
NHKラジオ第二の廃止(3/29迄)を、海外に伝えた!
こんにちは、ラジオと地理です。
既にご存知と思いますが、今月(2026年3月)29日をもって、NHKのラジオ第二放送(以降’R2’とします)が廃止されます。
実際に放送の中でも、現在R2に含まれている各番組が、どこに「お引越し」するか?アナウンスが始まっていますね。
R2は国内で最高出力を誇る、500kWの送信所が4か所ありますが、北から順に札幌局(送信所は江別市)、秋田局(大潟村)、東京局(埼玉県久喜市)、熊本局(大津町)となります。
夜間になると、国内なら4か所全部が聞こえることが良くありますし、近隣諸国でも(そこそこ高性能ラジオなら)受信は充分可能で、私自身も中国、台湾、韓国、グアムにて受信したことがあります。
グアムでの受信は、以下の記事にございます。
遠距離受信を楽しむ外国人愛好家の中には、北米や欧州からR2を受信した方もおられます。
「SDR」と呼ばれるPCと連動する高性能な受信機や、指向性が鋭いアンテナ、そして時期や受信場所を選んだりと(誰でも出来ることではありませんが)色々と工夫を重ねて、遠くから伝わってくる微弱な電波をキャッチしておられます。
私も会員として加わっている、英国のラジオ受信愛好家クラブ「BDXC」にも、こういった遠距離受信を楽しんでいる方がおられます。
BDXCについては、以下の記事にもございます
そこで、BDXCから毎月刊行されている会報’Communicaton'の編集側に、R2の廃止についての記事執筆を提案すると、とても興味があるとの返答がありました。
結果、2ページ枠ではありますがNHKラジオの再編成の背景、R2の送信局概況と超大出力局(前述の4局と大阪局)の説明を、先月(2月)刊行号に載せて頂きました。


掲載後、英国のメンバーから1件だけ質問があって「R1秋田の送信所とR2秋田のそれは、同じ場所か?」という、かなりマニアックな内容…
回答は「No」で、R1は秋田市内でR2が大潟村である旨返答しましたが、R1は1503kHzで10kWにしか過ぎませんね。

ところで、原稿作成は全くのボランティアですし、全てのコミュニケーションが英語となります。
しかしながら、翻訳はAIを使えば格段に楽で精度も上がりましたし、私としては大切な活動だと思っているのです。
と言いますのは、海外の現地ラジオに関する情報は得にくいですし、国によって事情はさまざまで、かなりの地理的な知識・センスが要求されるからですね。
逆に、欧州を中心とした海外のラジオ受信愛好家にとって、日本や周辺国に関するラジオ情報も得にくく、欧州からは簡単に聞けないですから、好奇心の対象になりやすい。
いわば、お互いに似た環境だと言えるので、情報交換と相互理解が重要だとも考えています。
これからも、随時寄稿して参ります。