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Photo bymegenai2020

【学校教育】愛知県のある都市で「スマホは2時間以内」条例が可決&施行されている【生活習慣/子どもの健康】


    愛知県豊明市で全国初となる「スマートフォン使用時間の目安を定める条例」が可決され、10月から施行されている。


    というニュースを読みました。

    ーー

    題名だけでも分かるように、私もこのニュースを聞いた時にはかなりの衝撃を受けましたが、条例の詳細についてはイマイチぼんやりとしか理解出来ていなかったので、以下に少しまとめてみると、


    1.対象者は「全市民」

    2.二時間以内というのは、「仕事や学習以外の余暇時間」での使用目安

    3.使用時間帯は、「小学生以下は午後9時まで」「中学生以上(18歳未満)は午後10時まで」が目安

    4.罰則規定は無い


    といった感じの内容でした。

    さらに、市長自身も「支障がなければ3時間以上使用しても構わない」と発言していますので、全く強制力のあるものではないです。


    ー

    この条例が発表された際には、私だけではなく多くの方にかなりのインパクトを与えたのでしょう。

    条例については多くの意見(ほとんどが否定的なもの)がありました。

    しかし、時間の経過とともに発表当時より少しずつ落ち着いた感じになり、可決&施行されました現在は、注目度もかなり低下しています。

    その理由の一つとして、今回の件は、

    「条例」という形で無ければ、至極まっとうな提案

    とも言えるからです。

    以前、記事にしましたように、

    スマホの過度な使用は学力低下に関係が深いと言われています。

    そして、私も学生に良く言っている話ですが、スマホの使用は睡眠の質の低下を引き起こす可能性が高いです。

    特に、就寝前のスマホの使用は、寝つきの遅れや睡眠効率の悪さを引き起こすということは、ある程度実証されています。

    なので、今回の件は「市民への生活習慣の提案」と考えれば、それほどの悪法であるとは言えません。

    しかし、「条例」という形での発表は少し問題になると思います。


    ー

    中学社会で「条例」とは、

    地方公共団体が独自に制定する決まり・ルールのこと

    と教えています。

    私も中学社会を教えることが多いのですが、条例の概要だけでなく、以下のような日本全国にあるユニークな条例をセットで紹介することが多いです。

    北海道標津郡中標津町「牛乳で乾杯条例」
    静岡県掛川市「緑茶で乾杯条例」
    青森県板柳町「りんごまるかじり条例」

    宮城県でも

    亘理町「はらこめし推進条例」
    白石市「奥州白石温麺(うーめん)振興条例」

    など、少し調べただけでも、地元の名産品などを絡めた各自治体の条例は多くあります。

    そして、今回の条例以前にかなりのインパクトがありました、

    香川県「ネット・ゲーム依存症対策条例」

    もあります。

    こちらは、対象となるのは18歳未満の未成年で、ゲームの利用時間は1日60分、休日は90分までと定め、スマートフォンの利用は中学生以下が21時までで、それ以外は22時までという目安を設けています。

    ということで、内容は今回と似たものになっています。


    ー

    今回の条例については様々な意見がありますが、可決&施行したメリットとしては、

    条例という形で「公的な提案」をしているので、学校や家庭など様々なところで議論になりやすい。

    というところだと思います。

    しかしその反対に、デメリットとしては、

    個人・家庭に関することでもあるので、過干渉と捉えられても仕方ない。

    つまり、

    何で家庭のことや大人になってまで余暇時間について他人に言われなくてはいけないのか、と感じる。

    という反発を間違い無く受けるところだと思います。


    ー

    多くの方にインパクトを与えた条例の制定でしたが、中身を知ることで、

    天下の悪法という訳ではない

    ということを理解した方が多いと思います。

    ですので、これを機会に、自分自身・家族などのスマホ利用について考えてみるのはいかがでしょうか。



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    今回の画像は【めげないやつ子】さんからお借りしました。ありがとうございます。

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