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【簡単あらすじ】都市伝説解体センター断篇集(微ネタバレ)【尾北圭人など5名/集英社】


    『 私には、フラメンコがあるーー 』


    スペインでフラメンコ留学、モロッコで寿司修行をしていたが、
    金欠のため帰国したガイド。

    金欠状態のため、知人に紹介された

    「怪奇現象の起こる事故物件に一ヵ月間住むこと」

    という胡散臭すぎるアルバイトを受けることにするが、
    数日が経ち、部屋では様々な怪奇現象が発生する。





    ―

    『はじめに』
    十月に入り、ついに過ごしやすい・秋らしい気候になってきました。
    こうなると、風呂上がりから寝る前のちょっとした時間などでの読書が大変捗ります。
    この時期は「読書の秋」と昔から言われていますが、読書をするための絶好のシチュエーションを得られる時期ですので、最近読んで印象に残ったり、買ったまま積んでいたりした本の感想を書こうと思います。この感想で、その作品や著者に少しでも興味を持って頂ける内容にしたと思いながら書いていますが、登場人物やぼんやりしたあらすじなど、『微ネタバレ要素』を含む記載がありますので、その点にご注意ください。

    ーー

    人気ミステリーアドベンチャーゲーム「都市伝説解体センター」の

    スピンオフノベライズです。

    どのようなゲーム・作品かと軽くまとめますと、

    怪異・呪物など世間で語られる都市伝説を「調査」し、それが本当に都市伝説なのか・もし人為的なものであれば「解体」するという、都市伝説解体センターがある。

    そのセンター長である廻屋渉は車椅子生活をおくっているため、実際の依頼には、

    調査員のバイト・あざみーこと福来あざみ
    先輩従業員・ジャスミンこと止木休美

    の二人が現地に赴く。

    廻屋の指示のもと、見えないものが見える「念視」能力を持つあざみーと、肉体派・武闘派ジャスミンが様々な都市伝説を調査・解体していき、国家権力への挑戦ともとれる、「SAMEJIMA」が推進するグレートリセットという大きなうねりに巻き込まれる…

    というゲームです。

    AVGとはいえ、基本的にはクリックするだけでストーリーが進んでいきますので、私のような反射神経等が鈍い方でも充分に楽しめたゲームでした。

    Switchもプレステもどちらでも発売されていますので、興味がありましたら是非ご購入ください!



    ―

    本作は、上記ゲームに登場した、魅力的なキャラクタースピンオフの短編集です。

    1.点を繫ぐ者「あざみー/ジャスミン」|円居挽

    『 人間は点と点を繫いでしまう生き物だ 』

    繁華街でフライドチキン店を営む店主からの依頼を調査する、あざみーとジャスミン。

    依頼主である店の防犯カメラには
    頭が無く、足が多い動物「ミュータントチキン」らしき姿が映っていた。

    ー

    2.疾駆する亡霊「あざみー/ジャスミン」|月並きら

    『 首なし‥‥‥ライダー‥‥‥?』

    廻屋渉に「盗まれたバイクを取り返して欲しい」という依頼が入る。

    その依頼の元となった動画を確認すると「首が無い人物がバイクに乗っている」とも見える。

    あざみーとジャスミンは、動画の場所である雲頭峠に向かう。

    ー

    3.忌の杜、祟り石「山田ガスマスク/谷原きのこ」|宮本深礼

    『 なんだよなんだよ、気に掛けてくれてたんじゃ~ん 』

    週末に山でのキャンプを予定している山田。
    週末は予定通り、天気は完璧・道具も揃い・食料も計画も万全だった。

    大学の同級生・谷原が同行者になっていた以外は。

    ー

    4.心霊フラメンコ「ミステリーツアーのガイド」|日部星花

    『 フラメンコは、全てを解決する―― 』

    スペイン・フラメンコ留学/モロッコ・寿司修行
    から帰国したガイドは、金欠でもあり、知人から「怪奇現象の起こる事故物件に一ヵ月間住むこと」というバイトを受ける。

    数日が経ち、案の定、部屋では様々な怪奇現象が発生する。

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    5.止まり木に休息を「ジャスミン/富入警視監」|尾北圭人

    『「テケテケ」だと思います 』

    富入から、休暇中のジャスミンへ「小学校の子どもの護送=ガキのお守りしながら目的地まで運べ(ジャスミン談)」という依頼が入る。

    一つ気になることは、その子供は「オバケを見た」と言っているそうだ。

    ―

    個人的には、「止まり木に休息を」が好きです。

    ジャスミンと富入警視監のコンビ、バディ感がとても心地良いですし、
    富入警視監は(その突飛な性質はともかく笑)、おじさん上司としてはかなり理想的な存在であり、振舞い方だと思います。

    それだけでなく、全体的にかなり出来の良いスピンオフノベライズだったと思います。

    発売当初に品薄状態になったことも、ゲームをプレイした方々にかなり受け入れられた証拠なのだと思います。

    ゲームの終わり方から、恐らく続編は無いだろうと思いますが、こちらの作品で余韻を楽しむのは如何でしょうか?

    巻末に、「ナイショのとじ込みステッカー」が付いているのもおススメポイントです!


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