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人生という期限のあるプロジェクトをどう完遂するか。50歳からでも間に合う残り時間の有意義な過ごし方

    大野 晃 (著) やらなきゃ確率ゼロ% 人生が変わる「目標達成」のレッスン を読み、自分の経験と照らし合わせて考えた、残りの時間の人生設計です。

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    まず、行動しないと確率は0%という部分はその通りで、「エンディングビジョン」(カタカナ英語!)という人生の終わりに自分がどうなっていたいか、ゴールイメージを持つことが重要という部分も同意です。

    この本を私の言葉で置き換えると

    「ゴール設定」×「スケジュールの細分化」×「解像度を上げる」

    になり、これらをシステム開発プロジェクトを例にして解説します。


    漠然とした理想、広げすぎた理想

    行動しなければ確率が0%なのは事実ですが、闇雲に行動するのも微妙です。

    システム開発の現場で、

    「あれもちゃんと検討したほうがいいよね」
    「これはどうなってるの?ちゃんと比較調査しないと」

    という会話が飛び交います。
    意見としては正論なのですが、リソース(時間・予算)が有限である以上、どこかで線引きする必要があります。

    風呂敷を広げて高い理想を語るものの、結局、実現されずに失敗するプロジェクトを多く見てきました。

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    ◆人生における「解像度を上げる」とは

    引き寄せの法則や「思考は現実化する」という言葉のように、より具体的ではっきりしたイメージの方が実現の確度は上がります。

    ですが、解像度を上げるというのは、単にやりたいことを明確にするだけではありません。「何をやらないか」という境界線を引くことも重要です。

    有限なリソースをどこに集中させるかを決める。

    その選択と集中こそが、ゴールへの最短ルートを切り開きます。


    締め切り(ゴール)からの逆算

    子供の頃は、人生はずっと続いていくような感覚がありました。しかし、50歳になった今、「残り時間(締め切り)」が気になってきました。

    システム開発プロジェクトでは、納期(締め切り)があらかじめ決まっていることも多いです。OSのサポート終了、リースの期限切れ、別プロジェクトに間に合わせる必要があるなど、期限までに何をするかが明確です。


    残り時間が明確になっていると、優先度の低いことを辞めやすくなります。
    例えば、YoutubeやインスタなどのSNSをダラダラと見て過ごす時間を辞めやすくなります。

    心身が疲れていてダラダラするのであれば、寝たほうがよいです。
    その方が健康維持という人生において優先度の高いことに貢献できます。


    ◆最終期限から逆算して、スケジュールを細分化

    システム開発では、要件定義・基本設計・詳細設計・製造・単体テスト・結合テスト・総合テスト・運用テストなどの各工程ごとに期限を設けて実施することを組み立てていきます。

    これを人生に置き換えると、いまが50歳で仮に80歳まで生きるとした場合、例えば5年ごとに区切ります。そして、70歳になった時、体がどういう状態になっているか、「まだ海外旅行ができるくらい体力が残っていそうか?」などを具体的にイメージします。もし、体力が残っていないのであれば、海外旅行はもっと若い時にしないといけないなどが見えてきます。

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    また、私の場合ですと49歳で起業しましたが、50歳までに起業する場合、40歳の時点で何を準備したほうがよいか、優先度を下げるべきものは何かが決めやすくなります。

    「いつか、何となく」という曖昧な願望を、締め切りのある目標に変えることで実現性を高めます。


    やらなきゃ確率ゼロ%だが、やったからといってすぐに成果は出ない

    非常に残念ながら、行動したからといってすぐに成果が出るわけではありません。

    記事を売りたいのであれば、こんな不都合な真実は書かないほうがよいかもしれませんが、私のポリシーに反するので残酷に切り捨てます。


    成果は、行動し続けて小さな成功や失敗を積み重ね、偶然のタイミングや予期せぬ出会いという運も絡んでやっと実を結ぶという感覚です。

    改善しながら行動し続けるのが大事なのですが、その継続性が困難だから一握りの人しか成功者になれません。

    成功するまで続ければ必ず成功する。

    パナソニック創業者 松下幸之助氏

    「いや、そうなんですが、無理っす。」というのが本音です。


    ただし、続けやすくするコツなどは存在します。それが「ゴール設定」×「スケジュールの細分化」×「解像度を上げる」です。


    皆さんは、人生の終わりにどうなっていたいですか?
    それを実現するために、いつまでに何をする必要がありますか?

    残りの人生を有意義に過ごせるヒントになれば幸いです。


    人生に期限があると考えると、「いつかやりたい」ではなく、いつまでに、どうなっていたいかを考える必要があります。では、それを実際の人生設計にどう落とし込めばいいのか。

    私自身が49歳で独立するまでに考え、試し、修正してきた経験をもとに、人生を「プロジェクト」として設計する方法を5STEPに整理しました。
    人生プロジェクト設計書、90日アクションプラン、KPT振り返り表も付けています。

    ▶ 50歳からの人生戦略 人生を『プロジェクト』として設計する方法


     
     
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