
1日1便の航路を通る「奄美群島アイランドホッピング」のフライトに乗ってきた
先日、南西諸島の島々でアイランドホッピングのフライトに乗った際、奄美群島のアイランドホッピングルートにはこの時に乗った 那覇-沖永良部-徳之島-奄美-徳之島-鹿児島 とは別のルートがあることを知った。そのルートは往復で航路が異なり、往路は 鹿児島-奄美-喜界-奄美-与論-那覇、復路は 那覇-奄美-喜界-奄美-鹿児島 とホッピングする。このルートは、日本最短の定期航空路線である奄美-喜界線と、1日に片道1便しかない奄美-与論線・那覇-奄美線を含む、特徴的なものである。今回は、そんなアイランドホッピングルートのフライトに全区間搭乗してきた。

JL659〜JL3730 HND✈ASJ✈KOJ
奄美群島のアイランドホッピングルートは鹿児島を朝イチに出発するため鹿児島で前泊する必要がある。今回は鹿児島へは直行便ではなく奄美経由で向かった。


奄美群島アイランドホッピング
JL3721 KOJ✈ASJ
翌朝は鹿児島からアイランドホッピングルートに乗っていく。1便目は鹿児島から奄美へ向かう便である。
この日は春の嵐と言われるほどの大荒れの天気で飛ぶか微妙だったが、出発が30分遅れたもののなんとか無事に出発してくれた。アイランドホッピングの楽しみである、空から見る島々の景色は期待できないが、ちゃんと飛んでくれただけありがたい。




JL3831 ASJ✈KKX
2便目は奄美から喜界である。以前搭乗したことがある沖縄県の北大東-南大東の航空路線の廃止により、この路線が日本最短の定期航空路線となった。さすが日本最短路線とあり、離陸してからわずか10分で喜界に着陸した。







JL3830 KKX✈ASJ
喜界からはそのまま折り返して奄美へ戻る。しかし、搭載した手荷物の確認が必要になったようで30分近く遅れが増え、さらに天候が悪化したため回復を待ってからの離陸となり、奄美には1時間5分遅れての到着となった。



JL3861 ASJ✈RNJ
奄美から今度は与論へのホッピングとなる。奄美と与論の間は、1日にこの1本しかフライトが無い。与論までの航路上では前回のアイランドホッピングルートで寄った徳之島と沖永良部島の上空を通るが、悪天候でそれらの島の姿は殆ど見えず残念だった。









JL3866 RNJ✈OKA
与論からは折り返し地点となる沖縄・那覇へ飛んでいく。鹿児島県最南端である与論島から沖縄は近く、離陸から5分ほどで沖縄県上空に差し掛かり、離陸から30分で那覇空港に着陸した。




JL3867 OKA✈ASJ
沖縄・那覇からは折り返して奄美へ向かう。往路は奄美から一度与論に寄ってから那覇へ向かったが、復路は那覇から奄美までノンストップとなる。この那覇と奄美を結ぶ便は、奄美-与論便と同様、1日にこの1本しか無い。
鹿児島-奄美-喜界-奄美-与論-那覇-奄美-喜界-奄美-鹿児島 のアイランドホッピングルートは、基本的に全て同一の機材で運航される。しかし、今回はなんと那覇で機材変更となり、もうひとつの奄美群島アイランドホッピングルートの便の機材と交換になった。おそらく遅延を減らすためだろうが、那覇空港周辺の悪天候で天気の回復を待ったため結局1時間20分遅れの出発となった。
那覇を離陸したら与論島、沖永良部島、徳之島とこれまでのアイランドホッピングで寄った島の横を通って行くが、滑走路変更で島々の見える席が座った席と反対側になってしまったうえ、そもそも雲が分厚くて見えなかった。



JL3837 ASJ✈KKX
奄美からは本日2度目の喜界への往復である。1日に2往復ある日本最短の定期航空路線の奄美-喜界便は、2往復ともこのアイランドホッピングルートに含まれている。







JL3836 KKX✈ASJ
本日2度目の喜界からは再び折り返して奄美へ戻る。この便の飛行時間はこの日で最も短い7分間だった。さすが日本最短定期航空路線である。喜界での驚異の20分折り返しと相まって、奄美の到着は50分遅れにまで回復した。



JL3734 ASJ✈KOJ
そして今回のアイランドホッピング最後の便で奄美を離れて鹿児島へ向かう。この日は奄美を4回ずつ離着陸したが、この便はこれまでとは逆向きに離陸した。
この便は本来であれば日没の2分前に鹿児島に到着するが、遅延は少し回復したものの到着は45分遅れで、鹿児島に着くのは日没後となった。





JL654 KOJ✈HND
奄美群島のアイランドホッピングを終え鹿児島に到着したら、鹿児島空港内の山形屋という店で夕飯に黒豚チャーシューメンを食べた後、羽田行きに乗り継いで帰路についた。
今回はそもそも鹿児島発羽田行きの最終便を取っていたが、このアイランドホッピングルートは最後に鹿児島から羽田行き最終便の1本前に乗り継ぐことができ、今回みたいに遅れても最終便には間に合う。



前回とは違うルートの奄美群島アイランドホッピングは、アイランドホッピングの楽しみである空から見る島々の景色は天気に恵まれず愉しめなかったが、日本最短の定期航空路線や1日に片道1便しかない路線に乗れるという貴重な体験ができた。