
50代、会社を辞めて月10万円だけ働く。いくら資産があれば可能?
50代になると、このまま会社に残るか辞めるか、考える人もいます。
でも、選択肢はその2つだけではありません。
会社を辞めて、月10万円だけ働く。
そんな働き方もあります。
では、55歳で会社を辞めるとしたら、どのくらいの資産が必要なのでしょうか。
■ この記事で分かること
・月10万円働くときに必要な資産の、シンプルな計算(仮の例)
・生活費が変われば、必要な資産も変わること
・「月10万円の仕事」に意味がある理由
まずは、シンプルに計算してみる
例えば、こんなケースです。
55歳で退職し、64歳まで月10万円働く。生活費は月25万円で、65歳から年金を受け取る。
生活費25万円に対して、仕事からの収入は10万円。
毎月15万円を資産から補うので、年間では180万円。10年間なら180万円 × 10年 = 1,800万円です。
単純計算では、55歳で1,800万円あれば、10年分の不足は埋まります。
実際には、税金、社会保険料、年金額、運用、物価も見る必要があります。
生活費で変わる必要な資産
例えば月10万円働く場合、

同じ「55歳で会社を辞める」でも、必要な資産は大きく変わります。
だから、「3,000万円あれば辞められる」と言い切れる金額はありません。資産額だけでは決まらないからです。
月10万円の仕事
ここで考えたいのが、「月10万円働く」という選択肢です。
完全に辞めれば、生活費は全部、資産と年金で出すことになります。月10万円稼げば、その分だけ取り崩しを抑えられます。しかも、仕事をする時間を大幅に減らすこともできます。
会社員を続けるのと、完全にリタイアするのとの間に、もう一つ選択肢があります。会社を辞めて、自分が必要とする分だけ働く、という考え方です。
もちろん、月10万円の仕事が自分に合うとは限りません。
辞めるか残るかより先に、考えておきたいことがあります。毎月いくら要るのか。いくらなら働けるのか。何歳まで働くのか。この順に、紙に書いてみてください。
資産、収入、年金、生活費を組み合わせれば、自分に合った働き方を考えることができます。
私自身、52歳で会社を辞めました。
だからこそ、50代になったら「会社を辞められるか」だけではなく、
「これから、どんな働き方なら自分らしく暮らせるのか」
を考えてみてほしいと思います。
関連する本
関連するテーマの本です。
『早期退職、辞める前に確かめること』(Kindle本・著者: 金子英司)
早期退職を考えたとき、お金は大枠で確かめれば足りる。決め手は、辞めたあとの時間と労力の使い道。
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※これは一般的な情報提供であり、個別の投資助言ではありません。