
シェットランドセーター モノとルキ#8
最初の出会いはセレクトショップだった。
コーラルという色名のものを選んだ。
非常に絶妙な色で、オレンジにも見えるし、少しピンクのようにも見える朱色。蜜柑色と言ってもいい。
セーターなので当然、冬に着るのだけれど、色だけで暖かい気がした。
プレッピーハンドブックにも紹介されているこのアイテムは、
やはりプレッピーブームの時に注目されるようになった。
流行に流されたともいえるけれど、
プレッピー自体、普遍的なものだから、今も違和感なく着ていられる。
ずっと取り扱っている店舗も幾つかあるしね。
残念ながら最初に購入したコーラルカラーは、もう手元にはない。
四、五年は着続けたと記憶している。
脇が破れてくるのがこのセーターの特徴。
修理屋さんに出して補修しながら着続けたが、延命できるのは一シーズンほど。気に入ったものは長く着たい。だから修理する。僕にとっては自然な流れ。
もしまたコーラルに出会ったら、迷わず手に入れるだろう。
今、手元にあるのはクラブアップルというカラー。
青りんご色だ。一時期は、コーラルとクラブアップルの二本仕立てで着ていた。消耗を抑えるため、あるいはコーデに合わせて色を選ぶため。
着やすくて、暖かいから、いつも選んでしまう。
冬はアウターの色がどうしても重たくなる。
だから内側には心がほっこりするような明るい色を着るようにしている。
今日もほっこり。
