
50代からの資格取得は意味があるのか?FP1級と宅建を取って見えたこと
「50代から資格を取って、いったい何になるのだろう?」
50代になってから、新しいことを始めようとすると、そんな疑問が頭をよぎるかもしれません。
私自身、52歳で早期退職を経験し、その後FP1級や宅建などの資格取得に挑戦しました。
では、50代から資格を取る意味はあったのか。
今振り返ると、資格そのものより、資格を取るまでの過程に大きな意味があったと感じています。
■ この記事で分かること
・資格取得のきっかけは、早期退職だった
・FP2級からFP1級、宅建へ進んだ流れ
・資格を取って、一番変わったこと
・資格は、取ってからが本番だった
きっかけは早期退職
資格取得を考えたきっかけは、早期退職でした。
これからの人生を考える中で、「お金について、もっと体系的に理解しておきたい」と思ったのです。
それまで投資経験はありましたが、知識は断片的でした。
資産運用についてはある程度分かっていても、税金、社会保険、公的年金、保険、不動産、相続などについては、ひと通り理解していたわけではありません。
会社員だったこともあり、会社に任せていた部分も多かったと思います。
そこで選んだのがFP資格でした。
FPなら、公的年金・保険、民間保険、金融、税金、不動産、相続・事業承継など、分野を超えてお金について学ぶことができます。
「これなら、これからの自分に必要な知識をまとめて身につけられる」
そう考えて勉強を始めました。
FP2級からFP1級へ
FP2級までは、資格取得の延長という感覚でした。
ところが、2級試験が終わった後、「せっかくなら、もっと本格的に勉強してみよう」と思い、FP1級に挑戦しました。
FP1級は、覚える量が多く、2級との難易度の違いもかなり感じました。
特に大変だったのが応用編です。
年金額、非上場株式の株価、企業価値指標など、計算パターンはある程度あります。
しかし、問題は単純な計算ではありません。
多段階の計算の途中の端数処理まで正確にやって、最後に正しい答えを出す。一度では無理で、同じような問題を何度も繰り返しました。正直、ここは大変でした。
「50代だから記憶力が落ちた」とは、あまり感じませんでした。今思えば、鈍感だったのかもしれません。
FPから宅建へ
FPの勉強をしていると、不動産についても学びます。
そこで逆に疑問が生まれました。
「不動産投資には、本当にどんなメリットがあるのだろう?」
「自宅を購入するメリットは何なのだろう?」
FPと宅建には不動産という共通分野もあります。
そこで、もっと深く知りたくなり、宅建にも挑戦しました。
今振り返ると、資格を取るために勉強したというより、自分の疑問を解決するために勉強したという方が近いと思います。
資格を取って、一番変わったこと
資格を取っても、投資や不動産の考え方が劇的に変わったわけではありません。一番大きかったのは、自分でもできるという自信がついたことです。自分で目標を決め、計画を立て、実行して合格した。この経験が、自信になりました。
資格勉強では、目標から逆算して計画を立て、進み具合を管理しました。これは、これまでの仕事で培ってきた進行管理にもつながっていると感じます。
会社員と資格勉強の違い
会社では、正解があるようで、ないことがあります。
自分が正しいと思って進めていたことが、上司の意向でひっくり返ることもある。
一方、資格試験には基本的に正解があります。
そして、勉強時間や計画、進捗など、自分でコントロールできる部分が大きい。
資格勉強をしているときは、ただ「合格すること」を目標にしていました。
しかし、結果的には、それ以上のものを得ることができました。
資格を取ったあと
もう一つ分かったのは、資格は取ってからが本番だということです。
資格を取っただけで仕事ができるようになるわけではありません。
大切なのは、これまでの経験と資格をどう組み合わせるか。
私の場合、FPの知識を得たことで、金融資産だけではなく、年金・税金・不動産・相続などを横断して考える土台ができました。
そこに、これまでの仕事経験を組み合わせて、現在のFP活動につなげています。
50代から資格を取る意味
50代から資格を取る意味は、あると思います。ただし、資格を取れば人生が変わる、というわけではありません。
50代になると、「今さら遅い」と考えてしまうことがあります。
でも、年齢だけを理由に最初から諦める必要はないと思います。
これが、50代からFP1級と宅建に挑戦した私が、今振り返って感じていることです。
資格を取って、知識は増えました。でも、本当に役に立ったのは、その知識を自分のお金に当てはめたときでした。
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※これは私個人の体験の記録であり、合格や成果を保証するものではありません。