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『SabaRadio』《海と食卓のあいだから》

    大好きなサバを食べようと思って、スーパーの鮮魚コーナーに行ってみる。

    …全然サバがない。

    ほな加工品でもええかと思い、そちらを見たら、かなり小ぶりなノルウェーサバの塩鯖が少しだけありました。

    缶詰コーナーではサバ缶が積まれています、
    でも、それを買って開けたら、きっと「ちっさ!」と声を上げるでしょう。

    どうも気が乗らず、ベーコンとパスタを買ってきました(笑)

    昔、サバは身近で、安くて、たくさんあって、いつも食卓にある魚でした。

    でも、少し前から、国産のサバはあまり見かけなくなり、代わって北欧のノルウェー等から輸入されたサバがお店に並ぶようになりました。
    (ちなみにこの2つのサバ、背中の模様だけでなく味もけっこう違います)

    そして今、そのノルウェーサバさえ、どんどん小さく、そして少なくなっています。

    サバだけでなく、アジもイワシも、他のいろんな魚介類も、同じような印象はありませんか?

    原因について、いろんな考察がされています。
    それはおいおい取り上げていくとして、まずここで自己紹介。

    僕の仕事は、海での魚の養殖です。

    若狭湾の漁村、福井県小浜市田烏(たがらす)で、3人だけの小さな養殖会社を営んでいます。
    『小浜よっぱらいサバ』というブランド養殖サバを養殖…正確には、「していました」。

    そして今は、サバの完全養殖実用化のために、海の養殖場で研究の一端を担っています。
    また、研究成果の事業化を目指して、準備をしているところでもあります。

    それが、『さばイバル・プロジェクト』。
    サバのサバイバル!(笑)

    福井県立大学を代表機関に、ふくい水産振興センター(県の水産試験場)、そして僕らのような小さな漁業者。

    研究成果を挙げて事業化するための、産学官連携のプロジェクトです。

    2024年に文部科学省の研究支援ファンドに採択されました。
    今は投資会社などの支援・指導も受けながら進めています。

    このnote記事SabaRadio(サバラジオ)では、さばイバル・プロジェクトの一員で、事業化と発信担当でもある僕、横山拓也が、

    ・サバ完全養殖の実用化研究に漁業者として携わる者
    ・サバをはじめとした美味しい魚たちを皆さんの食卓に送る事業化を担う者

    の、両方の視点で発信していきます。

    今、僕たちの食卓、そして生産現場でもある海で、魚たちがどんな状況にあるかをひもといていき、未来を創造するための考察を、あれこれつづっていきたいと思います。

    できる限り公式のデータに基づきながら、わかりやすくお伝えできればと思っています。

    とはいえ、現場の漁業者、そして研究に携わる者の視点なので、お読みくださる皆さまからのご指摘やご意見からも、広く学ばせていただけるとうれしいです。

    ところで、このSabaRadio、文章版としてこのnote、音声版としてPodcastの両方で発信していきます。
    それぞれ、同じテーマを違った切り口や素材で掘り下げていきますので、お楽しみに。

    Podcastでは、全日本さば連合会会長でもある小林崇亮さん(本業は広告のプロフェッショナル)、またAIアシスタントのマリンちゃんと、3人でおしゃべりしつつ、時々ゲストもお迎えします!
    ちなみに、サムネの左が僕、真ん中がマリンちゃん、右が小林崇亮さん。

    次回#01からは、いよいよ本題へ。
    今日は、まずご挨拶。#00ということで、これからどんどん話していくので、どうぞよろしくお願いします!

    【さばイバル・プロジェクト】

    代表機関:公立大学法人福井県立大学 海洋生物資源学部 先端増養殖科学科
    連携機関:ふくい水産振興センター(福井県水産試験場)/田烏水産株式会社/株式会社わかさかな
    研究支援・事業化指導:文部科学省JST 大学発新産業創出基金事業(テックスタートアップ北陸《TeSH》)/ほくほくキャピタル株式会社/株式会社RICH 

    ポッドキャストも始めました!


     
     
    福井県立大学を代表機関とした、ふくい水産振興センター、田烏水産株式会社、株式会社わかさかなの産学官連携体制でのサバ完全養殖実用化研究『さばイバル・プロジェクト』。 僕は、プロジェクトの一員の横山拓也。海面での研究、事業化、発信担当。漁業者で、生物工学研究者です。

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