
先生の報告に思わず笑った。でも本当は泣きそうだった話
ある日の放課後等デイサービス。
長男を迎えに行った時、先生が笑いながら報告してくださいました。
「宿題をしている時に、お友達から少し邪魔されてしまって。でも長男くん、冷静に『自分のことした方がいいんじゃない?』って言っていましたよ🤣」
その場では私も思わず笑ってしまいました。
なかなかの切り返しだなぁ、と。
でも家に帰ってから、じわじわと別の感情が湧いてきました。
長男には場面緘黙(選択性緘黙)があります。
家では話せても、外ではなかなか言葉を発することができませんでした。
困っていても言えない。
嫌なことがあっても言えない。
助けてほしくても言えない。
そんな姿を、これまでたくさん見てきました。
だから今回の出来事は、ただの面白いエピソードではありませんでした。
お友達に対して、
「やめて!」
と強く言うわけでもなく、
黙って我慢するわけでもなく、
「自分のことした方がいいんじゃない?」
と、自分の気持ちを言葉にして伝えられた。
しかも、角を立てずに。
私はそこに、大きな成長を感じました。
先生は笑いながら報告してくださいましたが、私は内心ちょっと泣きそうでした。
あの長男が、
自分の思いを言葉にして伝えられるようになったんだなぁ、と。
子どもの成長は、テストの点数や賞状だけではありません。
何気ない一言の中に、
何年分もの成長が詰まっていることがあります。
今回の
「自分のことした方がいいんじゃない?」
は、私にとってまさにそんな一言でした🍀