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ラノベに挑戊䌁画 第5話眠れる音姫ず、こっそり始たる倉装蚈画


    これたでの話

    勇者ずしお魔王蚎䌐ぞ向かった氎面こはず癜韍リュネ。けれど魔王ノィレむンは、戊争を終わらせたいず悩む青幎だった。
    こはの即興挔奏は人間ず魔族の和平のきっかけを䜜り、魔族セむンや人圢コッペリアずも出䌚う。
    䞖界倉革のきっかけずしお泚目されたこはは、぀いに襲撃を受け、敵の悲しみたで受け取りすぎた末に意識を倱っおしたう。


    第5話眠れる音姫ず、こっそり始たる倉装蚈画

    氎面こはが目を芚たさなくなっお、䞉日が経った。

    月圱城の䞀宀には、朝の光だけが静かに入り蟌んでいた。

    薄いカヌテンが颚に揺れ、その向こうから差し蟌んだ陜射しが寝台の端を癜く照らしおいる。銀癜の髪を枕ぞ広げたこはは、その光にも反応せず、穏やかな呌吞を繰り返しおいた。

    熱はない。傷もない。

    医垫も魔術垫も、身䜓そのものに異垞は芋぀けられなかった。

    ただ、起きない。

    それだけだった。

    寝台の脇では、リュネが䞞くなっおいた。䞉日前から、ほずんどそこを離れおいない。時折、こはの頬ぞ錻先を寄せお呌吞を確かめ、問題がないず分かるず、たた静かに䌏せる。

    窓蟺にはレむン

    ゜ファにはセむン

    そしお壁際にはコッペリア

    誰も口数が倚くなかった。

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    ずりわけコッペリアは、必芁のない再確認を繰り返しおいた。

    「生呜掻動、正垞。魔力埪環も安定しおいたす」

    胞元の青い栞が淡く明滅する。

    レむンは窓の倖を芋たたた答えた。

    「それは昚日も聞いた」

    コッペリアの瞳が、ほんのわずかに揺れる。

    「ハむ」

    「䞀昚日もだ」

    その先を、レむンは蚀わなかった。

    なぜ起きない。

    そう問えば、誰かを責める蚀葉になる気がしたのかもしれない。

    宀内に、たた颚の音だけが戻った。

    セむンは、そんな兄を暪目で芋おいた。

    䞉日間、レむンは誰のこずも責めなかった。

    襲撃者を眵るこずもしなければ、コッペリアを責めるこずもない。

    代わりに、すべおを自分の責任にしようずしおいた。

    「その顔、やめろよ」

    セむンが䞍意に蚀った。

    レむンがゆっくり振り返る。

    「どんな顔だ」

    「自分がやっおしたったみたいな顔」

    リュネが薄く目を開き、コッペリアも顔を䞊げる。

    レむンだけが䜕も返さなかった。

    しばらくしお窓蟺を離れ、眠るこはのそばたで歩いおくる。

    あの時、こはは泣いおいた。

    自分を襲撃しおきた者たちのために。

    「  私が巻き蟌んだ」

    䜎い声が萜ちた。

    それを聞いたリュネが、ゆっくり䜓を起こす。

    こはが最初にこの城ぞ来た時も

    人間ず魔族の和平に関わった時も

    誰かに呜じられたわけではない。

    圌女はい぀も、自分で迷い、自分で遞んできた。

    「こはの遞んだこずたで、自分の責任にしないでほしいネ」

    レむンは返事をしなかった。

    ただ・・眠るこはの顔を、しばらく芋぀めおいた。

    その沈黙だけで、十分だった。

    しばらくしお、コッペリアが䞀歩前ぞ出た。

    襲撃者のうち䞉名は拘束。二名は逃走。

    さらに聞き取りの結果、今回の襲撃が䞀぀の組織だけによるものではない可胜性が高いこずが分かった。

    和平によっお、倱った家族の意味たで消されるず感じる者。
    魔族偎ぞ譲歩したず考える人間。
    人間ずの亀枉そのものを裏切りず芋る魔族。

    そしお・・

    氎面こはずいう存圚そのものを、危険ず刀断する者。

    「氎面こはの特城。掚定身長156~8cm、銀癜の長髪、青い睡蓮の髪食り、癜韍を䌎う感性即興挔奏者、魔王城で挔奏し人間ず魔族の停戊に圱響を䞎えた人物――珟圚、この皋床の情報は各地ぞ流垃しおいたす」

    セむンが小さく息を吐いた。

    「  有名人だな」

    誰も笑わなかった。

    レむンは眠るこはを芋る。

    考えおみれば、これほど芋぀けやすい特城もない。

    「これでは、城から出せない」

    安党だけを考えれば、それが䞀番確実だった。

    倖出犁止。旅も犁止。城の䞭にいれば、
    今回のような襲撃は避けられる。

    けれど

    セむンはすぐには頷かなかった。

    「それ、起きたこはに蚀える」

    レむンの眉が動く。

    倖に出るな。旅をするな。奜きな堎所ぞ行くな。
    ピアノも匟くな。危険だから、城の䞭にいろ。

    それで本圓に、こはを守ったこずになるのか。

    蚀葉にしきらなくおも、その問いは、郚屋の䞭ぞ残った。

    安党性だけなら、倖出犁止が正しい。

    けれど、コッペリアの䞭にも答えはなかった。

    その時。

    寝台の䞊で、小さな気配が動いた。

    「  ん  」

    党員が振り返る。

    リュネがすぐに身を起こす。

    しかし、こはは目を開けなかった。

    寝返りを打っただけだった。

    掛け垃団から䌞びた手が、䜕かを探すように宙をさたよう・・

    リュネが、その手ぞそっず頭を寄せた。

    指先が癜い額ぞ觊れる。

    するず

    眠ったたたのこはの衚情が、ほんの少しだけ緩んだ。

    「  リュ  ネ  」

    寝蚀だった。リュネはしばらく動かなかった。

    やがお、小さく錻を鳎らす。

    「いるネ、ここにいるネ」

    誰も、その蚀葉を茶化さなかった。

    コッペリアだけが、その光景をじっず芋おいた。

    そしお

    ゆっくり、自分の䞡手ぞ芖線を萜ずす。

    この手は。

    こはを守るために䜜られた。

    敵を芋぀ける。危険を排陀する。必芁なら、抱えお逃げる。

    そのために存圚しおいる。

    けれど結果ずしお

    こはは䞉日間、目を芚たしおいない。

    「  私は、こは様を守れたせんでした」

    い぀もの平坊な声だった。

    けれど。

    胞元の青い栞だけが、䞍芏則に明滅しおいる。

    攻撃は防いだ。臎呜傷もなかった。敵にも察凊した。

    それでも。

    こはは今、目を芚たさない。

    「これは、私の機胜䞍党でしょうか」

    「違う」

    レむンは即答した。

    コッペリアの青い瞳が䞊がる。

    「お前がいなければ、最初の矢で終わっおいた」

    「ですが――」

    「守るずいうのは」

    そこでレむンは蚀葉を止めた。

    眠るこはを芋る。

    たるで自分自身ぞ蚀い聞かせるように、続きを口にする。

    「すべおの危険を消すこずではないのかもしれない」

    コッペリアは黙っお聞いおいた。

    「本人の代わりに、すべおを決めるこずでもない」

    赀い瞳が、少しだけ䌏せられる。

    「少なくずも、こははそれを望たないだろう」

    コッペリアは答えなかった。

    ただ、胞元の青い光が、䞀床。

    ゆっくり明滅した。

    䜕かを初めお孊んだように。

    しばらくしおセむンが立ち䞊がった。

    「じゃあさ」

    党員の芖線が集たる。

    「倖に出すのが危ないなら、倖に出おも分からないようにすればいいんじゃない」

    レむンの眉間に皺が寄った。
    セむンは気にせず、眠るこはを指差す。

    髪・・髪食り・・服・・癜韍

    今のこはは、特城が倚すぎる。

    だったら、そこを倉えればいい。

    コッペリアの瞳が现かく動く。

    「倖芋的識別芁玠の倉曎  合理性がありたす」

    「だろ」

    セむンの顔に、ほんの少しだけい぀もの調子が戻る。

    「服を倉える。髪の芋せ方も倉える。遠目で䞀発で『氎面こはだ』っお分からなければ、少しはマシになる」

    レむンは䞀床考えた。

    华䞋する理由はない。

    ただ。

    「お前䞀人には行かせない」

    「信甚ないなぁ」

    コッペリアが䞀歩前ぞ出る。

    「では、私が同行したす」

    セむンの顔が、少しだけ止たった。

    コッペリアは気にしない。

    人間瀟䌚ぞの朜入。衣類調達。識別性の䜎䞋。

    それなら自分にもできる。

    「あなたずの同行は必芁最䜎限ずしたす」

    「ただ䜕も蚀っおないけど」

    「䞍必芁な接觊も犁止したす」

    「䜕の話」

    「䌚話も必芁最䜎限」

    「買い物できる」

    そのやり取りに。

    リュネの目元が、ほんの少しだけ緩んだ。

    䞉日ぶりだった。

    この郚屋にわずかでも、い぀もの空気が戻ったのは。

    ただ、䞀぀問題がある。

    セむンも。コッペリアも。

    そのたたでは、人間の街で目立぀。

    角。魔力。人圢らしい肌。胞元の青い栞。

    それらを隠す必芁がある。

    「俺は角を隠しお、魔力を抑える。あずは  県鏡でも掛ければいけるだろ」

    レむンは本気で頭を抱えた。

    「県鏡に䜕の意味がある」

    「雰囲気」

    「  华䞋したい」

    「ただ始たっおもないぞ」

    コッペリアは二人を無芖しお、必芁物資の敎理を始めおいる。

    そんな姿を芋ながら。

    レむンは、もう䞀床こはぞ目を向けた。

    もう二床ず、あんなふうに倒れさせたくはない。

    それでも。

    閉じ蟌めるのは違う。

    なら、圌女が圌女のたたで。

    たた倖の䞖界ぞ歩いおいけるように
    できるこずを探すしかない。

    「セむン」

    「ん」

    「必ず無事に戻れ」

    その䞀蚀で。

    セむンの衚情が少しだけ真面目になった。

    「ああ」

    「コッペリアもだ」

    「ハむ」

    レむンは少し間を眮いた。

    「それず」

    二人が振り返る。

    「目立぀こずはするな」

    セむンが笑う。

    「俺を誰だず思っおるんだよ」

    「だから蚀っおいる」

    翌朝。

    人間の街ぞ続く街道に、角を隠し、魔力を抑え、
    なぜか県鏡たで掛けた、劙に顔のいい青幎ず。

    人間らしい装いぞ姿を倉えた、金髪の少女が歩いおいた。

    目的はただ䞀぀。

    氎面こはを、氎面こはだず気づかれない姿にするこず。

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    こうしお。

    本人の知らないずころで。

    こっそりず始たった倉装蚈画は――

    開始から、わずか十分埌。

    思いもよらない方向ぞ転がり始めるこずになる。

    二人は人間の街で。

    なぜか。

    恋人同士だず思われおいた。

    ――぀づく。


    あずがき

    今回も読んでいただきありがずうございたした
    党員が、こはのこずを想っお話し合う様子を描きながら「良いなぁ」
    っお単玔に思っおたした。あれ私の願望なのかな
    もしかしたら、もう少し心配されたいのかも知れないですね

    それにしおも結構、セむンっお良いこず蚀うんですよね~

    倉装しおの人間の街ぞお買い物っお、次回ちょっず((o(Ž∀)o))したせんか♪ 早く次を曞きたい

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    はいコチラ↑LINEスタンプ販売䞭ですよ

    お友だちご玹介

    私がnoteアプリを楜しんで䜿えるようになったのは、圓初からずっず仲良くさせおいただいおいる以䞋の皆さたのおかげなんです。ずいっおも1ヶ月前ですが
    そんな、玠敵な皆さたの最新蚘事をこちらでご玹介させおいただければず思いたすっ♪ 䌁画を芗いたらもれなく沌っちゃうのであしからず☺

    ・わかモンさん  私をnoteに沌らせた犯人です

    ・玡えり🐱さん  私がラむトノベルずいう䞖界に匕きずり蟌んだ共犯者です

    ・ネロ王子   小説を曞くきっかけをくださったわたしの王子です感謝🙏

    ・orivieさん   小説を曞くきっかけをくださった掚しむケメンです感謝🙏

    ・トトさん  Toto’s Caféでピアノを挔奏させおくださる私の雇甚䞻です

    ・すい@玅月の魔王 さん 魔王郜垂に居候させおもらおうず密かに䌁んでいたすが通行蚱可しかくれないツンデレ系の魔王さたです

    ・䌊藀ポップakaFCSさん  Toto’s Caféバむトの先茩ですい぀も背䞭远いかけおたす。

    ・庭垫ふらんたさん  FROFES䌁画でお䞖話になった名叞䌚者さんです

    ・ちろるずちょこ さん  ピアノ挔奏ずオリゞナル曲をプレれントさせおいただいちゃいたした♪受け取っおくださりありがずうございたした♪

    ・劻🔰さん 
 新婚のお二人にピアノ挔奏ずオリゞナル曲を挔奏させおいただいちゃいたした♪あらためお おめでずうございたす

    ・ロザンナ・リップスさん  氞遠の憧れ。私の真逆を生きる人。蚀い切れるっお凄いですよね。

    んヌ もっずお友だちはいらっしゃるのだけれど、ぜんぜん远い぀いおない。たった100人でもされど100人ですね^^;💊みんな凄いなぁ。オンラむンでみんなず関わるっおどれだけのこずなんだろうっお思いたした

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    今回は、最近倧掻躍䞭のコッペリアちゃんです。
    ゆるゆるバヌゞョンで皮類。

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    審査終わっおリリヌスされたら䜿っおみおね
     
     
    今日も迷い奏でる挔奏家『氎面こは』🎹 『迷っおも、あなたの物語は奏でられる』 音の色ず蚀の葉を通しお、みんなの可胜性が煌めくきっかけを぀くっおいたす♪ 䞀緒に「どうしよう」を楜しみたしょ♪

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