
80字の灯りに、ありがとうを。#4行エッセイ|企画参加作品紹介 第10弾(最終回)
「#4行エッセイ」参加記事のご紹介は、これで最後になります。
そして何より先に──
大変、長らくお待たせしまして本当に申し訳ございません!
それでも待っていてくださったみなさんの4行は、
時間をおいて読み返すたびに、むしろ輝きを増していました。
原稿用紙4行=80字以内で綴る、小さな物語。
最後のご紹介は、13作品をご一緒にたどっていきたいと思います。
「ものを透かして見ている」|くろいるすけ さん
何気なくそこにある“ひとつのもの”を見つめているうちに、
自分の奥に眠っていた感情や記憶が、静かに輪郭を持ち始める4行です。
暮らしの片隅から、こころの奥行きへ。
視点がすっと切り替わる瞬間を、ぜひ本編で味わってみてください。
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「〖エッセイ〗単純すぎる奴でごめんなさいな80字」|カイロウドウケツ さん
すぐ笑って、すぐ落ち込んで、またすぐ立ち直る。
そんな“単純すぎる自分”を、照れながらもまっすぐ見つめた4行。
読んでいると、「あ、わたしも同じかも」と
ちょっと肩の力が抜けるような不思議な優しさがあります。
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「ネコのなっちゃんと80字未満」|ももまろ うめこ さん
毎日のように繰り返されてきた、猫とのささやかな朝。
その一場面が、笑いと涙の境目みたいな場所に連れていってくれる4行です。
長くともに過ごした存在を思い出すときの、
胸がきゅうっとなる感じ。本編には、きっとあなた自身の記憶も重なるはず。
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「毎日投稿、引退します」|ヤスシ さん
“毎日投稿”という大きな挑戦に、自分で区切りをつける4行。
でもそこにあるのは「やめます」よりも、「次の段階へ行く」という静かな覚悟です。
読んでいると、背筋がしゃんと伸びるような、
でもどこかあたたかい余韻が残ります。
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「口の中にビーム砲撃たれてるみたい」|波 さん
不安と心配が混ざり合う、診察室前の時間。
そこで目にした“ある機械”を、思い切って別のものに例えてしまう4行です。
ちょっと怖い場面のはずなのに、
読み終わる頃にはふふっと笑ってしまう、その温度差をぜひ本編で。
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「#4行エッセイ びしょ濡れる」|のほ さん
突然の雨。思うようにならない足元。
「最悪だ」とつぶやきたくなるのに、どこか笑えてしまう4行です。
靴の中まで染みこんだ水分ごと、
今日はもう“思い出の一日”にしてしまえるような、やさしいオチが待っています。
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「ワンタイムパスワード」|よしまる さん
その瞬間にだけ有効で、
すぐ消えていってしまう誰かのことば。
でも、何度も更新されながら、
根っこの部分はずっと変わっていないのかもしれない──
そんな関係性の不思議さが、静かに立ち上がる4行です。
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「『私』の大切な時間」|きりん さん
肩書きや役割をいったんテーブルの上に置いて、
自分のためだけに使うひととき。
ほんの少しの時間なのに、
4行を読み終えると、その時間がどれだけ自分を支えてくれているか
胸のあたりからじんわりとしてきます。
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「#4行エッセイ 上様?」|のほ さん
なぜか「飛ばない」ことを選んでいる、ある生き物。
その堂々とした歩きっぷりに、
つい敬語で呼びかけたくなってしまう4行です。
何でもない通勤路が、
一瞬でゆるいコメディのワンシーンに変わる。
そんな“視点の魔法”を、本編で楽しんでください。
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「読む人のまなざしで見つけた」|chise_tani さん
noteや、本との距離のとり方を、
“読み手の側”からそっと描き出してくださっています。
自分では気づけていなかった部分を、
やわらかい言葉で照らしてもらったような感覚。
書き手のあなたにも、ぜひ読んでほしい一作です。
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「『この笑顔100円♬』ママにとってはプライスレス〖4行エッセイ〗」|桜井 花 さん
心がささくれだっているとき、
するっと差し出される、ちいさな人の笑顔。
もしお値段をつけるとしたら──?
タイトルの通り、読めば読むほど
「プライスレス」という言葉の重みが変わってくる4行です。
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「〖4行エッセイ〗羽ばたく~80字」|カモミールティー さん
いつの間にか、自分を見上げていた視線が、
少しずつ遠くへ向かっていく。
子どもの成長を見送る寂しさと、
それでも「行っておいで」と背中を押す強さ。
4行なのに、人生のある季節まるごと抱きしめるような作品です。
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「願うことと祈ることの違い」|祈りのポンマリ さん
こうなってほしいと“願う”ときに、
同時に胸の奥でざわつく「どうせ無理かも」という声。
そこから一歩、静かに滲み出してくる“祈り”というあり方を、
そっと言葉に落としていく4行です。
ラストにふさわしい、深く考えさせられるエッセイでした!
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4行の灯りは、これからも消えない
あらためて、何度でも言わせてください。
大変、長らくお待たせしまして本当に申し訳ございません!
それでも変わらず待っていてくださったみなさま、
そして、この企画に参加してくださったすべての方に、
心の底からの「ありがとう」をお伝えします。
4行エッセイのご紹介記事は、今回でひとまず 最終回。
でも、「#4行エッセイ」のタグは、これからもずっと、
あなたの言葉を受け止める“ちいさな図書館”であり続けます。
🕊️過去の紹介記事はこちらから
第1弾|トップバッター3作品
第3弾|夏の幸福や贈り物、母の教え
第6弾|9つの物語、9つの余韻。
第7弾|日常の片隅に、光るもの。
第8弾|心の奥に灯る言葉たち。
第9弾|小さな一歩が、やさしく光る夜に。
募集はすでに締め切りましたが、
「#4行エッセイ」のタグは、これからもあなたの言葉を受け止める場所です。自由に使ってくださいね。時々、覗きに行きます!
短いからこそ、伝えられることがある。
気が向いたとき、ふと胸のうちを80字にしてみる。
そんなふうに、この場所を思い出してもらえたら嬉しいです。
ここまで読んでくださって、ありがとうございました。
今日もあなたの心に、小さな灯りがともりますように。🌙🌿
喜木 拝
