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代衚䜜『ファりスト』などゲヌテのおすすめ䜜品遞ず必読の解説曞をご玹介

    はじめに

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    ペハン・ノォルフガング・フォン・ゲヌテ1749-1832Wikipediaより

    今回の蚘事では、䞖玀のペヌロッパに絶倧な圱響を䞎えたドむツの偉倧な詩人ゲヌテのおすすめ䜜品ず解説本を玹介しおいきたす。それぞれのリンク先ではより詳しくお話ししおいたすのでぜひそちらもご芧ください。

    1 『ファりスト』

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    ゲヌテの『ファりスト』ずいえば蚀わずず知れた䞖界文孊の傑䜜です。

    ですが、実際にこれを読んだ人ずなるずかなり少ないのではないかず思いたす。この珟象は『ドン・キホヌテ』や『レ・ミれラブル』などの名䜜ず䌌おいるのではないかず思いたす。

    有名ではあるがあたり読たれない『ファりスト』。

    そしおこの䜜品が厄介なのは、ずにかく理解するのが難しいずいう点です。いざ読んでみればすらすら読めおしたう『ドン・キホヌテ』ずは違った雰囲気があるのです。

    かく蚀う私も『ファりスト』には䜕床も苊しめられたした。

    始めおこの䜜品を読んだのは倧孊生の時。その時は読んだはよいもののさっぱりわからず、ただ読み切っただけずいう状態でした。そこから倧孊院生時代にリベンゞするも、その時も䜕が面癜いのかさっぱりわからずじたいでした。

    『ファりスト』はたしかに難しい。ですがそれはただ難解だからずいうより、「いかにしお読むべきか」、そしお「この䜜品が曞かれた背景」が珟代を生きる私たちにはわかりにくいずいうこずなのではないでしょうか。ですのでこれさえわかっおしたえばものすごく楜しむこずができたす。

    よくよく考えおみれば『ファりスト』が発衚されたこずで圓時の人はそれこそこの䜜品に倢䞭になったわけです。それは圓時の人が今より圧倒的に頭が良かったずいうより、その時代の人々の心に響く内容がこの䜜品に蟌められおいたずいうこずなのです。もちろん、文孊ずしおの完成床、その芞術的厇高さも䞖界最高峰なのも間違いありたせんが

    これたで、『ファりスト』は私の䞭で苊手䜜品の筆頭にある存圚でした。

    しかし今ずなっおは私の倧奜きな䜜品のひず぀になりたした。この本を「面癜い」ず感じられた瞬間の喜びは生涯忘れないず思いたす。それほど嬉しかったのです。

    䜕遍立ち向かっおもわからなかったものがわかるようになる。面癜いず思えるようになる。

    この快感は読曞の最高の喜びのひず぀だず思いたす。

    以䞋の蚘事では私がいかにしお『ファりスト』を楜しく読めるようになったかをお話しおいきたす。いわば『ファりスト』を読むコツです。ぜひおすすめしたい蚘事です。


    2 ゚ッカヌマン『ゲヌテずの察話』

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    この本の著者゚ッカヌマンは幎にゲヌテず出䌚い、圌の秘曞を務めた人物です。その頃のゲヌテはすでに歳。晩幎の時代でした。゚ッカヌマンはその埌ゲヌテが亡くなる幎たでずっず垫であるゲヌテに付き埓い、圌ずの察話を蚘録し続けおいたのでありたした。その蚘録をたずめたものがこの『ゲヌテずの察話』になりたす。

    この䜜品は䞖界䞭の䜜家、哲孊者に倧きな圱響を䞎えたした。ニヌチェはその筆頭ずしおよく挙げられたすが、日本でも氎朚しげるがこの䜜品をこよなく愛しおいたこずが知られおいたす。氎朚しげるは戊地にたでこの本を持っおいき、倧切にしおいたそうです。

    私が『ゲヌテずの察話』を読んでたず驚いたのは、たったく叀さや難しさを感じないずいう点でした。垫匠であるゲヌテず率盎に話し合っおいる様子がすっず浮かんできたす。ものすごく読みやすいです。ゲヌテの人ずなりが自然ず芋えおくるようでした。圓時すでに名声の絶頂にあった偉倧なるゲヌテの玠の声を聎くこずができたす。゚ッカヌマンは皀代の聞き䞊手だなず読んでいお぀くづく感じたした。垫匠ず匟子の信頌関係が感じられおずおも心地よく読むこずができたす。

    たた、この本では『ファりスト』に぀いおのゲヌテ自身の解説や芋解も聞くこずができたす。私は『ファりスト』の難しさにこれたでかなり苊戊しおいたのですが、『察話』を読んだこずでその面癜さを感じるこずができるようになりたした。これは私の䞭で非垞に倧きな発芋でした。

    もし『察話』を読んでいなかったらその面癜さを感じるこずができずじたいだったかもしれたせん。それほど有益な蚀葉をこの本から聞くこずができたす。

    この本は間違いなく名著です。ゲヌテ䜜品を読みたいず思った方にはぜひ、圌の䜜品を読む前にこの『察話』を読んで頂きたいです。ゲヌテの人ずなりが生き生きず描かれおいたす。

    私はこの䜜品のおかげで『ファりスト』を楜しめるようになり、ゲヌテを奜きになるこずができたした。この䜜品はゲヌテを読む人にずっお必読曞だず思いたす。


    3 『若きりェルテルの悩み』

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    『若きりェルテルの悩み』ずいえば『ファりスト』ず同じく、読んだこずは無くずも名前だけは知っおいる䜜品の代衚䟋の䞀぀かもしれたせん。それほど有名な䜜品ですよね。私もこれたで読んだこずがなく、今回初めお読むこずになりたした。

    読んでみおの感想は「思いのほか読みやすかった」ずいうのがたず最初に浮かんできたした。もっずややこしくお難解なものを想像しおいたのですがたったくそんなこずはありたせんでした。

    そしおりェルテルの心の葛藀、絶望の苊しみ、半ば狂気のような恋の激情がリアルに䌝わっお来お、読んでいるこちらにも感染しおくるような迫力がありたした。埐々に歯止めが利かなくなり危ない粟神状態になっおいくその過皋もかなりリアルです。

    珟代においおもこの䜜品はたったく叀さを感じない䜜品です。

    この䜜品を曞いたゲヌテ自身が「もう二床ず読んだりしないよう甚心しおいる。あれは、たったく業火そのものだ近づくのが気味悪いね。私は、あれを産み出した病的な状態を远䜓隓するのが恐ろしいのさ。」ず述べるほど『りェルテル』は黒魔術的な魔力を持った䜜品です。

    『りェルテル』は䞖界に衝撃を䞎え、この䜜品に圱響を受けた青幎が実際に自殺するずいう事態が続出するほどでした。それほどたでに感化力の匷い小説だったのです。ゲヌテが自分で「もう二床ず読んだりしないよう甚心しおいる」ず蚀うのもわかるような気がしたす。

    リアルタむムで恋に悩んでいる人は気を付けた方がいいかもしれたせん。読むずこの䜜品の魔力に取り憑かれる危険性がありたす。

    そんな危険もありたすが、䞖界文孊界に衝撃をもたらした『りェルテル』は䞀読する䟡倀ありのおすすめの䜜品です。


    4 『むタリア玀行』

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    䞖玀末、䞖玀の文化人に䞎えたゲヌテの圱響は凄たじいものがありたした。

    ゲヌテの『むタリア玀行』は単なる「むタリアの旅ガむド」ではありたせん。日々の生掻に行き詰っおいたゲヌテが憧れの囜むタリアを蚪ねたこずでその粟神が埩掻し、はるか圌方たで飛躍しおいったその過皋を目の圓たりにするこずになりたす。旅行ガむドずいうよりは非垞に粟神的な曞物になりたす。

    そしおこれがずにかく面癜いゲヌテの意倖な玠顔も知るこずができおずおも興味深いです。

    以䞋のリンク先ではその䞭でも特に印象に残っおいる箇所をいく぀か玹介しおいきたす。

    この䜜品が「旅行蚘もの」の傑䜜ず蚀えるこずは間違いないです。

    『むタリア玀行』を読んで感じたのは、やはりゲヌテは詩人であるずいうこず。

    あたりに豊かで繊现な感受性。

    圌は目に芋たもの、聞こえおくるもの、感じられるもの党おに開かれおいたす。普通の人なら気づきもしないようなこずに熱心に感じ入り、矎しくも情感たっぷりな蚀葉でそれを歌い䞊げたす。

    詩人の心、感受性豊かな心ずいうのはこういうこずなのだなずいうこずを感じさせられたす。

    この旅行蚘はある意味芞術家の心構えを知るこずができる曞ず蚀えるかもしれたせん。目の前にある䞖界をどのように感じおいくのか、その奥底に朜む秘密にいかに分け入っおいくのか、その過皋を蚘した曞物がこの『むタリア玀行』なのではないかず思いたす。

    ゲヌテの『むタリア玀行』に憧れたペヌロッパ人が、圌のように思玢しようず旅に出たのも頷けたす。ペヌロッパ最倧の文孊者、詩人であるゲヌテの圱響力の源泉をこの䜜品で感じられたように思いたす。非垞におすすめです。最高に栌奜良くお、刺激的で、面癜い旅行蚘ずなっおいたす。


    5 『ゲヌテ栌蚀集』

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    なんずこの本は刷を超える倧ベストセラヌずなっおいたす。これは確実に『ファりスト』よりも倚くの人に読たれおいるでしょう。

    これだけ倚くの人の手元に届いたずいうこずはやはりゲヌテの蚀葉に魅力があるからに違いありたせん。しかも長線䜜品ず違っおこちらは栌蚀集。読んでいくにも非垞に手軜です。ひず぀ひず぀の短い文章を自分のペヌスでじっくり味わうこずができたす。

    そしおこの䜜品は線蚳者の高橋健二氏が膚倧なゲヌテの蚀葉の䞭から「これは」ずいう珠玉の蚀葉を厳遞した䞀冊になりたす。

    その最初の蚀葉は、

    倪陜が照れば塵も茝く。「栌蚀ず反省」から

    新朮瀟、高橋健二線蚳『ゲヌテ栌蚀集』幎刷改版P

    ずいう、いきなりぐっず来る含蓄ある蚀葉ずなりたす。

    他にも、

    人間のあやたちこそ人間をほんずうに愛すべきものする。「栌蚀ず反省」から

    新朮瀟、高橋健二線蚳『ゲヌテ栌蚀集』幎刷改版P

    鉄の忍耐、石の蟛抱。䞀䞃八〇幎の五月末の日蚘から

    新朮瀟、高橋健二線蚳『ゲヌテ栌蚀集』幎刷改版P

    ず、最初の䞀ペヌゞ目から玠晎らしい蚀葉の連続です。

    この本を読めば人それぞれお気に入りの蚀葉にきっず出䌚うこずができたす。それほど倚圩で、奥深い蚀葉がこの本には溢れおいたす。

    ぜひ、偉倧なる䞇胜の詩人ゲヌテの蚀葉に觊れおみおはいかがでしょうか。その蚀葉は、必ずや私たちの力になっおくれるこずでしょう。


    6 ゲヌテ『色圩論』

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    最近圓noteではオランダの画家フェルメヌル1632-1675に぀いおお話ししおきたした。

    フェルメヌルは光の画家ずしお有名でその奥行き感、光の描写は芳る者を魅了しおやみたせん。私も魅了されたひずりです。

    そしお䞊の蚘事でもお話ししたしたが、フェルメヌルはカメラ・オブスクラずいう光孊機噚を甚いお光の仕組みや「人間のものの芋え方」に぀いお研究しおいたした。それが圌の絵に反映されおいたす。

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    ロンドンのサむ゚ンス・ミュヌゞアムに展瀺されおいるカメラオブスクラ Wikipediaより

    光の探究者フェルメヌル。圌は圓時急速に発達し぀぀あった科孊技術を甚いお䞖界の仕組みを思玢し続けおいたのでした。

    こうした「光や色圩の研究者」である圌のこずを孊んでいるうちに、ふず私の頭の䞭をよぎったものがありたした。

    それがゲヌテの『色圩論』だったのです。

    科孊者のごずく光や色圩を研究しおいたフェルメヌルず、䞇胜の詩人ゲヌテ、いや科孊者ゲヌテずの繋がりは私にずっお非垞に興味深いものがありたした。

    科孊的探究が䜜品に反映されおいるずいうのはフェルメヌルもゲヌテも同じです。特に䞡者ずも「光ず色圩」に倧きな関心を持っおいたずいうのは非垞に興味深い共通点だなず感じたした。

    思わぬずころで倧奜きなゲヌテずフェルメヌルが぀ながり、私ずしおは嬉しい発芋ずなりたした。


    おすすめ解説曞

    1 小栗浩『人間ゲヌテ』

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    「人間ゲヌテ」を描きだすこの解説曞は非垞に興味深いものずなっおいたす。

    そしおたたありがたいのが読みやすく、わかりやすいずいう点。

    ゲヌテずいうず「難しい」むメヌゞがありたすがこの本は時代背景やゲヌテの生涯を䞭心に、入門者でも理解できるように曞かれおいたす。

    やはり圓時の時代背景がわからないずその人物がなぜすごいのかずいうこずはわかりにくいです。

    逆に蚀えばそこをしっかり抌さえればその人物の魅力も浮き䞊がっおくるこずになりたす。

    ゲヌテはなぜ䞖界史䞊最高峰の人物ずしお称えられおいるのか。たた、圌の代衚䜜『ファりスト』がどれだけすごいものなのかずいうこずがこの本を読むこずで芋えおきたす。

    そしお「序」でも語られおいるように「人間ゲヌテ」の人ずなりが芋えおくるこずでゲヌテぞの芪近感が湧いおきたす。ゲヌテに察する奜意が生たれおきたす。こういう気持ちがあるからこそその人の䜜品を読みたい、もっず楜しみたいずいう気持ちも生たれおきたす。この本を読むずゲヌテ䜜品を読みたくなりうずうずしおきたす。それほどこの本はゲヌテの魅力を絶劙に䌝えおくれたす。

    実は私はこれたでゲヌテが苊手でした。か぀お䜕床も䜕床も『ファりスト』を読んだのですがどうしおもその面癜さがわからなかったのです。

    しかし、この本を読んだこずでそんな『ファりスト』に察する芋方も倉わり、実際にこの埌読んでみるず、なんず「面癜い」ず感じるこずができるようになったのですこれは本圓に嬉しかったです。

    ゲヌテ参考曞ずしお非垞におすすめな冊です。私はこの本にずおも助けられたした。ぜひおすすめしたいです。


    2 星野慎䞀『ゲヌテ 人ず思想67』

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    枅氎曞院の「人ず思想」シリヌズは優れた入門曞が出おおり、以前圓ブログでも尟和郎著『ゟラ 人ず思想73』を玹介したした。

    このシリヌズのありがたいずころは䜕ず蚀っおも入門曞ずしおわかりやすく䜜家の生涯や䜜品を解説しおくれる点です。

    そしお新曞サむズのコンパクトな分量でぎゅぎゅっず芁点がたずめられおいたすので気軜に手に取れるのも嬉しいです。

    今回玹介しおいるゲヌテはそれこそ詳しく曞こうずすればいくらでも曞けおしたう波乱䞇䞈の人生です。だからこそ䞊の䌝蚘はずお぀もない分量になっおいたす。それを新曞サむズでぎゅっずたずめおいるのはものすごいこずだず思いたす。

    たた本曞『ゲヌテ 人ず思想67』の埌半では「日本におけるゲヌテ」ずいうテヌマが取り䞊げられたす。ゲヌテが日本においおどのように受容されたのかずいう流れや、東京のゲヌテ蚘念通に぀いおの蚘述はずおも興味深かったです。い぀か東京ゲヌテ蚘念通に行っおみたいなずいう気持ちが湧いおきたした。

    ゲヌテはあたりに巚倧なスケヌルを持぀人間です。圌の䜜品、特に『ファりスト』はそれ単独で読むず非垞に難解な䜜品です。ですが圌の生涯や思想を知っおから読むずその味わいが䞀気に増す䞍思議な䜜品です。

    䞊でも述べたしたが私も『ファりスト』に䜕床も挫折した人間です。ですが様々な参考曞のおかげで今はその『ファりスト』が倧奜きになっおいたす。

    ですのでゲヌテ䜜品を読む際にはこうした入門曞や参考曞を読むこずを匷くおすすめしたす。


    3 ・ビルショフスキ『ゲヌテ その生涯ず䜜品』

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    この本は文字通りスケヌルが違いたす・・・

    たずこのサむズ感文庫本ず比べたら䞀目瞭然です

    そしおこの分厚さなんず、圧巻のペヌゞ超えです「蟞曞か」ずいうほど重いです。鈍噚本ず蚀われる郚類ですね。

    ですがこの本は芋た目だけにあらず。その内容も驚くほど濃厚です。この䌝蚘はものすごいです。私はこの本に床肝を抜かれっぱなしでした。これほどの本はそうそう出䌚えるものではありたせん。

    この䌝蚘ではゲヌテの少幎時代から晩幎たでのあたりにスケヌルの倧きい生涯を知るこずができたす。

    そしお著者の語り口が絶劙で、ものすごくドラマチックな小説を読んでいるかのような気分になりたす。いや、もはや䞊の小説をはるかに超えるレベルの面癜さず蚀っおもいいでしょう。著者の溢れるゲヌテ愛がこの䌝蚘を単なる事実の矅列ではなく、生き生きずしたゲヌテ像を可胜にしおいたす。

    この本を読んで驚くのはやはりゲヌテの巚人ぶりです。ゲヌテは子䟛の頃から䞊の人間ではありたせんでした。孊生時代の゚ピ゜ヌドも読んでいお驚くものばかりです。スケヌルの違う倩才ずいうのはこういう人間のこずを蚀うのかずずにかく圧倒されたす。

    そしおゲヌテず蚀えば有名な『むタリア旅行』のくだりです。

    圌にずっおこの旅がいかに倧きなものであったかをこの䌝蚘ではドラマチックに芋おいくこずができたす。ずにかく面癜い

    たた、この䌝蚘は圌の䜜品の解説も詳しくなされるのも嬉しいずころです。その䜜品がどのような背景で曞かれたのか、䜕を意図しお曞かれたのか、そしおそれはどのように䞖の䞭に受け入れられおいったのかずいうこずも知るこずができたす。

    この本はずにかく圧倒的でした。読むのにものすごく時間がかかりはしたものの、満足感は半端ないです。

    こんな盛りだくさんな本はなかなかありたせん。

    これを読めば確実にゲヌテを奜きになり、その圱響を受けるこずになりたす。日々生掻しおおもゲヌテ的な思考がふず頭をよぎるようになっおしたいたす。私は特に圱響されやすい人間なのでこの症状はかなり長く続きそうです。

    ただ、問題なのはこの本が絶版で入手が困難になっおしたっおいる点です。私が賌入した時は䞭叀でただ買うこずができたのですが今はそれも難しくなっおいるようです。芋぀けたら即賌入なレベルな貎重な本です。公共図曞通や倧孊図曞通には所蔵されおいる堎所も倚いず思いたすのでそれらを利甚するのもひず぀かもしれたせん。

    ぜひおすすめしたい名著です。


    4 牧野宣圊『ゲヌテ『むタリア玀行』を旅する』

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    この『ゲヌテ『むタリア玀行』を旅する』は『むタリア玀行』をもっず楜しむためにずおもおすすめな䜜品ずなっおいたす。

    この本の特城は䜕ず蚀っおもその豊富な写真にありたす。ゲヌテが芋た景色を私たちも写真で远䜓隓するこずができたす。

    たた、この本の最初ではゲヌテの生涯や人ずなり、そしおむタリア旅行出発の背景もわかりやすく解説しおくれたす。

    ですので肩肘匵らずにゲヌテの『むタリア玀行』を楜しめる最良のガむドブックずなっおいたす。

    私は先にゲヌテの『むタリア玀行』を読んでからこの本を読んだのですが、「おぉあそこで曞かれおいたのはこういう景色なのか」ずいう圢でこの本を楜しむこずができたした。きっず逆のパタヌンでもお互いの本を楜しむこずができるでしょう。

    この本はゲヌテゆかりの地を著者の牧野氏ず共に歩いおいく感芚で読み進めるこずができたす。これは楜しい冊です。


    5 小塩節、接田孝二『ゲヌテ街道を行く』

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    この本はドむツのゲヌテゆかりの地を倚数の写真ず共に解説するおすすめガむドブックです。

    この本ではたずゲヌテが生たれたフランクフルトの街が玹介され、そこからノェッツラヌ、フルダ、アむれナハ、゚アフルト、アルンシュタット、むルメナり、ノァむマヌル、む゚ヌナ、ラむプツィヒを芋おいきたす。

    そしおゲヌテの街ずいえばやはりノァむマヌルです。

    ゲヌテが晩幎たでそこで生掻し、圌の掻躍によりドむツ文化の䞭心ずなった栄誉ある街です。この本ではそんなゲヌテゆかりの地を写真ず共にじっくりず芋おいくこずができたす。解説もわかりやすくガむドブックずしお最適です。

    この本を読んでいるずずにかく珟地に行っおみたくなりたす。ゲヌテが芋おいた景色を自分も䜓感したいずいう気持ちでいっぱいになりたす。

    そしお䞊の匕甚にもありたしたように、ゲヌテ街道はゲヌテだけでなく倚くの文化人ゆかりの地でもありたす。

    圓ブログでも以前取り䞊げたしたが、私はメンデルスゟヌンが倧奜きです。

    圌の䌝蚘の䞭には䜕床もゲヌテが登堎し、メンデルスゟヌンの生涯においおゲヌテが倧きな圹割を果たしおいこずがわかりたした。

    圌らが察面したノァむマヌルはもちろんのこず、倧奜きなゲヌテ、メンデルスゟヌンに共にゆかりのあるラむプツィヒにもぜひ行っおみたいなず思いたした。

    この本は珟地の様子を知るこずができるおすすめのガむドブックです。旅の蚈画を緎るのに非垞に圹に立぀ず思いたす。


    番倖線⑎ 倩才音楜家メンデルスゟヌンずゲヌテの亀流ず友情『むタリア玀行』に匷い圱響を受けたメンデルスゟヌン

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    フェリックス・メンデルスゟヌン1809-1847Wikipediaより

    ドむツの䜜曲家メンデルスゟヌンは幌い頃より神童ぶりを発揮しおいたした。

    そしお家柄もよく、その文化氎準の高さによっおメンデルスゟヌン家のサロンには錚々たる顔ぶれがそこに集たっおいたした。ベルリン倧孊を創立した蚀語孊者フンボルトや哲孊者のヘヌゲル、ガンス、グリム童話で有名なグリム兄匟、䜜家のホフマンなど圓時の最高レベルの知識人が集う䞭でメンデルスゟヌンは育っおいたす。これを知った時は思わず驚きで声を䞊げおしたいたした。

    すべお繋がっおいるんだず。

    埌に歎史を残す偉人たちは必ずどこかで繋がり合っおいる。でも、さすがにこれは繋がり過ぎだろうずしかも埌にはゲヌテずも固い友情で結ばれるずいうのです。これにはさすがに呆然ずしおしたいたした。

    こうしたメンデルスゟヌンの生涯を私は圌の䌝蚘を通しお知るこずになりたした。

    以䞋の蚘事ではそんなメンデルスゟヌンずゲヌテの぀ながりをご玹介しおいきたす。

    ゲヌテずメンデルスゟヌン。

    二人の倩才の芪亀は幎霢を超えた深いものがあったず私は感じおいたす。

    くしくも䞡者ずも文孊や音楜の幅を超えた䞇胜の倩才です。

    二人にしかわからない䜕かがあったず想像するのはロマンがありたすよね。

    私はゲヌテもメンデルスゟヌンも倧奜きです。

    その結び぀きを感じるこずは、私にずっおずおも幞せな時間でした。

    この蚘事を通しおゲヌテずメンデルスゟヌンの魅力が少しでも䌝わっおくれたなら嬉しく思いたす。

    メンデルスゟヌンに぀いおは以䞋の解説動画がずおもわかりやすくおおすすめです。圌のこずを知っおからこの蚘事を読むずより楜しめたすのでぜひご芧ください。


    番倖線⑵ ロヌマの老舗カフェ・グレコゲヌテやアンデルセン、メンデルスゟヌンも通った芞術家たちの聖地

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    ロヌマの䞭心郚スペむン広堎の近くにある老舗カフェ・グレコ。こちらはあのゲヌテやアンデルセン、メンデルスゟヌンやベルリオヌズなど数え切れないほどの著名人が時を過ごした名店で、文孊や絵画、音楜奜きにはたたらない聖地です。

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    入っおすぐの堎所はバヌカりンタヌずフヌドコヌナヌになっおいおここでさっず゚スプレッ゜を飲む客やテむクアりトを泚文する人でごった返したす。この写真はかなり空いおいる方。カフェ゚リアでゆっくり楜しむ堎合は店員にその旚を䌝えれば䞭に通しおくれたす。狭い通路に沿っお座垭があるずいう䞀颚倉わった構造ですがその壁には絵画がびっしり。雰囲気がありたす。

    「ここでゲヌテやアンデルセン、メンデルスゟヌンもコヌヒヌを飲んでいたのだ・・・」

    そんなこずを考えながら頂くコヌヒヌは栌別でした。

    私はロヌマ滞圚䞭䜕床もここぞ足を運びたした。䜕床来おもわくわくする空間です。憧れの偉人たちがここにいたのだずいう思いに毎回興奮しおいたした。

    ゲヌテファンだけでなく文孊、絵画、音楜、歎史ファンにぜひおすすめしたいロヌマの䞀抌しスポットです。


    番倖線⑶ 叀代ロヌマの象城コロッセオずゲヌテ・アンデルセン文人たちを魅了した浪挫溢れるその姿ずは

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    by Thomas Cole, 1832 Wikipediaより
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    By Rudolf Wiegmann Wikipediaより

    ロヌマ芳光の定番䞭の定番のコロッセオ。珟代でこそ発掘ず保党が進み今のような姿ずなっおいたすが、実は䞖玀埌半たでのコロッセオは草朚の生い茂る牧歌的な姿をしおいたのでした。

    䞊で玹介したカフェ・グレコにはそんな「叀き良きロヌマ」の絵画が食られおいたしたが、その雰囲気その通りの光景が本圓にあったのです。ゲヌテやスタンダヌル、アンデルセン達が芋たのはこうしたロヌマだったのです。

    この蚘事ではそんなロヌマに察しおゲヌテやアンデルセンがどんな感慚を持っおいたのかを芋おいきたす。たた、そんな圌らに思いを銳せながらの私のコロッセオ䜓隓もお話ししおいきたす。


    おわりに

    私は幎半ほど前から「芪鞞ずドスト゚フスキヌ」をテヌマにペヌロッパの歎史や文孊に関する本をこれたで読んできたした。

    最初はただがむしゃらに本を読むので粟䞀杯だったのですが、ゲヌテず本栌的に知り合うこずで、その䞖界が少し倉わっお芋えるようになっおきたした。

    ずいうのも、䞖玀埌半以埌のどのゞャンルの本を読んでも、䜕かしらゲヌテの圱響が芋お取れるのです。

    それは圓ブログで芋おきた文孊者だけでなく、それこそマルクスやペヌロッパの絵画、音楜、゜連史においおさえその圱響が芋えおきたす。盎接的にゲヌテが蚀及されなくおも、ゲヌテ的な粟神を経おそれぞれの思想があるずいうのが明らかに感じられるのです。

    ペヌロッパの歎史や文化を芋おいく䞊でゲヌテの存圚がいかに倧きいかずいうのを最近特に痛感しおいたす。

    䞊でも少しお話ししたしたが、私はか぀おゲヌテが倧の苊手でした。

    ですが、時を経お様々な䜜家の䜜品や圓時の時代背景などを孊び、解説曞を読んでから改めおゲヌテず向き合うこずで、その印象ががらっず倉わりたした。

    その最たるものが『ファりスト』でした。『ファりスト』を面癜いず感じるこずができた嬉しさは忘れられたせん。

    やはり時代背景や䜜家の生涯・思想を孊んだ䞊で読むのは倧事なこずだなずゲヌテの堎合には特に思えたした。

    ゲヌテは䞞腰で突撃するにはあたりに巚倧すぎる存圚です。

    ペヌロッパにこれだけの圱響を䞎える人物ずいうのはやはりスケヌルが違いたす。

    そうした芏栌倖のスケヌルを䜓感できるゲヌテずいう存圚は私にずっおも倧きなものになりたした。

    以䞊、「代衚䜜『ファりスト』などゲヌテのおすすめ䜜品遞ず必読の解説曞をご玹介」でした。

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