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【簡単あらすじ】マスカレード・ナイト(微ネタバレ)【東野圭吾/集英社文庫】


    『 ホテル・コルテシア東京年越しカウントダウン・
      マスカレード・パーティ・ナイト
      通称は「マスカレード・ナイト」です 』


    多くの思惑が絡み合い、一つずつ丁寧に紡がれる物語。

    様々な人物の「仮面」により
    事件が発生し、物語が展開し、解決されます。

    再びバディを組んだ、新田と山岸の活躍を是非ご一読ください。




    ―

    『はじめに』
    東北南部でも水不足が心配されるような、真夏日どころか猛暑日が毎日続いています。
    当然、エアコンを起動しながら自室で過ごすことが多くなりますが、そうなると読書をするための絶好のシチュエーションを得られ、読書が捗る時期がやってきましたので、最近読んで印象に残ったり、買ったまま積んでいたりした本の感想を書こうと思います。
    この感想で、その作品や著者に少しでも興味を持って頂ける内容にしたと思いながら書いていますが、登場人物やぼんやりしたあらすじなど、『微ネタバレ要素』を含む記載がありますので、その点にご注意ください。

    ーー


    『 俺たちは操られているんじゃないか ー ー 』


    久しぶりの休暇を楽しんでいた新田の元に、上司・本宮から呼び出しの電話がかかってきた。

    呼び出しに応じ出勤すると、以前一緒に捜査をしたことがある・能勢のチームとともに、ある事件を合同で捜査すると伝えられた。

    その事件とは、

    あるマンションで若い女性が亡くなったが、初めは、争った跡も無いことから心臓麻痺が死因と思われていたが、慎重な解剖の結果、睡眠薬を服薬し、電気コードによる感電死によるものと診断された事件だ

    事件を捜査していると、「匿名通報ダイヤル」に密告状が送られてきたという。

    密告状には、

    犯人は、12月31日23時からコルテシア東京で開催される、
    「出席者数は400名を超え、身分を隠すため、参加者全員が仮面を被り・仮装をして楽しむ」というカウントダウン・パーティーに出席するので逮捕して欲しい。

    と書かれていた。

    密告状に同封された写真などから、内容がイタズラとも考えにくい。

    新田自身は少しも気が進まなかったが、周りに説得?され、
    再びホテル・コルテシア東京で潜入捜査を行う。


    ―

    私は以前、「マスカレード・ホテル」も読了していますので、

    登場人物の行動や背景などをじっくりと考えながら・度々読み返しながら慎重に推理(予想)したのですが、今回も見事に外れました笑

    マスカレード・ホテルと比較しても、様々な背景のある人物たちが、事件とは全く関係なさそうな行動をランダムに・密接に起こしているので、読み応え充分の内容です。

    特に、あの人物たちの動きには完全に騙されました。

    ですが、このように丁寧に・きっちりと騙されますと、読了感は悪いものでは無く・とてもスッキリしますね。


    ―

    ミステリー作品を多く読了してきましたが、


    全てがFになる。

    容疑者Xの献身。

    (分野は違いますが、「ゲーム・逆転裁判の狩魔豪」も当てはまります)

    など、私は『犯人(黒幕・ラスボス)』が強ければ強いほど、作品に没入出来ますし楽しむことが出来ます。

    今作も中々手ごわい方だったので、かなり楽しめました。

    それに、容疑者たちやコルテシア東京の新キャラなど、私にはとても魅力的に感じました。

    そして上記したように、犯人に辿り着けなくても納得・すっきりする読了感を味わうことが出来る読み応え充分な展開。

    特に、「マスカレード・ナイト」という題名に相応しい内容と展開と結末な事にとても満足です。

    マスカレードシリーズ三作目ですが、シリーズ最高の作品ではないでしょうか!


    マスカレードシリーズを全作読破しようとする方にも、
    マスカレードシリーズに興味がある方にも、
    ミステリー好きの方にも、


    多くの方におすすめの一作です。


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