
ついに大阪・関西万博に行ってきた!#2
前回に続き,一時帰国中の大阪・関西万博の訪問記をお届けする。
2日目
2日目は地下鉄で夢洲駅まで行き,東ゲートから入場した。



関西パビリオン
この日は最初に関西パビリオンを訪れた。関西の各府県が集まり展示をしているパビリオンである。いずれの府県もユニークなブースで魅力をアピールしていて,観光見本市のような感じで面白かった。





鳥取県は鳥取砂丘の砂が敷き詰められた部屋での体験型ブースだった。渡されたデバイスで鳥取県の魅力の紹介を見た後に,鳥取砂丘の砂へのプロジェクションマッピングを見る。砂丘が有名な鳥取らしいブースである。


福井県のブースも体験型だった。赤外線ライトを壁に当てて恐竜の化石を発掘したり恐竜時代を再現した映像を見たりする体験で,さすが恐竜王国の福井だと感じた。

京都のブースでは,歴史的建造物のイメージに反して森林浴などウェルネス系の紹介があり,京都の新たな一面が見られた。
ネパール
関西パビリオンのすぐそばには工事が遅れて7月にオープンしたネパールパビリオンがある。ネパールパビリオンは食事が充実していると聞いていたので,どんなものがあるのか覗いてみた。確かに様々な食べ物があり,その中でもチーソチャウチャウ(カレーつけ麺)というものが特に気になったので食べてみた。つけだれは日本のカレーとは違う味だったが,これがとても美味しかった。

ベルギー
次も食べ物目的である。ワッフルが美味しいと聞いていたので食べたいと思いベルギーパビリオンにやってきた。ここではチョコチップが入っているワッフルを買って食べたが,これが程よい甘さで噂通り美味しかった。


TECH WORLD
お腹を満たしたら次に TECH WORLD へ行った。台湾の民間企業が運営するパビリオンである。半導体大国台湾のパビリオンということで,台湾好きかつテック好きの私としては特に行きたかったのだが,人気が高いようで予約は取れず,待機列に並んで入った。大人気なので2時間待ちだったが,待機列の殆どは大屋根リングの下だったためそこまで苦ではなかった。
中に入ると最初に腕時計型のウェアラブル端末をつけて,ライフ,ネイチャー,フューチャーの3つのエリアを順に見て行く。最初のエリアでは同期した複数のタブレットを用いた映像演出を見たが,これが圧巻だった。その先にはナノスプレーという技術を用いて絵柄が印刷された胡蝶蘭の展示があった。最初は造花かと思ったが,これが本物の花だというのには驚きだった。
最初のほうのこれらの展示は良かったが,ネイチャーとフューチャーのエリアは映像がメインだった。もっとテック要素が強いのを期待していただけに少し残念である。





最後にウェアラブル端末によって解析された,どのエリアが一番響いたかの結果を確認する。結果はネイチャーと出たが,多分映像を見るときに座った姿勢が少しきつかったせいである。


パビリオンの出口には小さなショップがある。飲食もあるが,台湾かき氷などの食べ物は売り切れだったので,台湾烏龍茶を頼んでみた。ファミマにある台湾烏龍茶とも違う感じで少し甘みがあり好みの味では無かった。


遊んでい館?
TECH WORLD の隣には様々な店が集うマーケットプレイスがあり,その中の「遊んでい館?」という場所ではミャクミャクカラーのジェラートが売られていた。見た目が愉しめるだけでなく,味もめちゃくちゃ美味しくてとても良かった。


外食パビリオン 宴
その後は前日も訪れた外食パビリオンへ行った。関西パビリオンの鳥取ブースで,外食パビリオンで期間限定の鳥取和牛ハンバーグがあると聞き,食べたくなっての再訪である。しかし,この日はすでに売り切れだったので,1970年の万博で売られたものを再現したというソフトクリームと,午後限定販売のしらすコロッケを食べた。どちらも美味しくて,特にしらすコロッケはただでさえ美味しいコロッケにしらすの塩味が良いアクセントになっていて素晴らしかった。


PASONA NATUREVERSE
次にパソナのパビリオンへ行った。こちらも人気が高く予約が取れなかったため,先着入場で30分ほど待って入った。アンモライトやiPS心臓の展示が見たくて入ったパビリオンで,これぞ万博といった感じの内容で非常に満足度が高かった。
入って最初のところには,1970年の万博の生命の樹をモチーフにしたという生命進化の樹がある。その先に複数の大きなアンモライトが展示されていた。なるほど,このパビリオンは生命の進化がメインテーマなのだ。








アンモライトが展示されている場所を抜けると話題のiPS心臓がある。iPS心臓は小さいが確かに鼓動している。隣にはiPS心筋シートがあり,こちらも機械でも無いのに一定周期で動いている。医療技術の凄さを目の当たりにした瞬間だった。


その先でも個人のデータから最適な睡眠環境を用意するという未来のベッドや,頭で考えるだけで動かせるロボットなど,未来感溢れる展示があった。万博といえばいろんな国の展示が集まる以上に未来の技術が見られる場所というイメージが強かったので,パソナのパビリオンはそんなイメージ通りの場所で非常に満足である。



パビリオンの出口ではフォーチュンクッキーを売っていた。淡路島で使えるクーポンが当たるという。試しに1個買って食べてみた。結果は玉ねぎがもらえる中吉だった。淡路島の玉ねぎは食べたかったが,アメリカに居て行けないのでクーポンは友人に託した。

イタリア
パソナのパビリオンを出て次にイタリアパビリオンへ行った。こちらも大人気のパビリオンで,先着入場の待ち時間は5時間だった。美術品の展示がメインのようで,美術の知識が少ない私は楽しめないだろうから行かなくていいかと思っていた。しかし,友人が運良く予約を取れていたので入ってみると,実際には美術の知識が無い私でも凄さがわかる有名な美術品が展示されていて愉しむことができた。


日本とイタリアの交流を象徴する展示に感じた

来年の五輪の聖火トーチが万博に展示されているとは驚き

マドリードでもアトラス時計を見たが,天球を支える姿は宇宙科学好きには魅力がある。

キリスト教圏のヨーロッパで特に重要であろうこの像が日本に居るとは驚きである





いのちめぐる冒険
お腹が空いてきたので夕飯を探していると,シグネチャーパビリオンである「いのちめぐる冒険」で絶滅危惧茶なるものを発見した。生産者が減少した希少なお茶だそう。私はお茶が好きなので,釜炒り番茶なるものを試してみた。若干の渋みがある味で美味しかった。


ロボット&モビリティステーション
さらに夕飯を探して歩いているとロボット&モビリティステーションなる場所を発見。飯とはかけ離れているが,テック好きとして気になり入ってみた。開発中のロボットが展示されている場所だが,夜のこの時間にはもう実演などはしていなかったのが残念だった。

フランス
ロボット&モビリティステーションの近くにフランスパビリオンがある。パンが美味しいとツイッターで話題で気になっていたので,パビリオンの下にあるパン屋に寄った。夜だからか売り切れも多く,残っていたクロワッサンを購入。ふわふわで美味しかった。


マレーシア
さすがにパンだけでは足りないので,近くのマレーシアパビリオンで夕食を調達した。ロティーチャナイというものを購入。薄いナンみたいなものをカレーに付けて食べるものですごく美味しかった。



大阪ヘルスケア
この日は最後に大阪ヘルスケアパビリオンに入った。この時間には待ち時間なしで入れた。iPS心筋シートや人間洗濯機の展示があるということで,パソナ館と並んで万博感があり特に入りたかったパビリオンである。さすが大阪ヘルスケアとあってか,未来のヘルスケアとしてのiPS心筋シートや人間洗濯機の展示である。夜なのでもう人間洗濯機の実演は無かったが,実物を見られて満足である。


弱った心臓に3枚貼り付けることで動きを回復させるそう

このパビリオンの面白いのは,ヘルスケアだけでないところである。さらに進むと日本の伝統技術の展示があった。特に,たたら製鉄の展示と木から作ったお酒というのが興味深かった。たたら製鉄は,一度は無くなったものの復活し現在は奥出雲で続けられているそう。たたら製鉄では生成された鋼の中の特に純度が高い玉鋼と呼ばれる部分が取り出され,堺打刃物という,外国人にも人気のある質の高い刃物の原料になっているそう。




パビリオンの最後には飲食店が並んでいた。その中でも気になったあぐー豚の生姜焼きサンドを食べた。美味しい豚肉の入ったポーたまおにぎりといった感じで最高だった。

3日目
3日目も東ゲートから入場した。この日は午後の便でアメリカへ行くため昼までしか居られないので,食べ物の店と予約していたパビリオン,そして大屋根リングだけに寄った。
入って早速うなぎパイジェラートなるものを見つけたので食べた。ソフトクリームの見た目だが確かにジェラートの味で,中には砕かれたうなぎパイが入っておりすごく美味しかった。

飯田グループ×大阪公立大学
7日前抽選で予約を取っていた飯田グループのパビリオンに入った。大学との共同研究の展示ということで万博らしい未来感あふれるものが見られるかと期待していたが,実際にはコンセプト要素が強く期待したほどでは無かった。




外食パビリオン 宴
その後は3日連続の外食パビリオンである。前日に売り切れで食べられなかった鳥取和牛のハンバーグを食べる。ハンバーグの肉が美味しく食べられて良かったと感じた。

大屋根リング
そして最後に大屋根リングを散策した。今回の万博のアイコンである大屋根リングに,万博を発つ直前になってようやく上った。万博の賑わいを眺めながら散策できて,万博会場に最後のお別れを言うにはちょうど良い場所だった。




アメリカ留学からの一時帰国中に訪れた万博だったが,3日間ではもの足りず,万博が開催されるこの年に留学へ行ったのを後悔するほど楽しかった。
