
ついに大阪・関西万博に行ってきた!#1
今年4月から開催している話題の大阪・関西万博。万博が始まる前から行きたいと思っていたが,アメリカ留学のためなかなか行けなかった。そんな中,今回一時帰国をした間に行ってきた。
EXPOグランドリーム1号
万博に行くには様々な交通手段があるが,今回は東京駅からEXPOグランドリーム1号という夜行バスで向かった。この夜行バスは万博会場の西ゲートに到着する。

夜行バスは途中2箇所で休憩がある。翌日の万博に備えて寝ていたほうが良いとは思うが,やはり深夜のPA/SAに出る欲には勝てず,いずれの場所でも一旦バスを降りた。


ここにいる間に夜が明けてきた



1日目
万博1日目は夜行バスが到着した西ゲートから入場した。


BLUE OCEAN DOME
万博会場に入って早速「今の時間なら予約無しで入れます」というお兄さんの元気な掛け声に惹かれ,BLUE OCEAN DOME というパビリオンに入った。入って最初の場所では鹿威しのようなものから水滴が流れ落ちる単純だが美しい展示が現れる。このパビリオンは海洋ごみ問題をメインテーマにしたパビリオンで,次の部屋では球状の画面に流される映像を見る。映像は美しい海がごみに汚されている様子を言葉を使わずに見せるもので,海洋ごみの危険性が潜在意識に語りかけられる感じがした。



外食パビリオン 宴
次に入ったのは外食パビリオンである。日本の外食産業が集まったパビリオンで,2階には様々な展示があり,1階に軽食屋が出店していた。2階の展示は殆どが参加型のようで入れなかったが,その中でミライチョコ診断というものを体験できた。性格診断的なものを受けてその結果に提示されたチョコレートを貰えるというもので,私の診断結果はミルクチョコだった。好き嫌いが少ないバランス舌と出たが,実際は私は好き嫌いの多い人間なので信憑性に欠ける診断結果である。



1階には様々な軽食の出店があったが,その中でも象印が出店しているおにぎりの店が気になり立ち寄った。日本各地の料理をイメージしたおにぎりがあり,長門のガーリック焼き鳥おにぎりを食べたが,ガーリックの味がいい感じに効いていて美味しかった。


バーラト(インド)
外食パビリオンを出ると正面にあるインドパビリオンが空いていたのでそこに入った。インドの工芸品から最新技術の紹介まで,インドらしさを感じる展示が充実していて面白かった。




スパイスの味が良い感じで美味しい
サウジアラビア
次にインドの近くにあるサウジアラビアパビリオンに寄った。砂漠のイメージの強さに反して海洋系の技術の展示が面白かった。


スペイン
サウジアラビアを出て隣のスペインパビリオンに入った。最初の部屋では日本との歴史的なつながりや海洋系の展示があり,次の部屋ではオレンジに染まった中でスペインの観光地を紹介しており,充実したパビリオンだった。


タイ
次にその隣のタイパビリオンに入った。タイの陽気なお姉さんの案内で最初にビデオを見てから展示に進む方式だった。展示はタイの先進的な医療技術が紹介されていて興味深い内容だった。
パビリオンの出口には土産と軽食の販売があり,タイ風焼き鳥というものを食べた。焼き鳥というよりはローストチキンといった感じで,もち米と一緒に食べる日本人にも合う味だった。


夜の地球
その次に夜の地球というパビリオンに入った。輪島塗の地球儀や輪島塗で再現された都市の夜景が展示されており,その美しさに目を奪われた。ここには並ばずに入れたが,なぜ空いていたのか不思議な程には良い展示だった。




null²
その後は落合陽一先生が手掛けたパビリオンである null² を訪れた。授業で落合先生がゲスト講師として来てくださった際に紹介され行きたいと思っていたパビリオンだが,数あるパビリオンの中でも特に人気があるようで予約は取れなかった。ところが,数日前よりウォークスルーモードというものが導入され,立ち止まらずに歩いて中を通過するだけだが並んで中に入れるようになり,短い時間だが内部も愉しめた。この日は「胡蝶の夢」と呼ばれる演出がされていた。外観だけでなく中の映像も非常に美しく,人気が高い理由がよくわかる。可能ならダイアログモードでじっくり楽しみたかった。




北欧館
次に北欧館を訪れた。北欧諸国が共同で運営するパビリオンである。待機時間中はスタッフが北欧諸国の言葉を紹介してくれて面白かったが,内部は映像がメインでそこまで面白みは感じなかった。


ポルトガル
軽食を求めて次にポルトガル館に行った。展示はだいぶ並んでいたのでテイクアウトの食事だけである。バカリャウコロッケとエッグタルトを買った。バカリャウコロッケは2週間前に現地で食べた干し鱈の味が感じられて良かった。エッグタルトは生地が柔らかくて甘く,2週間前に食べた本場のものには劣るなと感じた。


未来の都市
軽食を摂った後は未来の都市というパビリオンを訪れた。協賛企業がそれぞれの最新技術を展示するパビリオンで,万博といえば新しいものが見られるというイメージのあった私にとっては万博らしい展示のひとつである。最新のものが見られて面白いのに,西ゲートのさらに先の僻地にあり少し行きづらいのが残念である。




フューチャーライフビレッジ
未来の都市の隣にはフューチャーライフビレッジという,こちらも各企業が集まって展示している場所があり,軽く立ち寄ってみた。JAXAの探査機の模型の展示や最新のリサイクル技術の展示など,小規模ながらも面白い場所だった。

日本館
次に日本館を訪れた。火星の石があるということで行きたかったパビリオンである。Plant, Farm, Factory の3つのエリアに分かれており,エネルギーを循環させて利用する技術が美しい演出で展示されていて,この日に訪れたパビリオンの中で最も満足度が高かった。
入って最初のエリアは Plant である。ここでは万博会場で集められたゴミをバイオプラントに運び,発酵の力で発電している様子が紹介されていた。日本の食にも使われる微生物の発酵の力の可能性を感じられる展示だった。





Plant から一旦中庭に出て,次のエリアは Farm である。中庭には池があるが,この池にはゴミから出てきた水を綺麗にしたものを使っているそう。Farm エリアに入ると最初に話題の火星の石がある。火星の石の手前の壁には触れるスライスされた火星の石があるが,こちらはスライスされたものでツルツルしていて,火星の石を感じられた気はしなかった。

池の水はゴミから出たものを再利用している



Farm エリアでは循環する資源として藻類に焦点を当てている。藻類をモチーフにしたキティちゃんの展示でいろいろな種類の藻類を知れたり,藻類が光合成しながら流れる管の中を歩けたりと,こちらもなかなか興味深い展示だった。




最後に Factory エリアである。ここでは,藻類を原料にしたバイオプラスチックでのものづくりや,日本の「やわらかい」素材を使ったものづくりが紹介されていた。

カナダ
日本館を出たら夕食を摂るためカナダパビリオンに向かった。ツイッターで話題になっていて食べたいと思っていたプティーンが目的である。カルガリーロデオプティーンという,牛肉とベーコンも載った贅沢なものを注文した。グレイビーソースとチーズが絡んだフレンチフライが噂通り最高な味だった。さらにメープルソフトクリームもいただいた。メープルの味がしっかり効いていて甘くこちらも凄く美味しかった。



コモンズB
この日の最後には複数の国の展示ブースが集まるコモンズ館に行った。コモンズ館はAからFまであるが,今回訪れたのはツイッターで話題のナウルがあるコモンズBである。話題のナウルは自国のキャラクターのグッズなどを並べていて面白かった。他の国もオリジナリティのある展示で短い時間ながら見応えがあった。









万博の閉場は22時だが,余裕を持って21時過ぎには会場を後にした。それでも皆が帰る時間なので混んでおり結局夢洲の駅から電車に乗れたのは22時だった。



今回は万博には3日間行ったので,翌日も再び万博を訪れたが,その様子はまた次回お届けする。