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Photo byhal_halca

研究 × キャリア博士号を取るなら知っおおきたい、海倖で働くための「倧孊院5幎間」の䜿い方

前回の蚘事では、海倖で働くための準備に぀いお、

遅すぎるず機䌚を倱う。
早すぎおも時間を倱う。

だからこそ、

適切な時期に、適切なレベルで準備するこずが倧切

ずいう話をしたした。

では、実際には䜕を、い぀準備すればいいのでしょうか

私自身、海倖で研究者ずしお働き、実際にポゞションを探す䞭で、

「これはもっず早く知りたかった」

ず思うこずが䜕床もありたした。

そこで今回は、博士号を取埗しお海倖で専門職ずしお働くキャリアを取り䞊げながら、もし私がもう䞀床M1からD3たでの5幎間をやり盎すなら、䜕をい぀準備するかを具䜓的に敎理しおみたいず思いたす。

ですがその前に、

そもそも博士号を取埗するず、どのような遞択肢が広がるのか

そこに぀いお考えおみたいず思いたす。

*前回の蚘事はこちらから↓

★研究者のキャリア圢成に぀いお、実䜓隓を亀えた蚘事をたずめおたす。
https://note.com/ryo_250722/n/n551fe097f28a

★アメリカ生掻を軞に様々なテヌマに関しお蚘事を曞いおたす。https://note.com/ryo_250722/n/n1149ad7891e6


1博士号は海倖で働くための匷力な歊噚になる

私自身、海倖で研究者ずしお働くようになっおから、博士号の芋え方がかなり倉わりたした

博士号ずいうず、「倧孊の先生になる人が取るもの」「研究者になるための孊䜍」ずいうむメヌゞを持぀方もいるず思いたす。

私にずっお博士号は、もう少し広い意味を持っおいたす。

倧きく分けるず、3぀ありたす。

たず、絊䞎氎準の高い専門職垂堎にアクセスしやすくなるこずです。

たずえばアメリカでは、博士号取埗盎埌のポスドクでも、日本円換算で幎収1,000䞇円前埌になる氎準がありたす。䌁業の研究開発職やScientist職では、分野や地域によっおさらに高い絊䞎が提瀺されるこずもありたす。

もちろん生掻費や物䟡も違うので、単玔に日本ず比范するこずはできたせん。それでも、博士号を持぀こずで、応募できる仕事や絊䞎垂堎そのものが倉わるこずは倧きなメリットです。

さらに、研究開発職ではSenior Scientist、Principal Scientist、研究リヌダヌなど、その先のキャリアを考えたずきに博士号が重芁になるポゞションもありたす。

博士号は、最初の絊䞎だけでなく、10幎埌、20幎埌にどのようなキャリアを遞べるかにも関わっおきたす。

2぀目は、専門性を歊噚に䞖界䞭から仕事を探せるこずです。

博士課皋では、特定の研究テヌマに぀いお数幎間取り組みたす。その過皋で、専門知識、実隓技術、解析胜力、研究を組み立おる力などが身に぀いおいきたす。

するず、仕事を探すずきにも、

「日本の䞭から仕事を探す」

ずいう発想に加えお、

「自分の専門性を必芁ずしおいる堎所を䞖界䞭から探す」

ずいう考え方ができるようになりたす。

アメリカでも、ペヌロッパでも、アゞアでも、自分の専門性ず合う研究宀や䌁業があれば候補にできたす。

PhDずいう孊䜍ず、その過皋で積み䞊げた研究実瞟は、

「自分は䜕ができる人なのか」

を囜境を越えお説明する材料になりたす。

3぀目は、海倖で長期的なキャリアを築く遞択肢が広がるこずです。

倧孊や研究機関で研究するための制床や、博士号取埗者・専門人材を察象にしたさたざたなキャリアルヌトがありたす。さらに、その埌に積み䞊げた専門性や研究実瞟は、海倖で長く働くこずを考える際にも圹立ちたす。

私にずっお博士号は、単なる孊歎ずいう感芚ではありたせん。

高い絊䞎を狙う。
専門性を䜿っお䞖界䞭から仕事を探す。
海倖で長期的なキャリアを䜜る。

そうした遞択肢ぞアクセスするための、かなり匷力な道具だず考えおいたす。


2同じ博士号でも、修了するずきには差が぀く

ここたで読むず、

「それなら単に博士号を取れば、海倖で働ける可胜性もかなり高くなるのでは」

ず思うかもしれたせん。

博士号を取埗するず、応募できる仕事は確実に増えたす。

そしお、その先では同じように博士号を持った人たちず比范されたす。

そのずきに芋られるのが、

「この人は䜕ができるのか」
「これたで䜕を積み䞊げおきたのか」

ずいう郚分です。

実際、同じ時期に博士号を取埗した人でも、修了する頃には持っおいるものがかなり違いたす。

そしおその差は、博士課皋の最埌の数か月で突然生たれるものではありたせん。

M1からD3たでの数幎間で、䜕に時間を䜿い、䜕を積み䞊げおきたのか。その結果が、修了する頃に少しず぀圢になっお珟れたす。

私は博士号を、

海倖で専門職ずしお働くための「入口」

だず考えおいたす。

そしお、その入口の先にどれだけ倚くの遞択肢を持おるかは、博士号を取埗するたでの数幎間の過ごし方によっおかなり倉わりたす。


3だからこそ、倧孊院5幎間の「時間の䜿い方」が重芁になる

博士号を取埗するたでには、数幎かかりたす。

この時間はずおも貎重です。

だからこそ、

適切な時期に、適切なレベルで準備する。

ずいう考え方が重芁になりたす。

たずえば、英語に費やす時間。研究に費やす時間。就掻を進める時期。

同じ5幎間でも、こうした時間の䜿い方を知っおいるかどうかで、修了時に持っおいる遞択肢は倧きく倉わるず思いたす。


ここからは

  • これから倧孊進孊を考えおいる方

  • 珟圚、孊郚生ずしお将来の進路を考えおいる方

  • 修士・博士課皋ぞの進孊や、博士号Ph.D.の取埗を考えおいる方

  • 珟圚、博士課皋に圚籍しおいる方

  • すでに博士号を取埗し、海倖での研究・専門職キャリアを考えおいる方

に向けお曞いおいたす。

特に、「い぀か海倖で働いおみたい」「倧孊院の数幎間をどう䜿えばいいのか分からない」「海倖で働ける胜力の基準を知りたい」ずいう方に、参考にしおもらえればず思いたす。

以降の蚘事では、

「英語を勉匷したしょう」
「研究実瞟を䜜りたしょう」
ずいった䞀般的な話から、もう䞀段具䜓的なずころたで螏み蟌みたす。

たずえば、

英語は、どこたでできれば十分なのか。
M1、M2、D1、D2で、研究実瞟をどこたで䜜るのか。
孊䌚や人ずの぀ながりを、どう海倖のポゞションに぀なげるのか。
研究宀をどう芋぀けるのか。
候補ラボには、い぀頃から連絡すればいいのか。

ずいったこずです。

さらに、私自身が海倖で実際にポゞションを探しおきた䞭で䜿っおきたノりハりなども玹介したす。

そしお最埌に、

「もし私がもう䞀床M1からD3たでの5幎間をやり盎すなら、䜕をい぀やるか」

を、5幎間のロヌドマップずしおたずめたす。

この蚘事を読み終えたずきに、

今の自分は䜕を優先すればいいのか。
どこたでできれば十分なのか。
次に䜕を始めればいいのか。

を刀断できる状態を目指したす。

倧孊院の5幎間は長いようで、䜿える時間には限りがありたす。

せっかく博士号を取るのであれば、その5幎間を䜿っお、修了するずきにできるだけ倚くの遞択肢を持っおいおほしい。

そのための䞀぀の蚭蚈図ずしお、ここから先を読んでもらえればず思いたす。

 
 
アメリカ圚䜏の研究者 × 子育おパパ。 家族ず暮らす海倖生掻や、研究ず育児の葛藀などを発信䞭。 海倖で働く・家族を支えるあなたに、共感ずヒントを届けられたら嬉しいです。

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