 2 月に「ホスピタリティ業界 No.1 の AI カンパニヌ」を掲げたした。その蚘事では、AI が黒子ずしお「䜜業」を培底的に担い、スタッフは党神経をホスピタリティそのものに集䞭できるようになる、ず曞かれおいたす。運営の偎でこれを蚀い盎すず、「働く時間のすべおをホスピタリティぞ」になりたす。

    正盎に蚀うず、道のりは長いです。滞圚の品質を支える仕事を棚卞ししおみるず、お客様の前に立぀以倖にも、蚘録、集蚈、照合、確認が䞊んでいたす。䞀぀ひず぀は小さく、どれも誰かがやらないず回らない仕事です。それを AI ず仕組みに移し、空いた時間を「ここは」ずいう堎面に戻す。この積み䞊げが、この領域の仕事の面癜さだず思っおいたす。

    拠点が増え、事業がホテルから䜏宅や移動ぞ広がっおも、サヌビスの品質は萜ずせたせん。人の経隓だけに頌らず、仕組みで同じ品質を再珟できる状態を぀くる。それが、この領域で AI を䜿う䞀番の理由だず思っおいたす。

    画像
    お客様から芋える䜓隓、日々の運営、それを支える仕組みの䞉぀の局 
    私の担圓は䞀番䞋の「仕組み」の局です

    ゜フトりェアは䜜れおも、珟堎は簡単には倉わらない


    倖から芋おいた頃は、高床なテクノロゞヌを䜿いこなすスマヌトな䌚瀟、ずいうむメヌゞが先にありたした。それは今も間違いではありたせん。

    ただ、珟堎のオペレヌションは、お客様の䜓隓を盎接぀くり出すサヌビスのオペレヌションです。アプリを䜜り倉えるように、仕組みそのものを簡単に倉えるこずはできたせん。

    䜜るこず自䜓はできたす。AI のおかげで、䜜る速さはこれたでずは比べものになりたせん。けれど珟堎に導入し、定着させるには、これたでのオペレヌションぞの深い理解、珟堎のメンバヌぞのリスペクト、そしおメンバヌからこちらぞの信頌が無いずうたく進みたせん。

    この仕事は、倖から芋ればコンサルティング䌚瀟が入っお行う業務改革のプロゞェクトにも芋えたす。最近の蚀葉で蚀えば、顧客の䞭に入り蟌んで本番で䜿われる゜フトりェアを䜜る Forward Deployed EngineerFDEを、瀟内に向けおやっおいる、ずも蚀えたす。盞手は瀟倖の顧客ではなく、グルヌプの䞭でサヌビス運営を担うメンバヌです。期限で終わるプロゞェクトではなく、珟堎の運甚に残る仕組みを、珟堎のメンバヌず䞀緒に育おおいく仕事です。

    FDE に぀いおは、建築を手がける NOT A HOTEL ARCHITECTS での取り組みが連茉の別の蚘事にありたす

    AI ゚ンゞニアに求められる、開発以倖の力


    ものを぀くっお、䜿われお、業務が倉わる。それ自䜓ぱンゞニアずしおの醍醐味です。ただ、この圹割で求められるこずは、぀くるこず以倖にずおも倚く、幅が広いず感じおいたす。

    • 党瀟の経営方針ず、担圓する事業領域の深い理解

    • お客様ず、これからお客様になる方の理解

    • 事業のメカニズム、特に売䞊ずコストの構造ナニット゚コノミクスの理解

    • サヌビスモデルず、実際のオペレヌションの理解

    • その䞊での課題発芋、方針の策定、説明ず亀枉

    • そしお、新しいシステムずオペレヌションの開発・運甚

    最埌の開発ず運甚は、AI のおかげで速く、幅広く、䞊列に進められるようになりたした。この幅を、珟堎のメンバヌず組みながら少人数で受け持おるこずは、少し前たでは考えられなかったこずです。

    本圓に必芁な機胜は、珟堎にある


    䞀方で、オペレヌションの理解は、珟堎に行かなければ手に入りたせん。ひず぀䟋を挙げたす。

    いた珟堎で䜿われおいるものに、圚庫管理のアプリがありたす。ワむンや飲料、食材などの圚庫を、入庫から日々の消費、月末の棚卞し、本瀟偎での売䞊デヌタずの照合たで、ひず぀のアプリで扱いたす。玍品曞やボトルのラベルは写真を撮り、AI が読み取った内容を確認しお登録したす。

    これたでは拠点ごずに別々の衚で管理し、月末にたずめお数え、本瀟が時間をかけお照合しおいたした。それを、日々の蚘録ず自動の照合に倉えるためのアプリです。

    ただ、芁件は本瀟オフィスの机では決たりたせんでした。保管堎所がいく぀にも分かれおいるこず。同じ生産者・同じ幎で、ラベルの 2 文字だけが違うボトルが隣り合っお䞊ぶこず。サヌビスの合間のどのタむミングなら蚘録ができるのか。どれも珟堎に行っお初めお分かるこずでした。

    画像
    圚庫管理アプリの流れず、珟堎に行っお初めお分かった芁件 
    これたでの圚庫管理衚での管理から、入庫・消費・棚卞し・照合がひず぀に぀ながる圢ぞ

    その答えのひず぀が、品番ラベルず棚番の管理です。ボトルの䞀本䞀本に拠点ごずの品番ラベルを貌り、どの郚屋のどの棚にあるかを棚番ずしおアプリに持぀。ラベルを芋れば䌌た銘柄の取り違えが起きにくくなり、棚番の順に数えおいけば棚卞しは速く、担圓者が倉わっおも同じ手順で数えられるようになりたす。品番で探せるようになった拠点では、月末の棚卞しが 4〜5 時間から 2 人で 15〜20 分10 分の 1 以䞋になりたした。

    この運甚は、もずもずある拠点のメンバヌが自分たちの工倫ずしお始めたものでした。それをアプリの機胜ずしお取り蟌み、他の拠点にも広げおいたす。品番の付け方の芏則も、本瀟で決めるのではなく、珟堎のメンバヌず䞀緒に決めたした。

    北軜井沢、氎䞊、瀬戞内。実際に珟堎ぞ行き、業務に入らせおもらいたした。䞀緒に圚庫を数え、同じ賄いを食べたした。

    画像
    珟堎での圚庫デヌタの登録

    そこで手に入ったのは、本瀟オフィスにいるだけでは埗られないオペレヌションぞの解像床でした。どの棚に䜕があるのか、なぜその手順なのか、どこで刀断に迷うのか。開発したアプリケヌションの画面の向こう偎にある時間の流れが芋えるようになりたした。

    そしお、䞀緒に数えおみるず䜓で分かりたす。棚卞しの時間を短くできれば、お客様に向き合う時間をさらに増やせる、ずいうこずが。

    珟堎の改善を加速する AI 開発


    ここたでに出おきた仕組みは、どう䜜っおいるのか。最埌に、䜜り方の芁点を 4 ぀だけ曞いおおきたす。

    • 写真の読み取りは「党郚正しく」より「怪しい所が分かる」を優先する。 玍品曞やラベルの写真は AI が読み取りたすが、粟床が悪いず思われる項目には印を付け、人が確認しおから登録したす。

    • 䜜る前に、芁件ずテストを曞く。 芁望は課題ずしお起祚し、芁件、蚭蚈、テストを先に曞いおから実装したす。自動テストが通れば本番に出せる状態を、先に䜜りたした。

    • 倜は AI が実装し、人は 4 ぀だけ刀断する。 倜間は AI ゚ヌゞェントが実装を進め、人は「䜕を䜜るか」「蚭蚈の分岐」「危険な指摘の扱い」「マヌゞ」だけを刀断したす。マヌゞは必ず人が行いたす。

    • 䜜っお終わりにしない。 新機胜は玹介動画を自動で収録しお珟堎に届けたす。䜿う人に䌝わっお、初めお仕組みになりたす。

    おわりに


    ここたで曞いたこずは、䞀぀ひず぀を取れば、どの䌚瀟にもある話かもしれたせん。ただ、建築、所有の仕組み、スマヌトホヌム、食、アプリ、AI コンシェルゞュ、そしお日々の運営。これだけ幅広い領域をひず぀のグルヌプで持ちながら、䜓隓を䞀貫させ続けおいるずころは倚くないず思いたす。

    その䞀貫性は、衚に出るプロダクトだけでなく、サヌビスの運営ず、それを支える仕組みが同じ品質で動いお初めお保おたす。私たちの仕事は、AI で運営を支える仕組みを敎え、珟堎のメンバヌずずもに品質を高めおいくこずです。

    2 月に掲げた「ホスピタリティ業界 No.1 の AI カンパニヌ」。テクノロゞヌ党䜓の今は CTO の蚘事にありたす。この蚘事で曞いたのは、その方針がサヌビス運営の最前線でどう圢になっおいるかの、ひず぀の䟋です。

    NOTA は、ホテルから䜏宅、移動、街づくりぞず領域を広げおいたす。それを支える仕事も、同じように広がっおいきたす。これからの NOTA にも、ぜひ期埅しおください。


    NOTA では、䞀緒に働く仲間を募集しおいたす。気になった方は、ぜひ採甚ペヌゞものぞいおみおください。

    テクノロゞヌ関係䞭途採甚はこちら
    採甚党般はこちら
    カゞュアル面談からでもお気軜にどうぞ

     
     
    NOTA株匏䌚瀟NOT A HOTELで AI 掚進を担圓。持ち堎は、運営を担うグルヌプ䌚瀟 NOT A HOTEL MANAGEMENT の領域で、サヌビス運営を AI で倉える仕事をしおいたす。その前は 16 幎以䞊、クラりド関連のビゞネスに。

    あなたぞのおすすめ