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若冲からはじめて呼ばれた話 -泉屋博古館東京-

    若冲の絵は、私を呼ぶ。

    初体験の話を
    さかのぼって思い出しながら
    ご紹介したいと思います。

    出会いは六本木


    展示は、
    六本木の泉屋博古館東京
    2022年の秋。

    泉屋博古館東京リニューアルオープン記念展Ⅲ 古美術逍遙 ―東洋へのまなざし
    の時のお話。


    この展示は
    Webページにもあるように
    「49件が展示室に一挙に登場」
    という大きな展示でした。


    大きめの展示室があったのですが
    そこには多くの
    すばらしい掛け軸などが
    展示してあったと思います。

    光る、若冲。


    そのフロアに
    一歩入って
    全体が見渡せた際に。

    あ、一番奥の掛け軸から、
    白い光が出ている・・・

    でした。


    掛け軸から、
    ピャかーっと。
    白い光が出ているんですね。


    初めてのことだったんですが、
    なぜか、あんまり驚きませんでした。

    あと、視力が悪いので
    「ピャかー」が
    何の絵かは目視では
    確認できなかったのですが

    「あれ、多分若冲だわ。」
    となんとなく思ったのを
    覚えています。


    順路通りに
    ゆっくり鑑賞しながら進むと
    その絵に近づいてくるわけですが
    その間も、ずっと光っている。

    で、近づくにつれて
    「早よ、早よ。」
    みたいなことが聴こえてくる。


    呼ぶ、若冲。


    あ、若冲って、呼ぶんだ。

    と初めて知りました。

    かわいいお人なんだな、
    と同時に思いました。

    このフロアにある絵の中で、
    自分の絵がとにかくすごいので、
    早く見に来いと。

    自分すごいので!って
    すごく気持ちの素直な人ですね。

    自己顕示欲も
    半端ないのかもしれませんけれど、
    その真っ直ぐが
    かわいらしいなと
    思いました。

    実際絵の方も
    海棠目白図というものなのですが
    美しい海棠花の中に
    もっちりした目白がぎっちり並ぶ
    美しくも、可愛い絵です。


    若冲とのそれから


    これが、若冲から初めて呼ばれたエピソードです。

    わたしは、
    2016年の若冲展あたりから
    絵を見はじめたと思います。
    ですので
    このころは美術館巡りをはじめてから
    6年くらい経過したくらいでしょうか。

    その後、若冲の絵とは
    逢うたびに何かしらご紹介したくなるようなお話があるのですが、、
    それはまた
    折をみてご紹介したいと思います。

    蛇足的なお話ですが、
    2025年に
    中国の水墨画にはまりまして
    南宋が日本で見れるのは
    実は超レアなことだと知りました。

    見たくても
    なかなか見れないのです。
    (台湾の故宮博物館まで足を伸ばして
    ほとんど見れなかったのもいい思い出です・・・)

    この展覧会では
    「国宝の南宋画」
    (伝 閻次平《秋野牧牛図》国宝)
    が展示されていたのですが
    その絵からは
    お呼びはかかりませんでした。

    私が、その「声」に
    気づけないだけなのかもしれません??

    呼んでくれたのは
    (気付けたのは)
    若冲さんだけでした。

    私がどんなに南宋画
    北宋画を愛そうとも
    中国の水墨画から
    なにかしらを受け取れたことは
    残念ながらありません。

    私は
    中国人とは話せないのだろうか??

    何が受け取れて
    何が受け取れないのか?
    自分でもはっきりとわかっていません。

    これから解明したい謎です。

    この先何かわかることがあれば
    また報告したいと思っています。

    改訂:2026/10/02




    こちらの記事で困惑された方。
    「はじめに。」の記事もこちらにあります。
    https://note.com/killamaru/n/n0cb504116a87




    質問、聞きたいこと、ご感想等、
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    よろしければこちらも読んでいっていただけるたら、さいわいです。

    はじめに01
    https://note.com/killamaru/n/n0cb504116a87
    書き始めた経緯やこのNoteの説明など

    はじめに02
    https://note.com/killamaru/n/n3b42879699f8
    「はじめに」の続きですが、私のNoteの中では、♡率が高くて、ありがたいです。

    はじめに03 -審美眼は何年で身につくもの?
    https://note.com/killamaru/n/ne9792bc439fe

    <若冲>
    若冲からはじめて呼ばれた話 -泉屋博古館東京-
    https://note.com/killamaru/n/n79a61287feed

    若冲は、今日も私を呼ぶかしら - 三井記念美術館「円山応挙」展 -
    https://note.com/killamaru/n/na07051e46676

    若冲は、もう1人の天才にためらう、の話 - 東京藝大美術館 -相国寺展
    https://note.com/killamaru/n/n85b940e93ef9

    <ゴッホ>
    [ディープ]ゴッホのひまわりって、おいしいの? - 西洋美術館 ロンドン・ナショナル・ギャラリー展
    https://note.com/killamaru/n/n69330619f156

    「あなたはどんな鑑賞タイプ?」と「ゴッホの死相」について ゴッホ展 -東京都美術館-
    https://note.com/killamaru/n/na3e315c32ca0

    <美術展>
    ブラックホールを作りだせる画家 -仙厓展@出光美術館- [ディープ]
    https://note.com/killamaru/n/n576fe4a903b7

    絵から音がしない理由 -ユトリロ展(SOMPO美術館)-
    https://note.com/killamaru/n/nd086f4b57077

    伊勢物語展 -根津美術館- 岩佐又兵衛に感じるもの
    https://note.com/killamaru/n/n522358cdf891

    僧侶の背中には、実は何があったのか -特別展「運慶 祈りの空間―興福寺北円堂」-
    https://note.com/killamaru/n/nb87fb034c08e

    <つぶやき・近況>
    近況01 - 近日アップ予定云々 -
    https://note.com/killamaru/n/n8ccdcabb85ef

     
     
    絵の声を聴いたり、描かれていない世界を感じたり。ちょっと不思議な美術鑑賞を綴っています。 絵の見え方は人それぞれ。あなたにも、あなただけの鑑賞能力があるはず。 いつかこの楽しさを一冊の本にして、もっと多くの人に届けたい。 記事は随時推敲中。すべて自分の言葉で書いています。

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