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北陸と飛騨の城下町の景色を堪能する 日本最長片道きっぷの旅#13

     最も経路が長い片道きっぷで日本全国を巡る「日本最長片道きっぷの旅」。今回は、若狭湾の景色を見ながら北陸へ進み、金沢と高山の、北陸と飛騨の有名な城下町を巡った、12日目の記録をお届けする。

    東舞鶴▷若狭高浜

     この日は東舞鶴からスタート。霧のかかった景色を見ながら東舞鶴駅へ向かい、小浜線の列車に若狭高浜駅まで乗車した。

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    霧のかかった景色の中を歩き東舞鶴駅へ
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    【84本目: 東舞鶴-若狭高浜】
    小浜線 925M
    125系 クモハ125-4
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    最初は霧がかっていたが、県境を越えると晴れてきた。

    若狭高浜

     若狭高浜駅で途中下車して城山公園へ行った。城山公園は若狭湾国定公園内にある高浜城の跡地で、日本海の荒波が作り上げた「城山八穴」と呼ばれる八つの洞穴が見られる。たくさんの奇岩がある光景は、複雑な入り江を有する若狭湾の中でも特に面白い。
     その中でも明鏡洞というのが高浜町の名勝として有名だそう。駅から歩いて明鏡洞の近くまで行ってみるも、それっぽいのが見つからない。城山公園の地図を確認してみると、目の前に広がるベビービーチ沿いを右に進むと明鏡洞のビュースポットがあるとの事。その通り歩いてみると、確かに穴が見えてきた。そんなとこにあるんかい!

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    明鏡洞の近くに着いたがそれらしきものが見当たらない…
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    ベビービーチ沿いを歩いていくと明鏡洞が現れた!
    確かにこれは不思議な穴である

     城山公園内には他にもビュースポットがあるようだったので天王山の遊歩道を歩いてみた。山の上からは眩しい朝日に照らされた若狭湾を望めた。

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    天王山の中腹から若狭湾の美しい海を望む
    丸で囲んだのが城山八穴の鋏み岩
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    天王山展望台から眩しい朝日に照らされた若狭湾を望む
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    若狭和田と白浜の海岸が望める
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    天王山の麓には砂浜の海岸が続く

    若狭高浜▷金沢

     若狭高浜駅から再び小浜線の列車に乗る。今度は終点の敦賀駅まで乗車し、敦賀駅で北陸新幹線に乗り換えて金沢を目指す。
     小浜線の列車の車窓からは小浜駅あたりまでところどころで若狭湾が見えた。

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    【85本目: 若狭高浜-敦賀】
    小浜線 927M
    125系 クモハ125-8
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    若狭本郷駅の先では若狭湾にかかる立派な橋が見えた
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    その先でも若狭湾の海を見ながら走る
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    敦賀駅で北陸新幹線に乗り換え
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    【86本目: 敦賀-金沢】
    北陸新幹線 8E つるぎ8号
    W7系 W723-112
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    街並みを見ながら敦賀駅を発車
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    のどかな風景の中、北陸を進んでいく。奥にはちらっと日本海も見えた。

    金沢

     金沢駅で途中下車し、駅からバスで金沢といえばの観光地である兼六園へ行った。
     江戸時代の回遊式大名庭園の特徴をそのまま今に残す庭園で、本来は兼ね備えることが難しい「六勝」という六つの優れた要素があるということから「兼六園」と名が付いたそう。
     日本人も結構居たが、やはり外国人も多い。これぞ日本の侘び寂び!という感じが外国人にウケてるのだろう。

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    有名な鼓門のある金沢駅に降り立つ
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    バスに乗り兼六園の麓に到着
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    兼六園に入っていく

     兼六園を代表する、徽軫灯籠(ことじとうろう)と唐崎松のある霞ヶ池の風景は確かに美しく、人気が出るのも頷ける。
     他にも、土を盛り上げて若松を植え、後に土を除いて根を露わにしたという根上松や、翠滝の流れる瓢池など、美しい情景を愉しめた。

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    右手前に徽軫灯籠、左側に唐崎松のある、兼六園を代表する霞ヶ池の風景。
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    徽軫灯籠があるのとは反対側から見る霞ヶ池も綺麗だった
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    霞ヶ池の横には日本海まで望めるという眺望台があるが、木々が多くあまり眺望は良くない。
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    その名の通り根が上がっている根上松
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    翠滝と灯籠の情景が美しい瓢池

     兼六園の隣には金沢城公園もある。こちらは天守閣のない城跡である。天守閣は1602年に落雷で焼失して以来再建されていないそうで、本丸跡は木々に囲まれた森になっている。
     そんな金沢城だが、兼六園側の出入口である石川門から入ると、三の丸広場の先に復元された立派な五十間長屋を見ることができる。その先で橋爪門を通ると二の丸広場に出るが、こちらは工事中だった。

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    兼六園前の石川門口から金沢城公園へ
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    三の丸広場の先に復元された五十間長屋を見る
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    橋爪門を通り二の丸広場へ
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    二の丸広場は工事中だった
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    大手門口から金沢城公園を離れる
    出入口の名前になっている大手門は無かった

     大手門口から金沢城公園を離れ、ひがし茶屋街へ行った。ここは国の重要伝統的建造物群保存地区として、かつて茶屋街としてにぎわった町並みが保存された地域だそうで、古い街並みの中の散策を愉しめた。

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    古い街並みが美しいひがし茶屋街

    金沢▷富山

     金沢駅に戻ったら、その先を目指して再び北陸新幹線に乗り、富山駅で下車した。

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    【87本目: 金沢-富山】
    北陸新幹線 564E はくたか564号
    W7系 W723-101
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    富山駅で北陸新幹線を降りる

    富山

     富山駅では高山本線に乗り換えるが、乗継の合間に西町大喜という店で富山らしいブラックラーメンを食べた。ブラックラーメンの黒いのはラーメンスープの醤油が濃いためで、ライスと一緒に食べるとちょうど良い。

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    西町大喜という店で富山ブラックラーメンを食べた

    富山▷高山

     富山駅からは高山本線に乗る。まずは猪谷行きの列車に終点の猪谷駅まで乗車した。

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    【88本目: 富山-猪谷】
    高山本線 860D
    キハ120系 キハ120-318

     猪谷駅ではその先に行く列車に乗り換え、高山駅まで乗車した。ここまではJR西日本だったが、ここから先はJR東海の区間になる。今回の旅で最初のJR東海の列車である。

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    【89本目: 猪谷-高山】
    高山本線 830D
    キハ25系 キハ25-104
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    車窓に渓谷美を見ながら進む
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    高山駅で途中下車

    高山

     高山駅で途中下車し、高山の街を散策した。高山城の城下町として発展したこの場所には古い街並みが残り、有名な観光地となっている。今回の旅で訪れた京都や金沢は、確かに外国人にも人気があるが、日本人も半分以上は居た。しかし高山は外国人が8割程で、もはや外国人のためのテーマパークだった。
     そんな高山の古い街並みだが、今回の旅でこれまで訪れた古い街並みにはうだつがあったのに対し、こちらはうだつがなく、他の場所とは違った街並みが見られて面白かった。

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    三町伝統的建造物群保存地区
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    多くの人で賑わっていた
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    「古い町並」の碑もあった
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    丸明という店で飛騨牛入りのコロッケを買い食べ歩き

     古い街並みの中心部である三町の重要伝統的建造物群保存地区は多くの人で賑わっていたが、その先にある大新町の伝統的建造物群保存地区は空いていて、静かな中を散策できた。

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    大新町伝統的建造物群保存地区
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    三町の先まで行くと空いていて静かな中を散策できた
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    日没後の街並みも美しい

     夕飯には半兵衛という店で高山といえばの高山ラーメンを食べた。この日は昼もラーメンだったが、どちらもその土地の名物だから仕方ない。濃口のブラックラーメンとあっさり系の鶏ガラスープのラーメンとで種類が違うので良いだろう。スープが縮れ麺に絡んで美味しかった。

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    半兵衛という店で高山ラーメンを食べた

    高山▷下呂

     既に日は暮れ真っ暗だが、この日は下呂駅まで進む。再び高山本線の列車に乗り、1時間ほどで下呂駅に到着した。

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    【90本目: 高山-下呂】
    高山本線 1728C
    キハ25系 キハ25-1006

    下呂

     この日は木曽屋という下呂温泉の宿に泊まった。下呂温泉では複数の源泉のお湯をタンクにまとめて集中管理し各旅館やホテルに分配しているようで、どの宿に泊まっても泉質は同じだそう。ぬるぬるした泉質だったのでアルカリ性かなと思い、湯上がり後に分析表を見てみると、やはりその通りだった。

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    夜の温泉街も美しい
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    下呂温泉の温泉分析表
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    下呂温泉の源泉は集中管理されているよう
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    丁寧に温泉システムの解説もあった
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    湯上がり後には飛騨の牛乳を飲んだ

    12日目のまとめ

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    列車乗車本数: 7 本
    乗車営業キロ: 405.5 km
    費用: 19,379 円

    訪れた観光スポット

    • 城山公園

    • 兼六園

    • 金沢城公園

    • ひがし茶屋街

    • 西町大喜

    • 三町伝統的建造物群保存地区

    • 半兵衛

    • 木曽屋


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    主に旅行記を投稿。いろいろなところへ旅行をしています。「日本最長片道きっぷの旅」実施中。総合旅行業務取扱管理者。

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