
宅建は300時間で受かる?独学の私が、300時間ごろに受けた模擬試験は〇〇点
宅建(宅地建物取引士)は300時間で受かる、という話をよく見ます。結論から言うと、私は300時間では足りませんでした。2025年に独学で受かりましたが、300時間ごろに受けた模擬試験は28点でした。あくまで私の場合の話です。
300時間は、目安のいちばん短いほう
独学の目安は、ユーキャンと伊藤塾が300〜500時間、TACは法律を初めて学ぶ人で600時間以上です(2026年11月2日に確認。どこも講座を売っている会社の解説です)。300時間は、その中でいちばん短い数字です。1日2時間なら150日、5か月ほどで届く計算なので、「半年あれば受かる」という話にもつながりやすいのだと思います。
300時間までの私
FP1級の学科には受かっていたので、法律に縁がなかったわけではありません。でも宅建は、FPより範囲が広くて細かいです。勉強は2025年2月末から、1日2〜3時間。計算すると、300時間に届いたのは7月の前半です。時間の記録は取っていないので、だいたいの数字です。
最初のうちは、問題集を解かずに、問題と解説を読むところから始めました。5月からは過去問を回しています。いちばん繰り返したのは民法で、テキストと問題集を3、4周しました。
7月18日、28点
そのころ、LECの「宅建士0円模擬試験」を受けました。自宅で時間を測って、パソコンの画面のまま解きました。結果は50点満点で28点です。
LECの現在の公式ページは、この模擬試験を「他の有料模試にひけを取らない本試験レベルの難度」と説明しています。それでも、正直に言うと、非常に難しかったです。問題集の過去問とは聞き方が違って、見たことのある論点でも、問題文も選択肢も分かりにくく感じました。
どの分野で落としたかは覚えていません。民法と宅建業法が伸びていなかった記憶があります。その日は、間違えた問題の解説を読みました。
28点のあと
7月下旬から8月は、もう一度テキストを読み直して、問題集を回しました。「宅建試験 過去問道場」の過去問も解きました。8月末から9月には、LECとTACの予想模試を4回ずつ、合わせて8回受けました。
本番は10月19日です。解き終えたあと10分ほど残って、マークシートの確認と、迷った1、2問の見直しができました。自己採点は40点で、11月26日の合格発表で合格を確認しました。
28点と40点は別の試験の点数なので、並べて「上がった」とは言いません。合格点は毎年変わります。2025年度は50問中33点でした(不動産適正取引推進機構の公表資料、2026年11月2日に確認)。
結局、何時間だったか
勉強時間は、たぶん500時間前後です。FP1級の学科に受かっていても、300時間ごろは28点で、この時点では本番に届くと思えませんでした。法律を学んだことがない人は、もっと余裕を見たほうがいいと思います。
合格の可能性を上げたいなら、勉強時間の長さだけでなく、資格予備校各社の予想模試を何回か受けて、今どの位置にいるかを見る方法もあると思います。ただし、模試の点が本番の点を示すとは限りません。
予想模試は、会社によって点の出方が違いました。私が受けたのは、LECとTACの予想模試です。作りや難度が違うので、どちらが上という話ではありませんが、私の場合は、LECよりTACのほうが、毎回点が高く出ました。1社だけで判断せず、複数社を受けたほうがいいと思う理由のひとつです。
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『宅建独学 8か月の全記録』(Kindle本・著者: 金子英司)
模試8回・失点10問・記録表つき。