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瀬戸内の海の景色に心奪われる 日本最長片道きっぷの旅#9

     最も経路が長い片道きっぷで日本全国を巡る「日本最長片道きっぷの旅」。今回は、美しい海と島々の景色に心を奪われながら瀬戸内海沿いを進んだ、8日目の記録をお届けする。

    広島

     8日目は広島からスタート。まずは、路面電車に乗って広島といえばの原爆ドームへ行った。

     原爆ドームには中学生の頃にも訪れたことがあるが、今見るとより重く感じる気がする。それは、単に歳をとったからではなく、ウクライナや中東などで今も戦争が起きているからでもあると思う。

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    新しくなった広島駅から原爆ドームへ
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    原爆ドーム
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    元安川沿いに佇む
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    原爆投下前の写真と見比べてみるとその威力がわかる
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    今や原爆ドームの背後にはビルが立ち並び平和を感じる

    広島▷呉

     広島駅に戻りこの日の移動を始める。まずは呉線の列車に乗り、呉駅に向かった。

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    【50本目: 広島-呉】
    山陽本線・呉線 618M
    227系 クモハ227-70
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    朝日に照らされる瀬戸内海を見ながら進む

    呉

     呉では今年4月にリニューアルオープンした大和ミュージアムへ行った。
     呉といえばの観光地であるからか、朝から多くの人が訪れていた。大和ミュージアムの目玉である戦艦大和の10分の1模型だけでなく、歴史の解説展示や技術の展示なども多く充実していた。
     歴史の解説展示では、呉に海軍の鎮守府を作ることになった時から、呉市の設立、太平洋戦争の開戦以降の戦況の変化や国民生活への影響、そして終戦後の呉まで、呉の歴史や太平洋戦争に関する解説が充実しており、なかなか見応えがあった。
     今回は1時間程度の時間を取ったが、想像以上の充実ぶりで時間が足りず、3階の科学技術展示室までは見られなかったので、ぜひまた来たい。じっくり見るなら3時間は必要だ。

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    大和ミュージアム
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    隣には潜水艦が展示されているてつのくじら館がある
    こちらは営業開始が10時からなのもあり行っていない
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    大和ミュージアムに入ると早速戦艦大和の10分の1模型が目に入る
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    戦艦大和の10分の1模型はなかなかのスケールである
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    昔の船はこんな蒸気機関車のような動かし方をしていたのか
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    呉に海軍の鎮守府を設立した時からの歴史の解説が展示されている
    海軍の拠点となる鎮守府は呉のほか佐世保・舞鶴・横須賀に置かれたそう
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    太平洋戦争に関する展示も充実していて勉強になった
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    3階には科学技術展示室があるが時間がなく見られていない
    こちらもなかなか面白そうなので再訪したい
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    大和ミュージアムからは呉の港も見えた

    呉▷尾道

     呉駅に戻って再び呉線の列車に乗った。
     呉駅から広行きの列車に乗り、終点の広駅で三原行きに乗り換える。

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    【51本目: 呉-広】
    呉線 5600M 快速安芸路ライナー
    227系 クモハ227-36

     広駅から三原駅までの呉線の列車はところどころで瀬戸内海の海を見ながら進む。特に、忠海駅の先の区間は海のすぐそばを走り、瀬戸内海とその先に浮かぶ島々が綺麗に見えた。

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    【52本目: 広-三原】
    呉線 114M
    227系 クモハ227-101
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    忠海駅の先では海のすぐそばを走行した
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    瀬戸内海の海と島々を車窓に見ながら進む

     終点の三原駅ではその先の福山方面の列車に乗り換えるが、呉線の列車が到着する1分前に福山行きが発車する。ちょうど三原駅に侵入する呉線の車内から、三原駅を発車する福山行きの列車が見えた。
     しかし、その福山行きの列車は隣の糸崎駅で20分ほど停車する。そのため、三原駅で後続の糸崎行きに乗ると、糸崎駅でその福山行きに乗り継げる。
     今回は糸崎駅の次の尾道駅で途中下車するため、糸崎駅で乗り換えてまた1駅で列車を降りる。つまり、三原駅からは2本の列車に1駅ずつ乗る必要があり、少々面倒だった。この接続はなんとかならないのだろうか。

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    【53本目: 三原-糸崎】
    山陽本線 316M
    227系 クモハ226-19
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    【54本目: 糸崎-尾道】
    山陽本線 4406M
    227系 クモハ227-100
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    この区間ではしまなみ海道の通る島々を横目に瀬戸内海沿いを進む
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    隣の尾道駅で列車を降りて途中下車

    尾道

     尾道の駅を出て、尾道の街並みや尾道水道、瀬戸内海の島々を一望できるという千光寺公園へ行った。
     千光寺公園の展望台へは、千光寺山ロープウェイに乗って行った。ロープウェイの山頂駅に着くとすぐそこに展望台があり、尾道水道と瀬戸内海の島々、さらにその先にしまなみ海道の尾道大橋と瀬戸内海を一望できる絶景が広がっていた。

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    ロープウェイで千光寺山を上っていく
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    山下りのロープウェイとすれ違い
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    ロープウェイの山頂駅を出てすぐの千光寺頂上展望台から尾道水道と向島、その奥に広がる島々を望めた。
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    反対側にはしまなみ海道の尾道大橋とその奥に島々が浮かぶ瀬戸内海が望めた

     「千光寺公園」と名が付いているが、その名にある千光寺は山の中腹にあり、ロープウェイは千光寺の上を通り過ぎていた。
     その千光寺は展望台から少し下ったところにある。尾道水道と瀬戸内海の島々を見渡す山の中腹に、その古風なお寺が佇んでいた。

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    尾道水道と尾道大橋、瀬戸内海の島々を望む山の中腹に千光寺の本堂が佇む。

     千光寺山ロープウェイは片道500円、往復700円で、往復で乗るつもりだったので片道あたりが安くなる往復で買っていた。しかし、千光寺まで下りてくると、展望台まで再び登るのがめんどくさい。そのまま下りたほうが手っ取り早いので、少しもったいないが千光寺から歩いて山を下った。

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    千光寺山ロープウェイを横目に見ながら歩いて山を下る
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    山を下りた先で山陽本線の踏切を越える

     麓に戻ってきたら、尾道といえばの尾道ラーメンを食べるべく尾道本通りのアーケード商店街を散策した。その通りの途中にあるくいしん坊千両という店で尾道ラーメンを食べた。細麺でスープはあっさりしていて美味しかった。

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    尾道本通りのアーケード商店街を歩いて尾道ラーメンの店を探す
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    くいしん坊千両という店で尾道ラーメンを食べた

    尾道▷福山

     尾道駅から再び山陽本線の列車に乗り、終点の福山で下車した。
     山陽本線の車両は先ほどまでは広島地区を走る RedWing だったが、ここからは同じ227系車両でも岡山地区の Urara である。

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    【55本目: 尾道-福山】
    山陽本線 4408M
    227系 クモハ227-560

    福山

     福山駅でも駅の外に出て、駅のホームからも見える福山城へ行った。
     福山城の天守閣は太平洋戦争末期の福山大空襲で焼失してしまったため、現在ある天守閣は復興天守である。松江城の現存天守を見てしまってからだと復興天守には入る気が起きなかったので、中には入らず福山城公園を散策した。
     現在の天守閣は本来あった場所の隣に建てられたようで、天守閣の北側には旧天守の礎石があった。
     また、福山大空襲を免れた建物である筋鉄御門と伏見櫓を、天守閣のある広場の南側で見ることができた。天守閣は焼失してしまったものの、未だ残る歴史的なものが見られて面白かった。

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    福山城公園を登っていく
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    福山城
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    復興天守の横に旧天守の礎石跡が残っている
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    旧天守の礎石越しに福山城の復興天守を見る
    白壁の福山城だが北側だけ鉄板張りとなっていたそうで、2022年のリニューアルでそれが復元されたそう。
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    天守閣から駅側に下りたところに福山大空襲を免れた筋鉄御門がある
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    筋鉄御門の隣に同じく空襲を免れた伏見櫓がある
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    福山駅のホームからも福山城が見える

    福山▷倉敷

     福山駅に戻り、山陽本線の列車に今度は倉敷駅まで乗車した。

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    【56本目: 福山-倉敷】
    山陽本線 424M
    227系 クモハ227-516
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    倉敷駅で下車した

    倉敷

     倉敷駅では駅を出て倉敷の有名観光地である美観地区へ行った。江戸時代の街並みを残す場所として人気の観光地だが、確かに柳並木の続く倉敷川沿いに白壁の町家が連なる古い街並みは風情があって良い。

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    美観地区の入口から古風な建物が連なる
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    倉敷美観地区
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    柳並木の続く倉敷川沿いに白壁の町家が連なる
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    古い街並みの中を散策する
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    川沿いの柳並木がより良い雰囲気を醸し出している
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    美観地区の入口にある果物小町という店で清水白桃と蒜山ジャージーミルクのミックスソフトを食べた

     倉敷はぶっかけうどん発祥の地だそう。そこで、美観地区を散策した後は、ふるいちというぶっかけうどん発祥の店で夕食を摂った。かけうどんもあっさりとした出汁の味が美味しいが、ぶっかけうどんの濃いつゆも好みだ。

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    倉敷うどんぶっかけふるいち仲店で夕飯にぶっかけうどんを食べた

    倉敷▷備中高梁

     倉敷駅から今度は伯備線の列車に乗る。この日は伯備線から次の路線への乗換駅である新見駅まで進みたかったが、宿が無かったので途中の備中高梁駅まで進む。
     特急やくも号の新型車両に乗ってみたかったので、倉敷駅から備中高梁駅までは大して距離は無いが特急やくも号に乗車した。

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    【57本目: 倉敷-備中高梁】
    伯備線 1021M 特急やくも21号
    273系 モハ273-105
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    高梁川を横に見ながら進んでいく
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    のどかな感じの備中高梁駅前
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    宿では昨日購入したもみじ饅頭を食べた
    ベーシックなこしあんがいちばんさっぱりした味
    ぶどう味のやつは匂いはすごい甘かったが味は甘すぎず美味しかった

    8日目のまとめ

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    列車乗車本数: 8 本
    乗車営業キロ: 201.4 km
    費用: 12,219 円

    訪れた観光スポット

    • 原爆ドーム

    • 大和ミュージアム

    • 千光寺公園

    • 尾道ラーメンくいしん坊千両

    • 福山城

    • 倉敷美観地区

    • 倉敷うどんぶっかけふるいち仲店


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    主に旅行記を投稿。いろいろなところへ旅行をしています。「日本最長片道きっぷの旅」実施中。総合旅行業務取扱管理者。

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